2022年8月31日(水)
先日《スターウォーズ エピソード6 (ジェダイの帰還)》に関連して「ルカ福音書」の《放蕩息子の喩え》について書いた。似た話が、法華経の信解品第四にあって、こちらは《長者窮子の喩え》と呼ばれている。
《長者窮子の喩え》では、息子は子供の頃に家を出てしまって何十年も経っている。だから、無尽蔵の財産をもって立派な身なりをした長者が、まさか自分の父親だなんてわからない。長年の貧乏ぐらしで身なりだけでなく心まで卑しくなっている息子は、大金持ちの長者につかまったらどんな酷い目に合わされるかわからないと恐れているのだ。そこで長者は真の父親であることを隠して、まず便所掃除人として息子を雇う。息子が仕事に慣れたころ、長者は息子を安心させるためわざと粗末な服を着て息子に近づき「お前には見所がある」といって衣服を恵んでやる。長者は息子を少しずつ責任のある役目に昇進させ、やがで財産の管理人に任じる。息子は長者が父親とは知らずに、ただ恩に着て真面目に仕事にはげみ、長者の莫大な財産を私心なくきちんと管理する。そして長者はいまわの際に、この管理人こそが自分の一人息子であり全財産の相続者であることを宣言するのだ。
《放蕩息子の喩え》では放蕩息子は父親のことをよく覚えており、ただ、零落した自分は、この父親の息子として失格であるから、せめて使用人として側に置いてもらおうと思っている。父親にとっては、そんな放蕩息子も大事な息子であることに変りはない。父(すなわち神さま)は無限に心が広いから安心して戻ってこい、というのが《放蕩息子の喩え》の肝心なところだ。父と息子の関係は固定的であり、放蕩息子は放蕩こそ止めるが、最後まで息子のままである。いっぽう《長者窮子の喩え》では、息子は本当は最初っから長者の全財産(すなわち如来の智慧)の相続者、すなわち次世代の長者(すなわち如来)そのものだ。しかし、そんなこととは露知らず、彼は貧しい家に住み、卑しい仕事についている。ここのところの違いは、キリスト教と大乗仏教の人間観の違いを現わしていて興味ぶかい。
…などと言っているうちに8月も終わりである。きょうはそこそこ天気がよかったが、どうも台風11号が剣呑な感じだ。
2022年8月30日(火)
近所の明屋書店で藏丸竜彦『数学ゴールデン』第4巻、それと松山三越のジュンク堂書店で集英社コンパクト版『学習まんが日本の歴史』の第9巻と第10巻を入手。カズノさんの店で白ワインをいただきながら、Chong and Yu «Recursion Theory» (De Gruyter, 2015) を読む。
夜は例によってピアノのレッスン。それから地下BAL。
2022年8月29日(月)
大学へ行く途中に書店に寄った。藏丸竜彦『数学ゴールデン』第4巻 (白泉社)の発売日なのだが、まだ置いてなかったので、何も買わずに退散。そのあと書店の駐輪場で出発しがけにバランスを崩してコケたのは地味に恥ずかしかった。いや、安全第一でいかねば。
夕食は棒々鶏と無限もやし。
2022年8月28日(日)
朝、倅が起きてくるのを待ちながら、名画『カサブランカ』をAmazonプライムビデオ で視聴。気になっていながらこれまで観ていなかった映画がいろいろ観られるのはありがたいが、Amazonの策にまんまとハマっているともいえるな。
このごろ集英社コンパクト版『学習まんが日本の歴史』 というのに凝っている。ひとまず第8巻「戦国時代と天下統一」まで読んだ。
2022年8月27日(土)
倅の学校がないので心置きなく寝坊した。昼飯に焼きそばを作って倅と二人で食った。少し昼寝してから地下BALに行ったら、久しぶりにO内夫妻に会った。晩飯はうちですっかり定番になったナスと豚肉の炒めもの。いろいろ読まねばならぬ本もあるというのに今日もよくサボった。
2022年8月26日(金)
午前中、仕事がらみのオンライン研修会。午後、街に出た。天気がよいけれど、暑さはピークを過ぎている。ジュンク堂書店で加藤文元『ガロア理論12講』 (KADOKAWA 2022年)を買って、カズノさんの店、そろそろ情報公開していいと思うので書けば、二番町3丁目のカフェ・パルタジェ で、しばし雑談。
カレー粉とヨーグルトを買って、夕食にタンドリーチキンの真似事をした。フライパンでもできるというネット上の情報 を頼りにやってみたら、油が多かったのと火力が強かったので、だいぶ思ってたのと違うものができた。まあ、食えるのでよしとするが、うちのキッチンにも再びオーブントースターを導入すべきだとも思う。そのためには、いろいろ片付けてスペースを確保せにゃならんが。いや、片付けにゃならんのはオーブントースターと関係なく片付けにゃならんのよ。
2022年8月25日(木)
奇妙で楽しい夢をたくさん見て目が醒めたらまだ4時前で、雨が降っていたので窓を閉めて、二度寝して定刻の朝6時に起床。いつものように朝食を用意し、弁当を作って倅を学校へ送り出し、晴れ間が見えてきたので洗濯を済ませ、大学へ行って正午から午後2時ごろまで教室会議。昼休みに会議をするというのが、教室の慣例としてすっかり定着してしまったので仕方がない。
夕方、いつもの医者に行っていつもの薬を出してもらう。医院の横の自転車置場の隅で、オケラだかコオロギだかが鳴いている。秋だなあ。俺が医者に行く日は慣例により夕食は外食。倅のリクエストにより今夜も はま寿司 に行く。
2022年8月24日(水)
後期のある業務について打ち合わせがあるので朝から大学に行った。昼飯を買いに大学近くのスーパーに行ったら、干物屋の屋台が出ていたので、安くもない貝柱の干物を少々買ってしまった。家にあったエビの干物と一緒にこの貝柱を水で戻し、夕食のナシゴレンに入れた。半年ぶりのナシゴレンは、けっこう上手にできたと思う。
夜、ツイッターのスペースで早稲田の薄葉さん、京産大の三好さんと短時間ながら会話。
2022年8月23日(火)
昨晩3時すぎまでチャットしていたせいで、あまり調子が出ない。こういう日は無理せず、おとなしくしておこう。夕食にはゴーヤと豚肉の炒め物。そのあと、ピアノのレッスン。
2022年8月22日(月)
明け方にずいぶん酷い夢を見たように思うが、どうも詳細には思い出せない。けっこう寝汗をかいている。
先日まで毎朝あんなににぎやかに鳴いていたクマゼミがいなくなって、かわりにツクツクホウシが鳴き、夜には秋の虫が鳴くようになった。季節は確実に巡ってくるのだなあ。
2022年8月21日(日)
昼メシにペペロンチーノを作った。ニンニクはチューブのおろしニンニクを使ったが、唐辛子は先日おすそわけでもらった生のハラペーニョだ。おかげで、なかなか美味しくできた。
午前中に「て日々」を更新し、午後に地下BALに行って けんけん に会ったら、もう更新をチェックしていた。この人、普段は韜晦しているが、押しも押されもせぬ大企業のエグゼクティブであるから、各種情報への目配りが周到だ。それだけでなく、サブカルから武術まで、知識と経験の引き出しがやたら多い。この地下BALにいろいろな人が集まるなか、けんけんと、すばらしく頭の回転の速い店主のミチコさん、この人たちとの会話が、俺にとってこの店の醍醐味なのだ。さらに今日は、けんけんの会社の隣りの会社、これまた押しも押されもせぬ大企業の知財関係(だったか)の専門家であるカオリさんがご主人と2人でやってきた。工業化学に造詣の深いけんけんと、もと生物学専攻でハマグリの解剖などをしていたカオリさんが、俺の宮島みやげの牡蠣屋の 牡蠣のオイル漬け を食べながら、貝類の水質改善効果について語り出したあたりから、この狭い店のカウンターは、ひととき知的梁山泊の様相を呈した。まあ、客観的には単に酔っぱらいがわけのわからんことを喋ってるだけなんだけど。
こうした知的梁山泊 (間違っても “知的サロン” ではない) は、夜ごと全国津々浦々の居酒屋で生まれては消えていっているのだろう。見識と志のある人は、世の中にたくさんいるのだろう。俺は、大学がそういう知的梁山泊であってほしいと思っていた (し、いまも少しは思っている) が、残念ながら、日本の大学は「普通の学校」「普通の役所」になっていくばかりだ。
2022年8月20日(土)
倅さん、きょうもまた模試である。弁当を持たせて送り出す。大きな目標に向かっているからとはいえ、つくづく、受験生は大変だ。
午後、地下BALに行った。けんけんと川尻さんが拙著『位相空間のはなし』を肴に、経営者目線で数字を読むということについて熱く語りはじめた。拙著に触発された考えだとけんけんはいうのだが、俺にはまったく思いもよらない視点からの読みである。ああ、書物は読者があってはじめて完成するんだなあ。いずれにせよ、読んでいただいてありがたいことだ。
数学書を専門外の人に読んでもらうにあたっての本質的な問題点についての指摘もあった。位相空間の説明は多くの場合、開集合の概念から入るが、開集合の何をもって「開」と言っているのかがわかりにくい。「閉」から先に説明したほうがいいのではないかとけんけんは言う。これは鋭い指摘である。また、たとえば化学畑の人にとっては、集合の「濃度」というのはずいぶんミスリーディングで、かえって理解のさまたげになっているようだ。なるほどなあ。「開集合」にせよ「濃度」にせよ、数学徒にとって用語は究極的には定義に貼り付ける単なるラベルのようなもんだけど、専門外の人にとって、用語の語感は理解の手がかりとしてなによりも重要である。数学書の書き手として、そこのところを重々認識して書くべきだと改めて気づかされた。もちろん既存の概念に書き手が勝手な用語を当てるわけにもいかないので、なおのこと、記述の順序や説明のつけ方に気を配らねばならない。
夜は味噌ラーメンを作り、夕食後には倅と2人で《スターウォーズエピソード6 (ジェダイの帰還)》を観た。なるほど、タイトルの “Return of the Jedi” は「ルカ福音書」の《放蕩息子の帰還》 “Return of the Prodigal Son” から取られていたのかと、見終わってから気付いた。1980年代の日本での封切時には、このタイトルが「ジェダイの復讐」と訳されていたが、さすがにそれはまったくの誤訳だったわけだ。
2022年8月19日(金)
10日ぶりに大学に来た。キャンパスはほとんど人の出入りもなく静かだったが、午後に大学院の女子学生ペアF2KさんとHRTさんが研究室を訪ねて来た。HRTさんが「先生、Pythonの本持ってないですか」と聞いたのを聞き間違えて、「えっ、体操の本なんか持ってるわけないでしょ」と (体操の身振りをしながら) 答えてしまった。ああ、Pythonの本なら何冊か持ってるぞ。いま研究室にはオライリーの『入門Python3』とブルーバックスの『入門者のPython』があるが、数学系の学生のPython入門なら、我妻幸長『Pythonで動かして学ぶ! あたらしい数学の教科書』(翔泳社)がいいかもしれない。家にあるのを見つけておくから来週またおいで。
2022年8月18日(木)
まる1日グータラして無為に過ごしてしまった。そろそろ日常に復帰しなくては。
2022年8月17日(水)
さてさて、《帝国の逆襲》のあとは当然《ジェダイの帰還》を観ないと収まらないわけだが、倅が言うには、週末の模試が済んでからにしてほしいという。まあ、それはそれでよろしい。人とリアルに会うことはほとんどないが、ツイッターのスペースやLINEなどなどで、いろいろな人といろいろな話をする。話し相手がいるというのは本当にありがたいことだ。
2022年8月16日(火)
カントの本を買った。買った以上のことをいまここで語るのは烏滸がましいので、また改めて。
ピアノのレッスンはお盆休み。夕食後に倅と《スターウォーズエピソード5 (帝国の逆襲)》を観た。倅は、R2D2がお気に入りなのと、ドアが開くと真っ白なダイニングルームのいちばん奥の席で真っ黒なダースベイダーがひとりで待っていた、というシーンがずいぶん面白かったらしい。
2022年8月15日(月)
午前中、Amazonプライムビデオで《インディージョーンズ・最後の聖戦》を観た。本当は倅と二人で《スターウォーズエピソード5 (帝国の逆襲)》を視るつもりだったのだが、なんだかんだで、それは明日に延期。
2022年8月14日(日)
いつぞや書いたとおり 、倅は朝から愛媛文教会館へ模試を受けに行く。俺は昼すぎまで家でグータラ過ごし、それから湊町4丁目の炎やラーメン へ昼食をとりに出かける。合間に『数学的真理の迷宮』を読んだり冨田恭彦『カント入門講義』 (ちくま学芸文庫2017年)を読んだり。なぜカントかというと、今月4日 のZoom会議で菊池誠(神戸の)の発言からカント談義が始まり、理性・知性・感性というどこまでも主観論的なものを通じて客観的な認識に迫れるとカントが考えているかのような印象を (俺のひどい思い違いかもしれないけど) 受けたからだ。外界の認識の話ならさすがにマユツバものだけど、数学の対象について話しているのだとしたら、一度はその理路をたどっておいて損はないと思う。
2022年8月13日(土)
昼食後、倅は塾へ自習に行くという。俺はまたしてもジュンク堂書店へ行き、昨日手に入らなかった『数学セミナー』9月号を入手。斎藤新悟さんが書いた「リーマン積分とヘンストック積分」は面白い。だが「積分のいろいろな顔」という特集にして、ファインマンの経路積分や確率解析のいわゆる伊藤積分などに関する記事がないのはちょっと残念。
2022年8月12日(金)
昨日県立図書館で借りてきた佐々木力『数学的真理の迷宮』 (北海道大学出版会2020年)を少しずつ読む。ルイス・キャロルを題材に、19世紀までのイギリスの「ジェントルマンとしての教養」を重視する大学と、19世紀ドイツの教育改革に端を発する「研究業績本位」の大学とを対比する序論から、とても面白い。
昨日も行ったけど、本日発売の雑誌『数学セミナー』9月号を求めて松山三越のジュンク堂に行った。しかしここは四国であるから、発売日に雑誌が手に入るとは限らない。案の定まだ8月号が並んでいた。8月号の特集「公理という考え方」も面白かったが、9月号の特集「積分のいろいろな顔」にも期待しているのだ。
2022年8月11日(木) 山の日
朝、いつものように6時に起きて朝食の支度をした。休日なので倅をわざわざ起こすことはしない。自然に起きてくるのを待つ間に、結局《レイダース・失なわれたアーク》を最後まで観てしまった。
返却期限なので県立図書館へ行って本を返し、また別の本を借りた。いつもながら、5冊借りても1冊を通読できるかどうかだ。まったくなさけない。
2022年8月10日(水)
7時半ごろに家を出て、倅と2人、高浜線で松山観光港へ行った。8時50分のスーパージェットに乗ると、10時10分には広島・宇品港に着く。そこで10時25分発の宮島行き高速船に乗り換える。すると、11時には宮島に到着している。たいしたものである。厳島神社に詣でる。大鳥居も正殿も修繕中で、そういう意味では日本三景のひとつに数えあげられる景観はダイナシなのだけど、これもまあ経験である。そのあと、宝物殿を見て、昼食に穴子メシを食い、門前の商店街をうろうろして、焼き牡蠣を買って海辺で食ったり、観光客だらけの路傍にカブトガニの死骸が転がっているのにビックリしたり、14時過ぎまで宮島で過ごしてから、JR山陽線で広島駅へ移動。
平日とはいえお盆の時期だから、広島駅にはずいぶん人が多く、カフェでひとやすみということもなかなかできなかった。北口付近のショッピングモール を探索したり、エディオン蔦屋電機 に行ったりしたあと、福屋10階のジュンク堂書店 のカフェでようやくひと息つく。その後、如法さん と合流して駅ビルのスペイン風バル「タパスキッチン」で夕食をとった。工事中でカオス状態の南口から如法さんに見送られてタクシーで宇品港へ向かい、フェリーで松山に戻った。
帰りのフェリーでは倅に《スターウォーズ エピソード4 (新たなる希望)》を観せるつもりでiPadを準備していたのだが、なにせ海上というのは携帯電話やWiMAXの電波の状態がよくないので、話の面白いところでたびたび再生がとぎれる。船での視聴は諦めて、帰宅してから真夜中すぎまでかかって最後まで観た。倅は面白がってくれたようだ。
そんなわけで、1日楽しかったが、さすがにちょっと疲れた。
2022年8月9日(火)
大学ではオープンキャンパスをやっている。俺は業務がないので研究室で調べもの。
明日は倅を連れて宮島へ日帰り旅行する。きょうのうちに、ウェブで宮島観光協会や汽船会社のサイトをチェックしたり、カフェのマスターをやる傍ら旅行業を営むカズノさんに相談したりして、明日の行程表を作り、費用を計算する。
夜はピアノのレッスン。地下BALに行ったら、普段の平日にはいないケンケンがいた。
2022年8月8日(月)
きょうもよい天気である。自転車で大学へ行き、用を済ませる。理学部キャンパスでは、明日のオープンキャンパスの準備が静かに行なわれている。
ありがたいことに某所でのセミナートークのお誘いを頂戴した。話せるネタはほとんどないのだが、折に触れて考えている未解決問題について、ややテクニカルな詳細に踏み込んだ紹介をすることくらいはできるだろう。詳細は後日改めて。
夕食後、ツイッターのスペースをホストしたら、思いがけずいろんな人が来てくれて楽しかった。
2022年8月7日(日)
朝のうちに洗濯をして干しておいたら、昼の1時にはすっかり乾いていた。ありがたいことである。
午後、歩いて出かける。なかなか凶暴な暑さ。ドラッグストアやブックオフに寄り道しつつ、昨日に引き続き地下BALに行って、昨日会えなかった常連のO内夫妻に新著『位相空間のはなし』のサイン本をわたす。これまた、毎度おおきに。
2022年8月6日(土)
倅も俺も休みなので、きょうくらいは寝坊してもいいのだけど、このごろ俺は毎朝6時に目が覚めるので、そのまま多少の家事を済ませる。溜まったペットボトルを回収に出し、洗った食器を拭いて片付け、洗濯をする。
午後には地下BAL店主のミチコさんと常連筆頭のケンケンに新著『位相空間のはなし』のサイン本を買ってもらう。毎度おおきに。
きょうは数年ぶりの三津浜の花火大会で、帰りの松山市駅には浴衣姿の若い男女がたくさん。夜になると、うちまでドンドンパラパラの音が聞こえてきた。
2022年8月5日(金)
曇り空で、少し蒸し暑い。電車で大学へ行く。午前のうちに解析学の期末テストの採点を済ませ、成績の原案を作った。外は雨が降ったり止んだり。
午後は大学院のゼミ。条件付期待値についてのいろいろな事実に証明をつけ、演習問題を済ませて、谷口説男『確率微分方程式』 (共立出版2016年)の第1章が済んだ。第1章の演習問題1.7で、確率変数 \(X\) と \(Y\) が独立という条件が不要なような気がしてならない。まあ、俺がつけた証明に何か見落しがあるのかもしれない。
夕食はすだちおろしうどん。夜にはツイッターで根上春さんのスペースにお邪魔して雑談に加わった。旅行に行きたいねえという話になり、どこに行きたいかを皆が挙げていったときに、俺だけ「土星」などと言ってしまったのは寒くて少々申しわけなかった。
2022年8月4日(木)
午後、池田さん菊池さん黒川さんと研究打合せのためのZoom会議を実施。これが思いがけず3時間にも及んだので、期末テストの採点を終えられなかった。こんなことなら午前中にもっと頑張るべきだった。会議の途中で点数を気にした受講生が訪ねてきて「明日また来てね」と言って追い返すかっこうになったのは申しわけなかった。とはいえ、Zoom会議自体は研究へのモチベーションの充填に資するところがあったので、それはそれでよい。
2022年8月3日(水)
仲正昌樹『改訂第二版〈学問〉の取扱説明書』 (作品社2022年)を開く。あいかわらずアイロニカルというかシニカルな論調である。いろいろ参考にする。
昨日に引き続き期末テストの採点。第3問を片付けたころに、Teamsで教室会議。会議終了後に軽い昼食をとり、第4問をやる。
こちらはカンカン照りだったが、妻のいる秋田県は大雨で、大学周辺の住民がキャンパスへ避難してくるほどだったという。妻は保健師養成コースの教員なので、さっそく学生を率いて対応にあたったとのこと。
2022年8月2日(火)
きょうも天気がよく、そしてきょうも暑い。ようやく先々週の金曜日に実施した期末テストの採点にとりかかる。夕方には新入生むけ初年度科目の最終回をやる。これが夏休み前の最後の授業ということになる。授業が済んだら急いで帰って倅と夕食をとり、それからいつものピアノのレッスンに向かう。あいかわらず練習の時間が足りてないので先生に申しわけない。その後はいつもの地下BALで少し飲んで帰る。
2022年8月1日(月)
天気がよく、とても暑い。午前中は家で過ごす。午後、自転車で出かけ、フジグラン松山のメガネのタナカで眼鏡の調整をしてもらい、市役所で固定資産税を納めてから、大学へ行った。眼鏡はだいぶ歪んでいた。
昨日買った本のうち、立花隆・佐藤優『ぼくらの頭脳の鍛え方 — 必読の教養書400冊』(文春新書2009年)を読んだ。