て日々

2026年1月

目次へ

非常勤の講義の成績処理を、ほぼ終わらせた。「ほぼ」だ。詳しい事情はここには書くまい。ともあれひと安心である。午後は散歩に出かける。伊予鉄高島屋7階の催し会場でムスメがバイトしている。買い物に来たらいいのに、みたいなことを言われたので行ってみた。結果、バレンタインのチョコレート売り場というものはとても楽しいものだということを知った。なにより、訪れる人がみな基本的に上機嫌だからね。いつも一色楽器で世話になっているから、一箱チョコを買って持って行き、例によってしばし無駄話をして帰ってきた。

【メモ】通常の言語感覚では「一直線上に並ぶ」と「同一平面上にある」とはかなり違うし、それらは「同じ3次元空間上に配置される」というのと、決定的に違うニュアンスを持つ。3次元空間というのは、われわれにはとても自由な空間と感じられる。いっぽう、現実世界の複雑な事象は、あえて数学的に記述しようとすれば、とても高い次元の空間での点の配置になっている。そういう高い次元の点の配置との比較でいうと、1次元的な「一直線上に並ぶ」と、2次元的な「同一平面上にある」と、さらには同じ一つの3次元空間にあるということですら、つまりは少数のパラメータの違いしかもたない制限された世界の話で、パラメータが1個か3個かというのは、ちょっとした程度の差ということになる。となると、ものごとを直観的なイメージで理解しようとする場合に、われわれの直観が3次元空間に縛られていることをわきまえておく必要がありそうだ。(いやもちろん、数学の世界で1次元と2次元と3次元の違いが重大だってことくらいわかってますよ。)

【メモ】言葉を使うということは、畢竟、言葉を濫用することなのではないだろうか。

というわけで金曜日も朝一番に授業をする。集合と位相Iの講義だ。同値関係の不変量が商集合からの写像を引き起こすという「写像の分解」の話をした。例年どおりの話を例年どおりにしたつもりなのだが、なぜか時間が余った。今年度に限ってなぜなんだ。

午後の卒業研究ゼミでは、ゼミ生たちが協力して発表の準備作業をするのを見守り、折に触れてアドバイスやコメントを加える。絶好調で作業が進んでいる途中で、あるゼミ生のノートPCがフリーズして、皆で肝を冷やした。ふむ。こういうことがあるから、データのバックアップはこまめにとるほうがいい。

帰宅して、煮豆を作り、晩飯のおでんを作った。水曜の夜に締め切ったレポートの採点をせにゃならんので、少し夜なべする。

昨日はやはりどこか浮き足立っていたらしい。毎日飲まねばならん薬を昨日飲み忘れているのに気づいたのが、未明の2時前だった。どうりでクラクラすると思った。2時半ごろにようやく就寝し、朝9時まで起きられなかった。で、歩いて大学に行くのだが、その途中で、また今朝も薬を飲み忘れたことに気づいた。まあ今回は早めに思い出せたし、大学に行けば研究室に薬の予備があるのでなんとかなる。しかしここ数日の落ち着かなさは問題だ。浮き足立っていると、そのうちまた道でつまずいてコケたりしかねないぞ。

幾何学概論の講義は、大学院のいろいろのスケジュールの関係上、今回を最終回にせにゃならん。それで、バナッハ・タルスキの定理の証明をなんとか終わらせ、期末のレポート課題を出した。そのバナッハ・タルスキの定理だが、「複製バージョン」はそれなりにちゃんと説明できたが、「拡大バージョン」の説明が、残り時間がなくて、ラジオの競馬中継なみの早口になってしまった。「複製バージョン」まできちんと済んだからには講義としての区切りはそれほど悪くないし、必要な証明を書いたレジュメだって配っているのだから、悪あがきせずに graceful に終わってもよかったのかもしれない。ううむ。やはりどこか気持ちがうわついているようだ。

続いて集合と位相Iの授業がある。今日は演習だ。前回までの反省を踏まえて、なるべく多くの学生に声をかけるよう心がける。この授業は、あと講義2回演習2回と期末テストが残っているが、残りコマ数が6回ある。どこかに休みを入れるしかない。というわけで急遽、来週の火曜日を休講とする。明日の講義で忘れずにアナウンスしなくては。

午前中に集合と位相Iの中間テストの採点を終わらせた。一昨日のうちに表の第1問から第5問までが済んでいたので、きょうは裏面の第6問から第10問を見て全体の集計まで済ませた。毎年のことだけど、写像による像にかんする証明問題は正解率が低い。

午後にオンラインの会議が2件あった。非常勤のレポート課題の〆切日で、深夜まで待って、374名からの提出があった。

料理もした。ひじきの煮物、切り干し大根の煮物、牛すじ大根、もやしの和え物。煮物をしながら、パソコンに向かってレポート提出を受け付ける作業をしていたら、ついつい煮物のチェックがお留守になって、牛すじ大根を普段よりだいぶ長時間煮込むことになった。牛すじがトロトロになって美味しくなったのはよかったが、大根が煮崩れる寸前だった。

明日の幾何学概論の授業の準備も忘れちゃいけない。バナッハ・タルスキの定理の証明をどうにか書き上げた。内容的にはこれで全部出揃ったわけだが、明日と来週で話を完結させ、しかも成績をつけにゃならん。

またまたリビングで寝落ちした。未明の妙な時分に目が覚めると、寝なくちゃいけないという考えと、寝るのがもったいないような気分で、葛藤しながらだらだら過ごしてしまうことが多い。ともあれ、3時半ごろ寝直して7時に起きて、朝飯を食ったら自転車で大学に行く。火曜日は1限に集合と位相Iの授業がある。きょうは同値類と商集合を定義し、例として整数の剰余類の話をした。次の日曜日に例年の高校生の科学研究のコンテストの審査員をするので、それに関連した予習を今日のうちにやっておかねばならない。午前中に集合と位相Iの講義をして午後に卒業研究の追加ゼミをしたせいか、金曜日のような気がしてしかたがないが、きょうはまだ火曜日なのだった。

夜はピアノのレッスンに行った。だいぶ譜面に慣れてはきたが、まだ運指が確定しないところが何箇所かある。引き続きがんばろう。

いまは松本卓也『ジャック・ラカン フロイトへの回帰』(岩波新書, 2026年)と山内志朗『ドゥルーズ 内在性の形而上学』(講談社選書メチエ「極限の思想」シリーズ, 2021年)を並行して読んでいる。松本『ラカン』はまだしも、山内『ドゥルーズ』はさっぱりわからなくて笑うしかない。だけど、なんだか面白いから読んでしまおう。他にも読むべき本が、一昨日図書館で借りてきた本をはじめとして、無数にある。わはははは。がんばろう。

朝一番の非常勤の講義が終わったので時間と気持ちに少し余裕がある。天気がよいので洗濯をする。マテ茶を飲みながら、非常勤のレポート課題の提出状況をチェックする。明後日が締め切りだがまだ全体の3分の1ほどの提出率だ。間違えて体育の授業のレポートを提出したと思われる受講生がいる。メールで連絡して、再提出を促す。ようやっと、先週火曜日に実施した集合と位相Iの中間テストの採点に取りかかる。集合 \(\{0,1,2\}\) の部分集合をすべて書き出せ、という問題を出したところ、空集合を \(\{\varnothing\}\) と表記している答案が多い。正しくはもちろん \(\varnothing\) だ。これは明日の授業で注意喚起しよう。

電車で大学に行って、午後には3年生セミナーをやる。これまでに出てきた自然演繹のルールを集大成して導出というものの再帰的な定義をするところが、何をやっているのかわかりにくかったらしい。そういうときは俺の出番であるから、いろいろと言葉を補って解説をした。この3年生セミナーはいいムードで進行しているし、少なくとも1人は、卒研でも俺のゼミをとりたいと言ってくれている。ありがたいことである。

歩いて帰宅して、うちにストックされている各種調味料をブレンドして麻婆豆腐を作った。まあまあの味にはなったが、丸美屋のアレを見習って少しとろみをつけてやるべきだった。

朝起きて、昨晩から水に浸してあった大豆を煮豆にした。今回はけっこう上手にできた気がする。

散歩を兼ねて、コミセンの市立図書館まで歩いた。相変わらず寒いが天気がよくて、太陽の光を浴びながら歩くのは気分がいい。図書館では本を6冊借りた。そのうちで『歴史総合パートナーズ13 なぜ「啓蒙」を問い続けるのか』(森村敏己著, 清水書院2020年)という薄い本をまず読んだ。面白かったが、啓蒙といっても一筋縄ではないらしい。

夕方にはいつものカレー作りをした。今夜はちょっと早めに寝ることにする。

リビングでエプロンしたまま寝落ちして、未明の3時前に目覚めてあんな作業こんな作業をしていると、外で雨の音や雷の音がした。予報では、今日の日中は昨日までより多少暖かいらしい。朝6時前から寝直して、またまた妙な夢をたくさん見て、9時前に起きて活動開始だ。とか言っても、たいした活動はしていない。やるべきことはたくさんあるのだけどねえ。

昨晩つくった鶏がらスープで昼食のラーメンを作った。まあ、こんなもんでしょ。午後は歩いて街中へ出かけた。確かに予報どおり気温は多少高かったが、風が強いせいで、これはこれでえらく寒い。愛媛新聞社前で今日の紙面をチェックしたら、第11面に三番町の居酒屋「ホヤケン」が俳句バーの一つとして大きく取り上げられていたので、誌面の写真をとってカズノさんに送った。ホヤケンを俺に教えてくれたのはカズノさんだからね。それから、いつものように一色楽器にいって、いつものように社長相手に油を売ってきた。その間、中学生高校生のプレーヤー数名がレッスンやら修理の依頼やらにやってきた。こういうところにやってくる生徒さんたちは、みなずいぶんと大人である。教室という文脈から引き離してみれば、生徒さんたちはそれぞれ自分の考えを持っている人間なのである。俺は教師を稼業としているが、このことを忘れてはならないと思う。

なんだか妙な夢ばかり見て、よく眠れた気がしない。《見知らぬ街で古本屋巡りをする夢》といえば楽しい夢なのだが、あまり気持ちのよくない登場人物と行動を共にせねばならなかったので、夢の中ながら大変だったのだ。まあしゃあない。朝5時前に起きて弁当作りを始めてしまう。きょうは朝から夕方まで予定が少々たてこんでいるので、お弁当があったほうが安心なのだ。ご飯に梅干しを乗せ、おかずには、昨晩作ったジャガイモの炊いたのと、切り干し大根の煮たのと、それから塩サバの焼いたのを入れた。すっかり冷めた白ごはんを梅干しで食べるお弁当タイムは昼休みのちょっとした楽しみである。

早めに家を出て今日も歩いて大学に行った。朝一番の集合と位相Iの講義では集合族の概念、集合の分割、分割から導かれる同値関係、同値類といった話をする。なかなか厄介な部分だ。分割から同値関係が導かれる、集合間の全射から分割が導かれる、という議論から、逆に同値関係から分割や全射を導くのが同値類と商集合なんだよ、と言って、その詳細は来週の火曜日に喋ると予告して、今日の講義はおしまい。

午前中の残りの時間は、来年度新設される演習科目の打ち合わせに参加する。問題意識の共有から新設科目の意義と基本方針まで進めた。近いうちにこれをシラバスが書けるレベルにまで煮詰めないといけない。こういう議論をするたびに、わが同僚たちはみな真面目で優秀だということを改めて認識させられる。俺なんかとてもダメだ。

そんなわけでいろんな議論が出て、打ち合わせは12時半まで続いた。卒研ゼミが12時40分からある。飯を食うヒマがないというのはつらいし、今日の卒研はゼミというより発表の準備作業なので、ゼミ生に先に作業を始めてもらうように伝えて、飯を食ってから、少し遅れていくことにさせてもらった。結局15分ほど遅れて行ってみたところ、すでに5人のゼミ生がそれぞれにパソコンを広げ、役割分担して作業している。いやはや。頼もしい限りだ。

ゼミの作業の時間が終わったら、自分のオフィスに戻って、大学院ホームページに関連した作文をする。そのあと三越のジュンク堂書店に行って、午前中の打ち合わせでテキスト候補に上がった本(竹山美宏『数学書の読み方』森北出版 2022年)を買った。ついでにドゥルーズ+ガタリ『アンチ・オイディプス』(河出文庫)なんぞを買ったせいで、またまたけっこう散財した。

夕食には手羽元の唐揚げを作った。ムスメの示唆で、残った衣でにんじんを揚げたらこれがまた美味しかった。かぼちゃのスライスの素揚げに塩をふっただけのものも、これはこれで悪くない。夕食後は食ってしまった手羽元の骨でダシをとってラーメンのスープにしたが、麺を茹でて食うのは明日にする。

今朝はまたかなり寒い。7時すぎの気温が0℃台というのは松山にしては珍しい。朝食と服薬を済ませコーヒーを飲んで、気がつけば、昨晩ムスメが湯を張った風呂が使われた形跡がない。もったいないので追い焚きをして入浴する。

木曜日は午後に2コマの授業がある。歩いて大学に行き、午前中は昨日書いたレジュメをプリントアウトしたり、出席チェック用のクリップボードを用意したり。こまごまと作業する。思わぬ割り込み用件が入ったりして、昼休憩は実質15分くらいしかなかった。

大学院の幾何学概論の講義は、ハウスドルフの定理の手前までは進んだので、まあこんなところか。その後の集合と位相Iの講義も、前回の遅れを取り戻して、それなりに予定どおりに進んだ。

夕方の帰り道も歩いたが、とても寒かった。

未明にあんまり寒くて目が覚め、起きてごちゃごちゃ作業してから二度寝したら、今度は少し寝坊した。

明日の幾何学概論の授業の準備をする。回転群 \(\mathrm{SO}(3)\) が自由群 \(F_2\) を含むという証明の、行列の計算のややこしい部分は、すでにノートを書いて配布してある。明日はそれを済ませて、できれば球面のパラドクシカル分解にかんするハウスドルフの定理まで進みたい。そのつもりできちんとノートを用意したが、明日の90分で前回やり残した分を含めてここまで話せるとは思えないなあ。明日を入れてあと3回でバナッハ=タルスキの定理までたどり着けるだろうか。

夜にはイカの墨煮を作ってみた。なかなか美味しい。イカわたのホイル焼きも作って、これまたけっこう美味しかった。酒のつまみにちょうどいいが、きょうは水曜日で、定例の休肝日なので我慢する。

朝、弁当を作って自転車で大学へ行く。飲み切った水のペットボトルを処分しようと、ゴミ箱のある3階のホールまで降りたら、トイレから出てきた尾國さんが「トイレにネコがおるよ」と言う。見れば、洗面の鏡のところの照明器具の上に、きれいな碧眼の大きなミケネコが、ちと窮屈そうにちんまりとしている。事務員さんたちもやってきて、ちょっとした騒ぎになった。そういう騒ぎを横目にしつつ、今朝は「集合と位相I」の中間テストをした。この時期に中間というのも変なのだが、12月に始まり2月の上旬に終わるクォーター制のスケジュールだから仕方がない。いつもの演習問題をちゃんとこなしている受講生には、今回のテスト問題は簡単だったはずだ。

國分功一郎『ドゥルーズの哲学原理』(講談社学術文庫)を読み終えた。先日、神戸に行く直前のいろいろの書き物の〆切が迫っている状況で、積んであったこの本をふと手にとってしまい、これがそういうときに限って面白くて困ったのだ。まあ、そういう割には、読み終えるのに時間がかかったけどね。

夜はピアノのレッスンに行った。ゆるゆるとだが進捗しているのでがんばろう。

きょうは非常勤の授業の最終回だ。「フェイクニュースとメディアリテラシー」と題して、エコーチェンバー、フィルターバブル、ミームといった言葉を説明し、ひとりひとりが情報社会を生きぬく力としてのメディアリテラシーを高めるとともに、情報の発信者としての責任を自覚しよう、と訴えた。

非常勤の授業が済んだら、本務校に移動し、来年度のシラバスを書いたり、いろいろの手続きをする。午後には3年生ゼミをやる。テキストの確認問題に間違いがあった。版元のウェブサイトで正誤表を確認したところ、後の刷では修正されているようだ。ふむ。

帰宅して牛すじと大根の煮物を作った。今回はけっこう上手にできたと思う。

きょうはお休みだからと油断して、少し寝坊した。昨晩やり残した明日の授業の準備を午前中にどうにか済ませた。それからチリコンカンを作った。週末に食べ物を作りおきするのはすっかり習慣になっている。天気がいいので午後には外出した。といって、行くところもない。紀伊国屋書店でまたまた本をひと山買ってしまった。夜には鶏肝の生姜煮と、白菜の煮浸しを作った。できれば明日も弁当を持って出たいからね。

さて毎年この時期に恒例のあの仕事である。松山はおだやかないい天気になってなによりだ。きょうは久しぶりに弁当を作った。歩いて大学に行く。なにしろ上からきつく言われているので詳細は書かないが、夜7時前に業務は無事に済んだ。歩いて家路をたどる。スーパーを3件ハシゴして食材を買って帰った。明日以降のために3品ばかり作り置きしたい。それと、明日心置きなく休めるように、月曜日の非常勤の授業の準備を今夜のうちに済ませておきたい。いやまあ、明日は明日で、今後のために読書やらなんやかやはするわけなんだけれど…

とかなんとか言いながら帰宅して、水曜日に作ったカレーの残りで夕食にしてから、月曜日の非常勤の授業の準備にとりかかった。その裏番組で豚バラ肉の角煮を作る。途中で寝落ちしてしまって、授業の準備の進捗は思わしくないが、じっくり煮込んだ角煮はなかなか美味しくできた。

きょうは、明日・明後日のあのイベントの準備日であり、授業がない。週明けの非常勤の講義の準備をする。給料日なので、郵便局に行って倅と母に仕送りをせねばならん。あと、きょうのうちに市役所で済ませておきたい手続きもある。それで街へ出てみると、思いのほか暖かい。巻いていたマフラーを外し、バッグにしまう。銀行と市役所と郵便局で用を済ませ、歩いて大学へ移動した。授業がなく学生がいないキャンパスは、水を打ったように静かである。研究室に行って明日の休日出勤に必要な資料をきょうのうちに確保しておく。

夕食には鶏肉の鍋を作った。明日の出勤に備えて早く寝ようと思っていたのだが、ついつい夜ふかしになってしまった。

昨晩3時すぎまでgitとGithubをいじっていたので、今朝は少し寝坊した。昨晩作ったカレーで朝食にした。

大学に歩いて行って、来週の集合と位相Iの中間テストの印刷物を準備し、先日の出張報告をした。共済組合の扶養家族の検認手続きに関連して、遅れていた書類の提出もした。そのあと、解析学IV(ルベーグ積分の非同期遠隔授業)のレポート課題を出し、3年生のセミナーをやった。というのも、きょうは月曜日のスケジュールで授業をする日なのだ。これまでに出てきた推論規則に背理法の推論規則を加えて、これで古典命題論理の推論規則が出揃った。次に述語論理の話に進む。きょうは、自由変数と束縛変数、それに代入の話に触れた。少し難しくなってきた。

明日が給料日なので少しだけ油断して、今夜は軽く飲んで帰った。明日も頑張ろう。

どうもいけない。せっかく新しいバッテリを張り込んだばかりなのだが、Inspiron 3501が安定して動いてくれない。どうしたものだろうか。ハードウェアに深刻な問題が発生しているとしか思えない。どうやら、一昨日にバッテリの交換作業をしたときに俺がなにかやらかしたらしい。いくら機材が魅力的でも、apt コマンドがセグメンテーション違反を起こして異常停止するようではさすがに使い物にならない。仕事に使えないので、しばらくは従来どおりMacBook Proの世話になるしかない。仕事はそれでこなしつつ、しつこく次の一手を考えるとしよう。

夕食は回鍋肉にした。夜には久々に「いつものカレー作り」をした。どちらも、まあまあ上手にできたと思う。ただ今回のカレーはちょっと辛みが強いかもしれない。

「て日々」のソースファイルの管理をどのパソコンでやるか考えあぐねて、Githubを使うことにした。がんばって使い方をおぼえよう。そして、できればそれ以外の物書き作業にも利用しよう。gitコマンドやGithubの使い方は、前に一度本を読んで一通りの実習をした程度で、きれいに忘れているから、このさい勉強し直しだ。それで、ああだこうだいろいろ試しているうちに、すっかり遅くなって、3時すぎまで起きていた。

水曜日なので定例の休肝日である。

天気は良くないが、昨日までよりずいぶん暖かい。朝は集合と位相Iの演習の授業をする。そのあと、来週に実施する中間テストの問題を作って相方の中島さんと共有した。

やはり疲れていたのだろう。昼食後、研究室でうたた寝をしてしまったもので、午後の早いうちの記憶がない。夕方から気を取り直して、大学院のホームページのコンテンツ作りの作業をする。先日の西尾さんへのインタビュー(Zoomアプリで録画・録音したデータ)をもとに記事を書いた。AIによる文字起こし(→Vibe)は大変便利だが、だからといって機械まかせで自動的に記事の原稿ができあがるわけもなく、大幅に手を入れないと読めるものにはならない。話し言葉と書き言葉の違いを改めて認識した。

夜にはピアノのレッスンに行く。まだ運指が決まらないところがある。家で練習するときも漫然と弾くのでなく、そのへんを考えながらやらなくては。せっかくの練習時間を有効に使おう。レッスンからの帰りの電車で斜め向かいに座った若者はちょっとナルシストらしく、ガラスに映る自分の姿をずっと気にしていた。なんとなく気持ちはわかるので、痛々しくも微笑ましかった。

さて帰宅してからInspiron 3501で「て日々」の更新をしようとしたら、下書きに使っているSimplenoteが起動しない。公式サイトからダウンロードした .deb ファイルを dpkg コマンドでインストールしたものだが、元の .deb ファイルを処分してしまっているので再インストールも面倒だ。ここは snap パッケージをインストールして事なきを得た、と思ったら、次はまたまたVivaldiブラウザが起動しない。PCを再起動したら、Vivaldiは起動するが、今度はGNOMEデスクトップの動作がなんだかおかしい。なんだかやっぱりトラブル続きである。どうしたものか。データのバックアップをとって、デバイスを入念にチェックして、それからまたまたUbuntuの再インストールからやりなおすか。

コンピュータなんてものは、人間が《手を抜く》ために存在するものだと思うのだが、俺にとっては、ついつい《人間が手を焼く》存在になってしまっている。

まあそんなわけで、ストレージデバイスのチェックを実行してからUbuntuを再インストールして、なにもかもやり直しである。だけど、この先のいろいろのパソコン作業をUbuntuに移行することは、そう簡単にはあきらめないぞ。

きょうは遠出をせず、休みを満喫した。

あいかわらず寒いが、天気は悪くないので洗濯をした。お昼にクリームシチューを作った。ジャガイモやブロッコリーが煮崩れしないように、鍋に入れるタイミングを工夫したら、けっこう上手にできたように思う。バイトに出かけるムスメが爆食いしていったのが嬉しかった。

少し迷ったがInspiron 3501の新しいバッテリー(互換品だけど)を張り込んだ。今日の夕方に届いたので、交換作業をしないといけない。だけどその前に、万一の事故に備えてデータをバックアップしないとね。

主なデータのバックアップをとり、現在のバッテリーを70%充電状態にしてから、シャットダウンしてバッテリー交換作業をした。こういうときは静電気が怖いので、スリッパと靴下を脱いで裸足になり、何度も水道の蛇口に手を触れて放電を試みた。おかげで交換作業は無事に済んだようだ。取り外した純正品バッテリーは、なにかあったときの予備として大事に保管しておこう。

それでUbuntuは無事に再起動したのだが、どうしたわけか、さっきまで快調に動いていたはずのVivaldiブラウザが起動しない。コマンドラインから起動してみると、起動スクリプトにエラーがあるらしい。とはいえ ls コマンドで確認する限り、起動スクリプトもバイナリも、最終更新日時が今月6日で、もしそれが本当なら、最初にインストールした状態から変更されていないはずなのだ。ホームディレクトリにある設定ファイルやキャッシュを削除してもうまくいかない。起動しなくなった理由がどうにもわからん。まあ考えてわかるものでもないと思ったので、潔くいったんアンインストールしてからの再インストールで復旧した。

再インストールして無事に起動することを確認してから、もう一度起動スクリプトを表示させてみたら、先ほどとは表示結果が全然違っている。起動しなかった先ほどは、やはり起動スクリプトが壊れていたらしい。ファイルの更新日時が変更されていないのにファイルの中身が壊れていたということは、ストレージデバイスのほうの不具合かもしれない。ううむ。

さて、早起きして朝風呂を浴びた。一夜明けて、風はどうなっただろう。まあ、焦っても仕方がないので気持ちを大きく持とう。

ネットで情報収集する。特急しおかぜは今日も運休するらしい。払い戻しをうけて広島に移動することにする。今朝はフェリーにも欠航が出たりしているから、広島に行ったからとて道が開ける保証はないが、少なくとも、お好み焼きは食えるからな。

ホテルをチェックアウトして、受け取った領収書をロビーでリュックサックにしまっていたら、喫煙ブースから出てきた見知らぬ女に声をかけられた。滋賀から在来線で来たと言っていた。しばらく雑談をして、女は客室に戻り、俺はホテルを出た。ええっと、どなたさまかは存じませんが、お話させていただき、ありがとうございました。でも、フラリと現れて親しくお声をかけてくださるなら、できれば昨晩のうちがよかったです。

JR岡山駅まで歩いた。岡山のことは不案内なものだから、昨日は路面電車を使ったが、歩いてみたら、ホテルから駅までは、全然遠くなかった。みどりの窓口で行き先を変更してもらい、7時50分の「こだま」の自由席に座った。お金がないのでアレだが、こうなったら開き直って楽しもう。

新倉敷→福山→新尾道→三原→東広島と、各駅に停まって広島に着いたのが9時過ぎだ。雪がこんこんと降っている。えらく寒い。

せっかくだから本屋を見たりお好み焼きを食ったりしたいが、本屋は10時開店、食堂街は11時開店であるから、仕方なく駅ビル周辺をうろうろして時間を潰した。同じように所在なく佇む人は、俺以外にもわりかしたくさんいた。10時前にスマホで再度情報収集してみたところ、午後のフェリーは運行するらしい。どうにか今日のうちに松山に帰れそうでひと安心だ。

前に広島に来たときは福屋10階にあったジュンク堂書店は6階に移っていて、なんだか小さくまとまってしまっている。残念な変化である。これなら松山三越のジュンク堂書店のほうがまだしもだ。なにしろ福屋のビル自体が改装中ということで、ちょっとややこしいことになっていた。書店を見てから百均のSeriaを見て、11時には駅ビルに戻り、食堂街のいっちゃんでお好み焼きを食べてから、バッケンモーツァルトでお土産のアマンドロールを買った。思いがけぬ事情で、神戸と岡山と広島のお土産を持って帰ることになった。ムスメが喜んでくれるといいが。

さて、路面電車で宇品港に移動すると、あまり待たずにフェリーに乗船できた。乗ってしまえばもう安心だ。寝ていても松山へ帰れる。

船は15時20分ごろに松山観光港に着いた。高浜から電車で家に帰る。

いろいろ面白かったといえば面白かったのだが、それなりに疲れた。明日が休日で本当に助かるわ。

6時過ぎに起き、朝湯を使って、7時半すぎに宿を出発して神戸大学に向かう。新しい建物の広々としたコワーキングスペースみたいなところが今回の会場だ。カンファレンス自体はオンライン開催なのだが、午前中のわれわれのワークショップだけは、発表者と司会者が神戸に集まって発表する。

最初に菊池さんが科学基礎論学会編の新しい「論理学辞典」の企画の紹介をし、あわせて科学基礎論学会の紹介と入会への勧誘をした。というのも、午後のワークショップ「論理とAI」が関心を惹いたのだと思われるが、今回のカンファレンスには非会員の参加者が90名近くも登録してくれているからだ。この菊池さんのスピーチのあと、午前中のワークショップ「数学は論理的か/論理は数学的か」が始まる。池田さんによる西洋論理学史の素描にして現代論理学の史的批判というべきトークのあと、フランス解析学派のトリオ(ボレル・ベール・ルベーグ)とアダマールの間で1904年から1905年にくり広げられた「五通の手紙論争」について話した。内容はおおむね、田中尚夫先生や村田全先生の著書の受け売りだったのだが、わりと興味をもってもらえたようだ。そして次に黒川さんが、厳密さ (rigor/rigour) をめぐるクライゼルとウィルソンの考察について語ってくれた。そのあと若干の質疑応答があって、なんとなくオムニバス的なこのワークショップは、お昼過ぎにどうにか無事に終わった。昼食休憩のあと、「論理とAI」と題したワークショップが、今度は完全オンラインで開かれる。岡田光弘さん峯島宏次さんの進行で、末永幸平さん、横井祥さん、大塚淳さんたちの興味深い発表が続く、楽しくて勉強になるワークショップであった。続いてこの人たちと、3人の指定コメンテータ(細川雄一郎さん、村上祐子さん、小関健太郎さん)を交えたパネルディスカッションがあって、これも面白そうであったが、俺としては帰りの電車の時間のことがあるので、残念ながら中座することにした。

しかしこういう会合があるたびに思うのだが、こんなに真面目で優秀な学者さんたちの中へ俺ごときが紛れ込んでいいものなのだろうか。なんだか申しわけない。

さてそれで、阪急六甲から電車で春日野道に行き、そこから歩いてJR新神戸駅へ移動して、ムスメへのお土産を買って新幹線で岡山に移動した。ここまではいいのだが、岡山についてから、瀬戸大橋線が強風のため終日運休と知らされた。なんとまあ、なんとまあ。足止めを食って岡山で急遽一泊せねばならない。JR岡山駅のみどりの窓口で特急の予約を明日に振り替えてもらい、途中下車して楽天トラベルで宿を選び、路面電車で郵便局前のスマイルホテルに移動した。

そうと知ってりゃあ、最初から神戸にもう一泊して今回のワークショップの関係者と晩飯を食うなり、京都に行って母を見舞うなりするところだったのだ。当然のことだが、出張旅費の申請も一泊分しかしていないし、着替えも薬も、一泊分しか用意していない。しかしまあ、こればっかりはどうしようもない。ただ、この一泊分の宿泊費も、事務方にかけあって絶対払ってもらうからな。

今日は朝から、Simplenoteを使って「て日々」の下書きをリアルタイムでiPhoneにけっこう詳細に書いていたのだが、岡山の宿にチェックインし、ホテルのWi-Fiを利用しようとしたら、MacBook Proのネットワーク接続がうまくいかなかった。そのあおりを食って、せっかく書いた下書きが、些細な操作ミスのため、ほとんどパァになってしまった。なので、いまみなさんの目に触れている今日の「て日々」だが、最初の短いパラグラフ以外はすべて、岡山の宿に落ち着いてから記憶をたよりに書いたものだ。

宿にいてもすることがないので、例によってコンビニで酒を買ってひとり酒盛りだ。いつもなら缶チューハイか缶ビールだが、今夜はトリスの小瓶とウィルキンソンの炭酸とカチ割り氷400gを買って、洗面所のコップでハイボールを飲んだ。徒然なるままにChatGPTを相手に謎かけ遊びなどした。

朝の講義はまたまた時間が足りなかった。なんとも中途半端なところで中間テストをせねばならない。どう考えても時間配分を再検討すべきなのだが、来年度は俺はこの授業を担当しない。どうしたものか。

午後には卒研ゼミをやる。年が明けて、卒研発表の準備に入る。今年度のゼミ生は昨年度にもまして自主性があるので、こちらが出した大まかな指示に従って、自分たちで相談して準備を進めている。なかなか頼もしい。それを見守りながら、俺は裏番組で明日の発表のスライド作りを進めた。思い立って受講生たちにアーモンドチョコボールを差し入れしたが、ゼミ生5人のうち1人は歯が痛くて食べられず、他の1人は二日酔い気味で食べる気にならない。いろいろあるもんだね。

ゼミが済んだらJR松山駅に移動して、特急しおかぜに乗る。神戸に行くためだ。酔い止めを飲んで、揺れる車内で発表スライドの仕上げをした。明日はまあこれでなんとかしましょう。まだ少し改訂するかもしれないが、今晩徹夜するという事態は避けられたはずだ。

新神戸から地下鉄で大倉山に移動して、かの楠公前「笑e」に立ち寄って軽く飲んだ。店のスタッフはちゃんと俺のことを思い出してくれた。ありがたいことだ。

店を出て、歩いて宿に向かう。連休だからかどうか知らんが、SKホテルが取れなかったので、今夜はジュラクに泊まる。値段がリーズナブルだったわりに新しく居心地の良い宿だった。とはいえ、そこも明日は部屋が取れない(取れてもぶち高い)ので、明日は用が済んだら仲間たちと飲むこともなく帰ってしまうのだ。

朝飯を食って洗濯をして、電車で行くか少し迷ったが自転車で大学に行った。午後に講義が2つある。まず大学院の幾何学概論である。前回できなかった \(G\)-分割合同の定義まわりの話をし、次に自由群の定義まわりの話をした。昨日がんばって準備した行列の計算の話までたどりつけなかった。この講義は7回のうちの4回目で折り返し点である。予定よりも遅れているのでなんとかしたい。そのあとは1年生むけの集合と位相の講義である。現在大田本の第3章にしたがって写像を論じていて、きょうは像と逆像の話をした。わりかしたくさんのことを話さねばならない。最初ゆっくり話していたら、またしても時間がたりなかった。ううむ。

夕方はいつもの医者に行って、いつものバカにつける薬をもらってきた。帰宅して簡単な夕食のあと、締切をすぎて催促が来ていた事務手続きをオンラインで済ませ、それから明後日の発表の準備を再開する。いよいよ切羽詰まってきた。真夜中になっても、30分のトークのための25枚ほどのスライドの半分ができたかできてないかという感じだ。だが明日も朝から講義があるので、徹夜でがんばるわけにもいかない。なにしろ正月休みをあたらボンヤリと過ごしてしまったので自業自得とはいえ、なんとも気持ちに余裕のないバタバタした一日である。

昨日のようなヌケガラ状態でいつまでもいるわけにもいかぬ。土曜日の発表の準備を始める。大学ノートにラフなアイデアを書き出し、MacBook Proを開いて発表スライドのLaTeXソースを枠組みだけ先に作って大まかな流れを決めて、それから細かい内容を練る。夕方には来週末の仕事の打ち合わせもある。明日の講義の段取りも、来週の演習の配布物の手配もせにゃならぬ。再来週には「集合と位相」のテストもあるので、それも用意せにゃならぬ。

昼休みには、JR松山駅へ週末の出張のためのきっぷを買いに行った。気温こそ低かったが、いい天気で風がないので寒さも感じず、気分は良かった。

夜は自宅で明日の幾何学概論の講義の準備をする。2011年に同じテーマ (バナッハ・タルスキの定理) で講義したときのノートを取り出してきて利用するが、明日話す予定のところはちょっと厄介な行列の計算が含まれていて、古いノートはそこで計算間違いをやらかしていた。今回はSymPyを使って計算を検証して、間違いを修正できた。

先週は冬休みで休肝日がなかったので(水曜日は大晦日で、妻の実家で酒盛りだったし)今週の月曜日を振替休肝日にした。そして今日は定例の休肝日である。

さてUbuntu/Inspiron 3501へのTeX Liveのインストールは昨晩寝ている間に無事に済んだようだ。GNOME Tweaksをインストールして[CAPS LOCK]キーを無効にするのも忘れちゃいけない。それにZoomアプリとLibreOfficeも入れておこう。メモリ32GB、SSD750GBを積んでいて、CPUは型落ちとはいえ8コアのi5だし、画面の大きいのも助かるし、この調子で鍛えていけば、これはだいぶ使えるシステムになると思う。ただし電池のもちの悪いのが困る。ノートパソコンの電池なんてものはそもそも消耗品なので、交換したいところだが、純正バッテリーパックは2万円もするし、互換品だって安くはない。むしろ、あまり安い互換品はかえって心配だ。しばらく悩むことにする。

今日の日中はしかしいろいろやる気が出ず、なんだかヌケガラみたいな状態で過ごした。昨日までの、ひさしぶりに妻と過ごした数日間がややこしくも楽しかったせいで、今日はついついボンヤリと物思いにふけってしまったのだ。なんだかんだいって俺は妻を愛しているんだなあ。とかなんとか言いながら、夜はピアノのレッスンに行った。曲の前半は少し頭に入ってきた感じだが、まだまだ人前に出せる状態にはほど遠い。練習しよう。

冬休みはあっという間に終わった。妻は朝の飛行機で勤務地に戻っていった。仕事始めは朝から非常勤の講義である。「生成AIとLLM」というタイトルで、ChatGPTをはじめとする生成AIの成り立ちと弱点を話し、さらに有効に利用するためのプロンプトエンジニアリングについて触れた。

講義を終えて本務校に移動してみると、こちらは明後日まではまだ冬休みで、キャンパスはいたって静かだ。今週末の出張の準備をする。出張旅費の申請をして、発表内容の検討を始める。どうして科学哲学なんてものにまで首を突っ込むことになったのかは、さしあたり置いとこう。やらねばならない。しゃあない。木曜日の幾何学概論の講義内容も準備しておかねばならない。

夕方には非常勤の補講をする。「AIと社会」というタイトルで、どうしてもAIと付き合わざるを得ないこれからの社会で、われわれが考えなくてはいけない問題のいろいろを論じた。補講が終わると19時半で、外はすっかり夜である。

帰宅して、昨晩Inspiron 3501にインストールしたUbuntuを起動したが、どうも動作が不安定だ。とはいえ、いまならまだダメージは少ない。インストーラのダウンロードからやり直すことにする。ダウンロードし直したインストーラでクリーンインストールし、さらにソフトウェアアップデートをかけたら、安定して動くようになってひと安心。これで、一週間書き溜めた日記をウェブに公開できる。で、「て日々」の更新が済んだら、次はTeX Liveのインストールをしなくては。

倅が朝の電車で京都に戻るというので送り出す。日曜日の朝6時なんかに起きると一日が長い。妻が旧友に急遽会いに行くの行かないのとバタバタしている横で、俺は朝生田のスーパー木村チェーンに行こうかなと考えている。

それでまあ自転車で30分ほどかけてスーパー木村チェーンに行ってきたが、目当ての「スタミナ漬け」はなかった。しかし豚こま切れ肉が安かったから買って帰った。午後は家でぼんやり過ごした。

UbuntuをインストールしたDell Latitude 5320で作業していたら急にトラックパッドが効かなくなった。Bluetoothマウスを接続してデータを保存して事なきを得たが、どうも先日から動作が信用ならん。こいつはWindowsに戻して、あっちのInspiron 3501をUbuntuで使うことにする。パソコンやなんやかや、文明の利器を使いだすと、まあいろいろあるわ。とりあえず2台のパソコンにそれぞれOSを再インストールする。

正月休みとなると朝寝が気持ちよくて仕方がないのだが、午前のうちにどうにか明後日の非常勤の授業と補講の段取りをした。ただし、補講には時間割の都合で出席できない受講者が数名いて、その人たちのために個別に指示を出さねばならない。午前中はいろいろの都合が合わないので、そのあたりの作業を夕方にやらねばならん。

そんなわけで午後は外出する。まずは忘れ物を取りに大学へ歩いて向かう。休みの日の食事を適当にしたいのはみんな同じだから、うちの近所のファーストフード店はどこもなかなか混んでいる。大学の用はすぐに済んだのでジュンク堂書店に行って文庫本を1冊だけ買った。三越1階のフードホールは、時間が遅めだったからか、あまり混んでいなかった。

大晦日から書けていなかった「て日々」を、夜に書いた(下書きはあった)。ちょっと体調がすぐれないので早めに寝てしまう。

午前中は、明後日に京都に戻るという倅の切符を買いに、2人でJR松山駅に歩いていった。少し寒いがいい運動だ。妻がお土産に「鯛めしの素」を持って帰りたいというので、駅ビルのセブンイレブンで買った。なかなかエンジンがかからず、昼寝の時間などもあったが、夕方から夜中過ぎまでは、休み明けの非常勤の講義のスライドづくりを進めた。進展著しいAI関連の話なので、5年前のネタでは勝負できないからね。

講義の準備に、昨日読み終えた丸岡章『人工知能』(ちくま学芸文庫)と昨年読んでいた末次拓斗『誰でもわかる大規模言語モデル』(日経BP)をずいぶん参考にさせてもらった。非常勤の講義内容は、なにしろ畑違いの分野である。畑違いのことを教壇で話すなんて、大学教員としてこれでいいのか、と思わないでもないのだが、このご時世、AIについては誰しもが勉強せねばならんのでもあり、その機会をもらったと考えることにする。

食事や何やかやはいろいろテキトーに済ませた。

そんなわけで妻の実家で年越しをした。行程はそれなりにあれこれあったが、いざ着いてみれば、俺のこれまでの数々の醜態にも関わらずそれなりに歓迎され、年越し蕎麦がそれなりに上手くできたので、来てよかった。博多で料理人として働いている義弟の陽介くんが仕事で作っている豪華な三段重箱のお節を持ってきてくれ、義父が雑煮を作り、俺がお土産に持っていった日本酒をお屠蘇代わりにして、皆で新年を祝った。

夕方には俺たち4人は船で松山に渡ってしまう。三津浜行きのフェリーの船中では、俺は居眠りと読書を交互にやり、妻はパソコンで論文執筆に勤しみ、ムスメはひたすらスマホをいじり、倅は数学のレポートの下書きをした。このとおり4人がそれぞれ勝手にやるのが今年もうちのスタイルである。

三津浜港からタクシーで家にたどり着いたら、お節のおすそ分けで夕食にする。いろいろ片付けなければならない仕事もあるが、今夜は俺は早く寝る。妻はずいぶん遅くまで論文書きを続けていたようだ。