朝は集合と位相Iの演習をやる。午後は大学院の幾何学概論の最終回で、円周\(S^1\)の基本群が\(\mathbb{Z}\)と同型であることを証明したあと、それをいわゆる代数学の基本定理の証明に応用する。午後の講義が済んだら歯医者に行く。夜遅く、大阪行きの高速バスに乗る。(と、ここまでは朝のうちに書いている。つまり、これはすべて予定である。)
さて、いつもどおりに朝食をとり弁当を作って少しだけピアノを弾いて、自転車で早めに大学に来たのだが、ヘルメットを着けていないことに途中で気づいた。今晩からの旅行のことばかり気にしていたので、抜けるところも出てくるということなのだろう。
明日は京都で高校の部活のOBバンドの演奏会に出るのだ。ところが明後日が日曜なのに朝から出勤になってしまったもので、明日の演奏会のあとはウチアゲもせずに夜行バスで松山に戻ってこねばならない。前にもこういうことがあった。あのときはまだしも前日入りだったが、今回は今日も仕事、明後日も仕事であるから、高速バス車中泊2連発となる。iPhoneやApple Watchの充電をどうするか、とか、ステージ衣装でバスに乗るのは嫌だが仕方ないなあとか、今夜のバスの出発時刻にいかにしてバスターミナルに到着するか、とか、それまでどんなにして時間を過ごすか、とか。そういうコマゴマしたことを気にしていたら、ヘルメットを忘れた、というわけ。
抜けていたのは今日だけではないらしく、一昨日に事務方へ印刷をお願いしていたきょうの授業の配布物が、1ページ足りないことに、授業開始15分前に気づいた。まあ1ページのことならと、研究室のプリンタで刷って事なきを得たが、このごろ、とにかく抜けまくっている。
寒い日が続く。木曜日は解析学Iの講義と集合と位相Iの講義をやる。解析の講義のテーマは微分積分の基本定理で、連続関数の不定積分が原始関数になることなどなどを話した。集合と位相では同値関係に関する不変量がらみの話をした。
夕方はいつもの医者にいった。いつもより待ち時間が長かった。いつものように診察してもらい、この時期だから、花粉アレルギーの薬も出してもらった。お医者さまに「今年は花粉がすごく多いらしいよ〜」と言われたので用心しよう。
例によって朝食と弁当を作り、朝食後に少しピアノの練習をして、歩いて大学に行った。水曜日は解析学の授業が2連発である。午前の講義では閉区間上の連続関数のリーマン積分可能性の話をした。午後はそれに関連する内容の演習をやった。そのあとは学部のリモート会議があり、自分の勉強のノートを作り、さらに来週の授業とテストのための印刷物の準備などに追われた。
夕方になって、神戸の菊池誠があの出版企画の件で訪ねてきた。パルタジェを楽しみにしてきたというが、閉店してしまっているので仕方がない。蒸籠(チュンロン)で点心を食べてからホヤケンで飲み直した。まず蒸籠で紹興酒を飲みつつひとしきり大学の未来を語ってホヤケンのカウンターに席を占めたら、たまたま隣り合わせた女性がキャリアコンサルをやっているという人で、いろいろと有意義な会話ができて大変よかった。
雨かと思えば雪になり、そうかとおもえば陽が差したりもする、ややこしい天気だ。松山らしくない寒さだけれどもがんばろう。というわけで集合と位相Iの講義をする。きょうの内容は同値類と商集合の定義周りの話だ。その後は3年生が成績と進路の相談に来たり、1年生がテストの答案を返してもらいに来たりした。
夜にはピアノのレッスンに行った。中間部の表現が課題である。どう弾きたいのか自分でわからないでは、いくら練習しても何の結果も出てこない。ううむ。
月曜日なので、午前中は解析学Iの演習をやった。午後は卒業研究ゼミだが、俺はもっぱら、ゼミ生たちが発表会のスライドを作る作業を見守るだけなので、その時間を利用して金曜日の解析学概論の講義の準備をした。ファンカンペンの定理を述べるのは群論の準備が大変なので、円周 \(S^1\) が単連結でないことを利用して代数学の基本定理を証明する、という話題を用意しておこうと思う。それと期末レポート課題を決めた。
昨日のようなグダグダを2日間も続けてはいけないので、1日がかりで集合と位相Iの中間テストの採点を済ませた。
あれもせんといかん、これもせんといかんのだが、結局グダグダと一日過ごしてしまって反省している。きゃーごめんなさいごめんなさい。
朝には集合と位相Iの演習をやった。同値関係とか集合の分割という概念の定義と例を扱う問題をやってもらった。午後には幾何学概論の講義をやった。前回やりかけた球面 \(S^2\) の単連結性の証明を済ませ、被覆写像の概念を定義して例を挙げた。たとえば \(p_n\colon \mathbb{C}\setminus\{0\}\to\mathbb{C}\setminus\{0\};\,z\mapsto z^n\) とか \(p_\infty\colon\mathbb{C}\to\mathbb{C}\setminus\{0\};\,z\mapsto e^z\) が被覆写像になっていることなどなどを話した。それから、道のもちあげ補題、道のホモトピーのもちあげ補題を証明抜きで述べた。これで円周 \(S^1\) が単連結でないことをどう証明するか、その道筋が見えてきたので、次回は \(\pi_1(S^1)\cong\mathbb{Z}\) を示し、トーラスの基本群が \(\mathbb{Z}^2\) であることを示し、時間があればファンカンペンの定理に言及しておしまいにしたい。
そのあと、数学談話会があった。フィンランドはヘルシンキ大学のシルタネン教授とその弟子のロウティオさんがトモグラフィーの背後にある解析手法について話した。切らずに体の断面を表示してくれるあのCTスキャナは、実は数学の塊であるらしい。シルタネン教授は活発なYouTuberで、談話会の出席者全員に自分のYouTubeチャンネルのQRコードを印刷したカードを配っていた。たとえばトモグラフィーの原理をわかりやすく説明してくれる動画があった。英語も聞き取りやすかった。
夕方には歯医者に行った。普段と変わらないはずの1週間なのだが今週はけっこうきつかった。
朝には解析学Iの演習をやった。冪級数の微分と積分に関する問題で、
\[
\sum_{n=0}^\infty\frac{n+1}{2^n}=4
\]
とか
\[
\int_0^1\frac{1}{x^x}\,dx=\sum_{n=1}^\infty\frac{1}{n^n}
\]
とかいう面妖な式がいろいろ出てきて面白かった。
一昨日の集合と位相Iの講義で、またまたやらかしていた。2回分の講義内容を1回でしゃべっていたのだ。どうりで時間が窮屈だと思った。これでは、きょうの講義で話すことがない。直前の2回に詰め込み気味で話した内容を振り返って、さらに来週火曜日の講義で詳細を話す内容のストーリーをおおまかに示して、早めに終わった。
朝、学部長選挙というのがあったので投票してきた。投票については前にも書いたが、馬鹿馬鹿しいとかなんとか言ってないで権利を行使してナンボである。
さて、やっぱり3月に早稲田大学で開催される数学会に出向くことにしよう。というわけで、1泊だけだが、出張手続きをする。
水曜日は解析学の授業を午前と午後にやる。普段は午前に講義、午後に演習だが、いろいろの事情できょうは午前も午後も講義をした。午前には冪級数の境界値についてのアーベルの連続性定理をやり、午後にリーマン積分の定義周りの話をした。難しい話が2連発で受講者は困ったかもしれない。
朝には集合と位相Iの講義をした。集合族の和集合と共通部分の話をして、それから集合の分割の話をした。分割からは同値関係が導かれる。写像(とくに全射)からは分割と同値関係の両者が導かれる。今日の話はここで終わったが、では逆に同値関係から全射や分割を作ることはできるのかというと、それがすなわち、同値類に分けて商集合を作ることである。というわけで、次回は同値類と商集合の話をすることになる。
午後には、先週の火曜日に病欠していた学生1名のために集合と位相Iの中間テストの再テストを実施した。いいかげんこのテストも解析学Iのテストも採点をせねばならぬ。
今週も夜はピアノのレッスンに行く。この短い曲の全体の流れをどう構成するか。演奏が難しい曲ではないが、演奏が難しい(謎)
いや、ふざけたことを言っているわけではない。12年前の日記に書いたように、たとえば「パパなにこれ」という一言にしても、読みようで千差万別の表現ができる。楽譜にはいわば「パパなにこれ」という言葉だけが書かれているようなものだ。いくらノーミスでも棒読みのような演奏をしたのでは仕方がない。色をつけ抑揚をつけて表現しなくてはね。というわけで、さらに練習しよう。
昨日書いたように、高校の「情報」の教科内容を把握しておきたいし、そもそも俺は数学の教師でもあるし、昨日の大学入学共通テストの問題を知るために、いつになく新聞なるものを買うことにした。非常勤の講義に向かう途中のコンビニで愛媛新聞を買った。
非常勤の講義の最終回は例年のならいで「フェイクニュースとメディアリテラシー」というタイトルで話した。そのあとすぐ本務校に戻って解析学Iの演習をする。午後は卒業研究ゼミで、ゼミ生たちが発表の準備をするのにつきあった。
帰宅して、夕食は一昨日の夜に煮豚を炊いて残しておいた煮汁をスープベースにしてラーメンを作り、まる二日間タレに漬け込んだ煮豚を乗せて食った。夕食後、いつものカレー作りをした。
朝から夕方まで、この時期の恒例のあの仕事にかかりきりだった。詳しく語るわけにはいかないが、教育とは何か、なんていうことについて考えさせられるひとときだったぞ。歩数はそれなりに伸びているはずなのだが、今日に限ってはスマートウォッチ禁止だったので、数値はわからない。
今後の仕事のためにも、高校の「情報」の教科内容は把握しておくべきだなと思った。
きょうは天気がよく、昼前に家の外に出たら、気温は8℃くらいだったから決して高い温度ではないが、陽光がさして明るく暖かかった。家にこもっていないでよかった。久々に、近所の温泉に行ってリフレッシュして帰ってきた。午後には明日の業務の準備と月曜日の非常勤の講義の準備をした。夜には煮豚を作った。
いろいろの事情で家でグダグダしていた。ツォルンの補題の証明に関して一昨日から考えていたことを縫田さんにメールしたら、丁寧な返事が来たけど、かえって迷惑をかけたかもしれない。ううむ。難しいもんだね。
弁当を作って朝食をとってピアノの練習をして自転車で大学に行った。行ったのはいいが、弁当を家に忘れている。これはいけない。きょうは給料日前日で超絶お金がなく、外食という選択肢はとれない。さいわい第1時限は授業がないので、取りに戻ることにした。一旦帰宅して弁当を確保してついでにさっき忘れていた歯磨きもして、今度は歩いて大学へ戻る。まあ、いい運動になったと思うことにしよう。
さて弁当を確保して大学に向かって歩いてくる途中、リサイクル古紙として『キケロー書簡集』とかキルケゴール『死に至る病』とか、まだ新しめの岩波文庫が4〜5冊もゴミ置き場に出されているのをみた。再資源化ゴミとして出されたものを拾って持ち去るわけにもいかない(条例で禁止されている)ので通り過ぎたが、これはもったいない。哲学書を捨てる人もいるのだなあ。
午前中に解析学Iの講義、午後に集合と位相Iの講義がある。その合間の時間には今週末のあの業務のための打ち合わせがあり、講義の後にはTGSAセミナーとでぃぐセミナーの予定が重なっている。TGSAセミナーのあとでぃぐセミナーには遅れての参加となった。朝の弁当の件から始まって、夕方までバタバタした1日だった。
朝ちょっと調子が出ないが、そうも言っていられない。小雨がぱらつく中を歩いて大学へ行く。午前中は解析学Iの中間テストを実施した。午後は卒業研究セミナーをやる。きょうは月曜日のスケジュールで授業をする日なのだ。今年の卒研発表会ではツォルンの補題の(縫田光司さんによる)超限帰納法を使わない証明を発表してもらうことにする。きょうはその証明の道筋をひととおり辿った。巧妙な証明だが、一度読んだだけでは、やっていることのイメージが湧かない。証明の鍵になる集合族 \(\mathcal{C}\) の正体がわかればもっと見通しよく理解できるのだが。そのへんをグダグダ考えながら家路を辿る。夕食後に少し考えて、縫田さんの \(\mathcal{C}\) は空集合から出発して素直な超限帰納法でどんどん真の上界をとっていってできる整列鎖の族に一致することを確かめた。これで少し安心した。
選択公理を使う証明は非構成的だ。だがその非構成的性格は、選択関数を与えるところに集約されているといってよさそうだ。同じ選択関数を使うと、縫田さんの論法と超限帰納法とは、結果として同じ極大元を与えることが保証される。ツェルメロの整列定理もそうで、ガンマ列を使うツェルメロの証明と超限帰納法を使う証明とは、同じ選択関数を使う限り、結果として同じ整列順序づけを与えるのだ。選択公理にもとづくいろいろな証明のうちでも、選択関数への依存性をあらわにした証明は、こういう、なんというか「半構成的」な性格を持っている。これはツォルンの補題を使っている限りわからないことだ。
朝には集合と位相Iの中間テストをやった。明日には解析学Iの中間テストもやる。早いうちに両方を採点してしまわねばならぬが、さてまとまった時間はとれるのか。午後は3年生ゼミの最終回をやった。なかなか面白いテキストだったが、ちょっと中途半端に終わった感じでもある。
毎年1月14日は世界論理デー(World Logic Day)だそうで、慶應義塾の岡田光弘先生たちが中心になって記念のZoomワークショップが開かれた。菊池誠(神戸の)と岡本賢吾先生と村上祐子さんが講演するというので聴講した。ピアノのレッスンに行く時間になったので、そのあとのディスカッションには参加できなかった。
夜はピアノのレッスンに行く。今やっている曲の[A]と[B]がほとんど同じことをやっていて、これをどう弾きわけるかが厄介な問題だ。きょうはもっぱらその話をしたが、なかなかこれというアイデアも出ない。引き続きいろいろ試してみようという話になった。帰宅して、昨晩作ったカレーで夕食にする。
成人の日
あんまり書くこともないけど、午前中はそれなりにピアノの練習をした。午後には久々に、3年前に科研費で買ってもらったタブレット端末(BOOX MaxLumi)のメンテナンスをした。ポメラ同様、これもお蔵入りにしておくのは惜しいデバイスだ。晩飯の後にはいつものカレー作りをした。
昨晩遅くに煮豚を作った。その時の茹で汁を残しておいて、今朝になってから鶏ガラを加えて煮て、そのスープで朝食にラーメンを食った。いつもと違う味つけで、なかなか悪くなかった。日曜日は例によって萱町のエルベに鶏肉を買いに行く。今日も歩いて往復した。鶏肉のほかに、ほうれん草とミニトマトが少し安かったので、一緒に買ってきた。家の食材の残り具合から考えて、カレー作りは明日にする。昼飯には、昨晩の煮豚を使って焼豚玉子飯を作った。
夕方から少し(といいつつ結構な時間)外を散歩した。お金を使わないように心がけた。だからというわけではないが、とても寒かった。
昨晩はいろいろ放棄して早く寝て、今朝は少し寝坊した。よく寝たので気分がよい。朝風呂を浴びて、残り湯で洗濯をする。朝食には、冷麦を温かい汁で食べる。これはこのごろのお気に入りの食べ方だ。きょうは刻みネギと天かすを乗せた。そのうえに蒲鉾の1〜2切れも乗せれば上等なのだろうが、あいにく家に蒲鉾がない。あまり日持ちもしないので、めったに買わないのだ。
洗濯が済んだら自転車で郵便局へ書留(クレジットカードの更新)を受け取りに行く。ぐるっと回って坂を登ったり降りたり、遠回りしてスーパーに寄ったりしてから帰宅。昼食後はまたまたブックオフに本を売りに行ったりした。
フリーな統計計算ソフトウェア環境 R の使い方を覚えたいので、MacBook Proにインストールしていろいろ遊んでいる。きょうは \(n\) 個の一様乱数を独立に取り出したときの最大値の分布やメジアンの分布について、数値実験をしたりグラフを描かせたりしながら、いろいろ考えて楽しんだ。多数の一様乱数のクォンタイルの分布には二項分布とかベータ分布とかが関係しているようだ。そしてその考えは一様乱数以外の分布にも応用できそうである。
いつも利用している日本気象協会のtenki.jpが昨日からDDoS攻撃をくらっているそうで、天気のチェックがなかなかできないが、けさは松山も氷点下になったらしい。かなり寒い。早めに大学に着いた。朝一番には集合と位相Iの演習をやる。このクラスもなんか仲間同士でわいわい議論するグループが増えてきて結構なことだ。
午後には大学院向け幾何学概論の講義をする。基本群のホモトピー不変性を証明して、次回に球面の単連結性を示すためのステップとして開被覆のルベーグ数の話をした。それと、球面の単連結性は絵的にアキラカに見えるかもしれないけど、ペアノ曲線のように球面全体を1点の欠けもなく埋め尽くす閉路を構成できて、そんなのどう1点に縮めていいかわからないよね、だからこれはパっと思いつくイメージほど自明じゃないね、という話もした。
夕方からはTGSAセミナーがある。シャクマトフさんのところで学位を取り、いまは中国のガオ教授のところでポスドクをしているウーゴくんのトークである。話は少し難しかったけど、面白かった。いつもの飲み会はお金がないので欠席。
少し寝坊したがどうにかいつもと同じくらいの時間に大学に着いた。きょうは明日の幾何学概論の授業の準備をせねばならぬ。午後になって調子が出てきた頃に、集合と位相Iの講義の時間が来た。きょうは大田本セクション3.4の「全射と単射」の話をする。前回に引き続き、抽象的な定義が続いてわかりにくいところなので丁寧にやりたいが、たくさんのことを話さねばならないのでもあり、匙加減が難しい。
夕方には歯医者に行った。歯茎の検査とかいうものを受けて、それから下の歯を全体にクリーニングしてもらった。長いこと口を開けていなければならなくてアゴがくたびれたが、クリーニングのおかげで心なしか口の中がスッキリした気もする。歯医者が長引いたので、でぃぐセミナーには遅れて参加した。でぃぐくんが、ある特別な性質をもつハウスドルフ測度の話をしていた。でぃぐセミナー終了後、夕食をとってから、幾何学概論の講義の準備を再開した。球面の単連結性の証明まで書けたから、まあ明日はこれでなんとかなるでしょう。
寒い中自転車をこいで、いつもより早めに大学に着いた。冬休みが終わり、今年最初の授業日である。水曜日なので解析学の講義と演習がある。関数項級数の話をした。冪級数のことは回を改めて詳しくやることになっているので、講義では一様収束と絶対収束の一般論をやってから、いくつかの例を見るだけである。内容が少ないのは事前にわかっていたので、前回の講義で話せなかった交代級数についてのライプニッツの定理の証明を最初に詳しくやった。
先日倅が置いていった荷物を発送するために近所のローソンへ行ったら、店員さんも俺もゆうパックの発送手順がなんだかよくわからなかった。以前はレジカウンターの引き出しからゆうパックの伝票をさっと出してくれていたような気がするのだが、Loppiがどうしたバーコードがどうしたという話になっているらしいのだ。仕方がない。出直すことにして、結局、別のコンビニからクロネコヤマトで送った。
風が強く寒いが、天気はよい。冬休み最終日の今日はいろいろの事務連絡をし、明日以降の授業、それに来週の「解析学I」と「集合と位相I」の中間テストの準備などをする。
妻が先日某所でポメラのことを話題にしていたので、DM200を久々に持ち出してみた。これはやっぱりいいツールだと思う。お蔵入りにしておくのはもったいない。有効活用しよう。とはいえ、うちにいろいろある各種デジものが使いこなせておらず、多少整理したほうがいいかと思っているのも事実である。ふむ。(←このパラグラフはポメラのBluetoothキーボード機能でMacBook Proに無線接続して入力してみた)
夜はピアノのレッスンに行くのだが、今日は運動不足だったので歩いて行った。そしたら、時間の余裕をみすぎていて、30分ほども時間が余った。寒い中を戸外をうろうろしてしまったが、適当なところで教室に入って待っていればよかったな。レッスンでは、ある程度の進捗は認めていただいたものの、これからこの曲をどう表現するかというところでいろいろ指導をいただいて、その内容はいちいちわかるのだが演奏がついていかないという歯がゆい状態になった。なにしろ普段の練習が足りないからなあ。
レッスン後、例によって地下BALで軽く飲んでから、歩いて帰る。上弦の半月が受け月 (上弦の月が盃のような格好で空に浮かんでいること。願い事を受けてくれるという俗信がある) になっていた。昨年の今頃にも夕月が受け月になっていたことがあって、そのときに、どうか倅が志望校に合格しますようにとお願いした。それで今回は、そのときのお礼を言ってから、もう贅沢はいわないので、娘と倅の前途が息災であるようにと受け月さんにお願いした。
朝から雨である。時間に余裕をもって、電車で出かける。そのぶん、朝のピアノの練習ができなかった。仕事初めは非常勤の授業だった。新年も松の内で、しかもあいにくの天気なのに、出席者はけっこう多かった。授業のテーマは「AIと社会」である。たくさんのことを早口でしゃべったので、なんだかワアワア言ってるだけだったなあと自分で思ったが、聴いているほうはどう思ったことやら。松山大学での授業を終えるころには雨は止んでいた。愛媛大学へ歩いてくると、こちらは明日まで冬休みなので、キャンパスは静かなものである。
午後には卒業研究ゼミをやる。発表会までのスケジュールを考えてゼミ生と相談したうえ、冬休みではあるがゼミをやることに決めてあったのだ。テキスト第4章の章末問題を済ませた。選択公理がらみの面白い問題がいろいろあって楽しかった。たとえばこんな問題だ。正の実数の全体 \(\mathbb{R}^+\) を二つの集合 \(A\) と \(B\) に分けて、\(\mathbb{R}^+=A\cup B\), \(A\cap B=\varnothing\) かつ \(A\) も \(B\) も加法について閉じているようにせよ。ツォルンの補題を使ってやってみろ、というのが問題である。それはゼミ生のアラキくんがやってくれた。この条件から \(A\) と \(B\) がルベーグ不可測集合であることが導かれるから、選択公理なしではこのような \(A\) と \(B\) の存在を示せないことがわかる。そのことの証明にはルベーグ測度論のいろいろな知見が必要なので、うちのゼミのレベルをちょっとばかり超えているが、事実として伝えておいた。
そのあとは集合論Zoomゼミをやる。引き続き、イェック本の第2章の順序数に関する章末問題である。これが終わって19時半ごろに大学を出て、のんびりと歩いて家路をたどる。帰宅して軽く夕食をとったあと、いつものカレー作りにとりかかった。音楽を聴いたりX.comでいろいろやりとりしたりしながら、23時半までかけてカレーを作ったら、安心して寝てしまう。Zzz…
今朝は今朝で、数学の論文がリジェクトされる夢を見て目が覚めた。午後の電車で京都に戻る倅をJR松山駅まで見送り、そのあとひとりで街を散歩した。家族というのは、いると面倒だが、いないと寂しい。
何かフルートのためにサンバ風の曲を作曲する夢を見て目が覚めたが、起きてから思い出すと、あまりたいしたメロディーじゃなかった。大根と玉ねぎの味噌汁を作り、塩サバの切り身を焼いて朝食にする。月曜日にはさっそく非常勤の授業があるので午前のうちにその準備をする。昼食には生麺を買ってきてラーメンを作った。
夕方から倅が靴やら京都へのお土産やら買いに行くのにつきあった。あす京都に戻る倅のためにJR松山駅で切符を買った。予期していたとおり、上りの特急も新幹線も、明日はほぼ満席だ。
夕食にはトンカツを作った。まあまあうまくできたが、ご飯を炊くのをすっかり忘れていたので、買い置きしてあったパックのご飯を使った。
未明の変な時間に《コンサートホールで合同音楽祭があり、サックスアンサンブルのステージに乗ろうとするが、楽器をどこに置いたかわからなくなって本番に遅刻する》という夢を見て目が覚めた。炊飯器のセットなど、やることがあったので起き出したら、今度はなかなか眠れない。それで午前中は調子が出ず、朝食のあと昼まで寝ていた。長い休みのおかげで覚醒と睡眠のリズムがおかしくなっている。冬休みもあとわずかなんだから、リズムを崩さないように、体を壊さないように、用心しなくては。
2月の頭と3月の下旬に吹奏楽の演奏会に出演する予定にもかかわらず全然練習をしていないものだから、少しはあたしたちのことをかまってよという想念が楽器から送られてきて、それで今朝の夢になったのかもしれないな。知らんけど。
大晦日に買った本、今村仁司『仕事』(弘文堂, 1988年/講談社学術文庫, 2024年)を読み終えた。労働観の歴史的変遷という観点から近代的な労働社会を相対化し「労働からの解放」を構想する本だった。ヨーロッパ中世から近代への労働観の変化を語る中で、機械時計の誕生と時間意識の変革について書かれていた。これは、俺が常々気にしている近代科学の成立の思想的背景を考える上でも、なかなか示唆的だ。
もう一冊。先月20日くらいに買って、さぼりさぼり読んでいた末次拓斗『誰でもわかる 大規模言語モデル入門』(日経BP, 2024年)を、ようやく読み終えた。たくさんの用語が明快に説明されていてよかった。とくに前半のLLMの動作原理や開発過程の説明が有益だった。各章の扉に、簡単な内容紹介と「本章を読むと〜できるようになります」という到達目標が書かれていて、本当かなあと思いながらも、なるほど大学での授業概要(シラバス)もこういうふうに書けばいいのね、と、そういう面でも勉強になった。各章の最後のまとめも的確でありがたい。
まあそんなわけで、今年はこれまで以上にいろいろな本を読もうと思う。夜は寝床で藤原彰夫『情報幾何学の基礎 情報の内部構造を捉える新たな地平』(牧野書店, 2015年/共立出版, 2021年)を開き、第0章「準備」をざっと読んで、フムフムと言いながら寝てしまう。
きょうは今年初の休肝日とした。
月末の京都行きの切符の手配をした。その足で地下BALで飲み初めをした。
朝食はホットドッグ、昼食は手打ちピザ、夕食は手作りスパイスカレーと麦ご飯のカレーライスを用意した。家族が帰省してくるとどうしても3度の食事の心配で頭がいっぱいになる。
元日
あけましておめでとうございます。どうか本年もよろしくお願いします。
無事に年が明けたのだが、そういえば昨年末はいつものあの会社からカレンダーが届かなかった。これを毎年リビングの壁に貼って利用していたのだが、まあ厚意でくれていたものだから、もらえないというなら仕方がない。あてが外れたのでどこかで調達せねばならない。いや、Excelとパワポで自作してしまうか。
年賀はがきも昨年中は買わずじまいだったが、いつも年賀状をくれる人たちに、今年は返事くらい出そう。