朝、倅が出かける時に天気予報を見て「いま降ってないなら傘いらない」と言ってしまったが、いざ倅が出て10分ほどで雨がざあざあ降りだした。これは倅に悪いことをした。帰りごろに止んでいるといいのだけど。
とか言っていたらお昼前にはすっかり雨が止んだので、浴衣に着替えて出かける。湊町の炎やラーメンで昼食をとり、圓光寺で一休みしてから、いつもの地下BALに行く。途中、いよてつ高島屋の紀伊国屋書店に行ったり百均に行ったりしつつ5時前まで時間を過ごした。倅は模試が済んでから塾へ直行したという。
朝、倅が出かける時に天気予報を見て「いま降ってないなら傘いらない」と言ってしまったが、いざ倅が出て10分ほどで雨がざあざあ降りだした。これは倅に悪いことをした。帰りごろに止んでいるといいのだけど。
とか言っていたらお昼前にはすっかり雨が止んだので、浴衣に着替えて出かける。湊町の炎やラーメンで昼食をとり、圓光寺で一休みしてから、いつもの地下BALに行く。途中、いよてつ高島屋の紀伊国屋書店に行ったり百均に行ったりしつつ5時前まで時間を過ごした。倅は模試が済んでから塾へ直行したという。
台風の影響か、雨になった。倅はきょうあすマーク模試。土日はちょうどよい時間の電車がないので、一本早い電車に乗れるように送り出す。それからAPRINの講習の最後の1単元を済ませて小さく肩の荷を降ろす。
倅の弁当に使っているおかずのシリコン製カップが少々くたびれて来たのだが、近所のスーパー、近所の百均、近所のホームセンターを回っても置いてない。このごろあまり流行らないのかなあ。
午後は久々に科学コミュニケーション勉強会。夕食にはカレーを作った。
昨日に引き続きAPRINの講習を受講。9単元のうち8単元まで済ませた。午後には3年生ゼミのための研究室訪問が2件あり、それから大学院のゼミ。確率変数の法則収束の定義まわりの確認。それから、確率変数の条件つき期待値の存在と一意性の証明。\(L^2\)確率変数の範囲では条件つき期待値がヒルベルト空間における閉部分空間への直交射影にほかならないというのが大変興味深い。もちろん条件つき期待値は一般に\(L^1\)確率変数に対して定まるものなのだが、この場合にも正射影的な考え方で理解できるものなのか、考えてみよう。σ加法族 \(\mathcal{F}\) の部分σ加法族 \(\mathcal{G}\) があったとして、\(\mathcal{G}\) 可測な\(L^1\)確率変数の全体 \(L^1_{\mathcal{G}}\)は\(\mathcal{F}\)可測な\(L^1\)確率変数のなすバナッハ空間\(L^1_{\mathcal{F}}\)において閉部分空間をなす。では確率変数 \(X\in L^1_{\mathcal{F}}\) の条件つき平均 \(E[X|\mathcal{G}]\) は \(X\) から \(L^1_{\mathcal{G}}\) までの最短距離を与えるだろうか。そもそも最短距離を与える \(\mathcal{G}\) 可測な確率変数が存在し(a.s.の意味で)一意に決まるだろうか。これには\(L^1\)ノルムが狭義凸関数かどうかというのがかかわってくる。
午前中、公正研究推進協会(APRIN)というところが出している研究者倫理に関するeラーニング教材を読んでテストを受ける。毎年この時期にこの研究者倫理教育を受けてテストに合格しなくてはならない。まあ、これも仕事のうち。昼休みまでかかって9単元のうち5単元を済ませた。あと4単元も今月いっぱいが締切であるが、なんとかなるでしょ。
昼食後、あるワーキンググループのリモート会議。その後に外出。いい天気でけっこう暑い。地下BALで川尻さんと話したら妙に盛り上がってしまい、帰りが少し遅くなったので、夕食は近所のラーメン屋でとんこつラーメンにした。
昼過ぎに雷と雨。家にこもっていようかと思ったが、午後に会議があるのでそうもいかぬ。電車で出かける。
帰りも電車を利用。市内電車から郊外電車に乗り換えて座ったとたん、手提げバッグに入れていたペットボトルのお茶がドバっと床にこぼれた。市内電車に乗る前に少し飲んで、そのときキャップをしっかり閉めてなかったようだ。自分のズボンには少しかかったけれど、幸いにも郊外電車はすいていて、他の人の服を汚すことにはならなかった。いや、しかし気をつけないとなあ。
このところ、リン・ハント『人権を創造する』(岩波書店)、川添愛『言語学バーリ・トゥード』(東京大学出版会)、佐藤優『私のマルクス』(文春学藝ライブラリー)を並行して読んでいる。『私のマルクス』は佐藤の学生時代の思い出を綴った自叙伝だ。同志社大学神学部に学んだ佐藤は勉強熱心な神学生であると同時に学生運動家でもあった。時は1980年代初頭。テレビでは松田聖子が歌い、YMOが流行していた。俺が京都の府立高校で部活の吹奏楽にばかり熱中していた同じ時期に、同志社でこんなに濃い学生運動が行われていたというのが意外である。少し下って1983年に俺は衣笠の立命館に通い始めた。衣笠ではその頃すでに、学生運動の匂いは、皆無とは言わないまでもだいぶ希薄になっていた。それでも、その時期の京都の私立大学というところは確かに、この本で佐藤が描き出しているような場所であったようにも思う。
午前中、ある3年生が、後期の3年生ゼミの希望を出すにあたって、研究室訪問というものに来る。そこで、うちのゼミでは数理論理学か集合論をやるよ、と言ってテキストの候補をいくつか示す。かつては配属ゼロなんて年もあったが、この数年はうちのゼミを志望する学生が4人くらいいる。もっとも、早い時期に研究室訪問をする学生は、えてしてたくさんの教員のところを律儀に見て回ったりしているから、必ずしも研究室訪問に来た学生がうちのゼミを志望するとは限らない。
その後、M1学生2名が来た。どうやら県の教員採用試験で数珠順列の問題が出題されたらしく、それについて俺の意見を聞きに来たとのこと。
午後は卒業研究セミナー。鹿島亮『数理論理学』の第6章の演習問題を済ませた。後期はこのテキストの続きではなく「ゲーデルと20世紀のロジック」の第3巻の第I部を読むことにした。
夜は例によってピアノのレッスンに行く。レッスンから帰宅後、ツイッターのスペースで数名の知り合いと雑談。
きょうも補習があるという倅に弁当を持たせて学校へ送り出し、台所の片付けと洗濯をして、11時過ぎに大学へ到着。いや、本当はもっと早く大学へ来れるのだけどね。
午後、NPO法人数学カフェの事業について春さんと話す中で「支柱」という言葉が出た。そんな理由で夕食はビーフシチューに決定。夕方にはキッチンで調理しながらウェブ会議に顔を出したが、これはさすがに先方に失礼だったかもしれない。
この3日ほど、天気がよく、それでいてそれほど暑くない日が続いた。ありがたいことだ。朝、キッチンでコーヒーを淹れて飲んでいたら、珍しく倅が自力で8時過ぎに起きてきたので、朝食がわりに素麺を茹でて出す。お昼前にスーパーに買い出しに行ったのだが、せっかく持っていった5パーセント割引クーポンをレジで出すのをすっかり忘れていた。差額は100円足らずとはいえ、惜しいことをした。
午後は石手川公園で1週間ぶりのサックスの練習。こんどのビュッフェ・クランポンは前の楽器と比較して硬めのリードのほうが鳴らしやすい気がする。
昼過ぎに倅と二人で家を出発し道後へ向かう。来月のお盆のさなかにエスポワール愛媛文教会館で模試があるというので、あらかじめ会場までの道程を下見させておこうと思ったのだ。道後温泉電停から徒歩10分くらいだが、道順が少しわかりにくい。椿の湯の裏へ回って坂を登り、道後館の前を素通りして八千代の前の角を折れるとほどなく文教会館に着く。折り返していま来た道を戻り、道後商店街で昼飯にする。土用の丑の日なのでうなぎにしようかとも思ったが、小椋は店内飲食不可と言われたので、味倉で鯛めしにした。夏休みに入ったにしては、道後の街は観光客が少なかった。まあ、単に時刻がまだ早かっただけかもしれないけど。
14時すぎにいったん帰宅。浴衣に着替えて今度は一人で出かける。といっても、行き先はいつもの地下BALで、17時すぎまで飲みつつ喋る。17時半ごろ帰宅し、夕食を用意する。スーパーで店頭焼きのうなぎ蒲焼を買ってきて、ひつまぶしにした。
天気がいいが思いのほか涼しい。とはいえ昼過ぎには30℃くらいにはなったんだろうな。午後に解析学の期末テスト。これまで演習の時間にさんざん取りくんでもらってきたような問題ばかりを出題した。期末テストのあとは大学院のゼミ。確率変数の概収束と平均収束と確率収束について。
帰宅して夕食の用意。きょうは鶏の唐揚げにする。それと、いただきもののメロン。夜には『人権を創造する』を少しだけ読む。
倅に弁当を持たせて送り出す。(これは通常、俺が6時に起きて弁当と朝食の段取りを済ませて7時に倅を起こしに行くことを意味する。)洗濯をしてから、ヨビノリたくみの講義動画を視聴。東京理科大の大学院生向けにランジュバン方程式を論じたもので、けっこう面白かった。途中の式変形に若干疑問が残ったが、これについてはひとまず俺が自分で確かめるべきだと思う。その後、溜まった硬貨を久々に銀行へ預けに行く。けっこうな手数料を取られるのが若干癪にさわるが、700枚ものコインを家に置いていたところで、あまりいいことはないからな。
午後、自転車で出かける。県立図書館に行って、リン・ハント『人権を創造する』(岩波書店2011年)など、合わせて5冊借りる。カズノさんの店に寄り、松山三越のジュンク堂書店に言って新著『位相空間のはなし』が陳列されていることを確認して写真を撮らせてもらい、さらに地下BALに寄って帰宅。倅が先に帰っていて、エアコンの利いたリビングで休んでいる。二階に上がると室内がひどく暑い。窓を開けて空気を入れ替える。夜も9時を過ぎたころから、ようやく風が出てきて涼しくなってきた。
昨晩遅くに学生からの質問がメールで届いた。演習問題12.1と12.2に関するものだったのだが、今朝勘違いして昨日の演習問題14.1と14.2について解説した返事を出してしまった。今晩になって別の学生が演習問題12.4について質問をくれたおかげでそのことに気付き、急いで訂正のメールを送った。
きょう終業式で半日で帰ってくるという倅に作り置きの弁当を用意してやり、洗濯をして、大学へ行く。午前のうちに明後日の期末テストの印刷をしてもらう。何件かメールのやりとりをする。午後は解析学の演習の最終回。それから数学教室のホームページのメンテナンス作業をした。夕食後、明日以降の弁当のためにつくりおきの惣菜を用意。終業式が済んでも補習とかいろいろで倅は学校に行かねばならん。つくづく、このごろの高校生は大変だ。
朝と夜には、NPO法人数学カフェの仕事も少しした。一日じゅう晴天で、さりとて暑過ぎることもなく、過ごしやすくてありがたかった。
朝のうち、けっこうな雨。電車で大学に行き、午前のうちに、明日の小テストの問題をプリントアウトする傍ら、金曜日の期末テストの問題を作る。昼休みには9月卒業の学生1名のオンライン卒業研究発表があった。そのあと、昼飯を食いながら、数学YouTuber龍孫江さんの講義動画を視聴。内容は位相空間論のうちコンパクト空間の話で、コンパクト空間の連続全射像がコンパクト空間になることなどの証明が紹介されていた。板書が綺麗で勉強になった。
午後の空き時間に研究室のLinuxパソコンにJulia言語をインストールして、少し前に買って積んであったチュートリアル本を開いてみた。残念ながらこの本はあまりわかりやすくない。さて、どうしたものか。何かオンラインのリソースをあたってみよう。
夕食は野菜炒めと冷奴。夕食後はピアノのレッスンに出かける。
昼飯をどうしようかと考えているときに倅が塾の自習室に行くと言い出した。昼飯代を持たせて送り出して、結果として自分の昼飯がウヤムヤになってしまった。午後は懐かしの時代劇「三匹が斬る!」の第1話〜第2話が東映の公式チャンネルで公開されているのを観た。同じチャンネルの「素浪人花山大吉」の第1話を観ている間に倅が帰ってきたので夕食にする。ししゃもの焼いたやつ、ししとうの炙ったやつ、買ってきた鶏の唐揚げという居酒屋メニュー。
結局なんだかダラダラしている間に連休が終わってしまう。もったいない気もするし、これはこれで必要な休息という気もするが、なににせよ、もうちょっと元気がほしい。
午前中は食材の買い出しとピアノの練習を少しした。雨は降らなさそうなので、サックスの練習に出かけることにする。石手川公園で少し練習するが、サボったツケはしっかり回ってきていて、ろくに音が出ない。もっとマジメにやらんとダメだな。
洗濯をいつまでも溜めておくわけにもいかない。昨日は結果的に洗濯のチャンスだったのだが、きょうはあいにく雨が降ったり止んだりで、内干しにするしかない。午後、雨の止んだ隙をついて出かける。先日からの約束どおり、浴衣を来て地下BALに行った。浴衣姿は皆が褒めてくれたし、いつもの無責任トークは楽しかったが、いまひとつ体調が優れないので肝心の酒が美味しく飲めない。健康は大切だ。土曜夜市には近寄らずに帰る。
昨晩けっこうな雨が降った。きょうも朝のうち曇っていたので洗濯をせずに大学へ来たが、昼前には晴れ間が見えた。なんだ、洗濯してくればよかった。解析学の講義は最終回。積分および微分と極限の順序交換についてのいくつかの結果を述べる。授業はそれなりに滞りなく済んだが、出席をとるのをすっかり忘れていた。ごめんなさい。大学院ゼミは院生MBRくんの都合によりお休み。
夜には自室でリラックスしながらツイッターのスペースで雑談。Nyohoさんと春さん、その他にも数名が来てくれて嬉しかった。
午前中は大学の教員向け研修プログラムを受講したりして過ごす。昼飯に冷やし中華を作って食って、午後には倅の高校へ三者面談に行く。ついでに授業料を収める。さらに面談のあとにはピアノの月謝を収めに楽器屋へ行き、おまけに紀伊国屋書店に行った。書店では何も買わず、倅と二人で電車で帰宅。
家でひと息入れたら、倅に晩飯代を渡して、一人で出かける。カズノさんたちのグループの会食に呼ばれているのだが、その会食というのが、伊予灘沿いを走るトロッコ列車に乗って、雨の降る中でビールを飲むという、なかなかワイルドな企画であった。いやまあ、雨が降ったのは企画のうちではないのだが。吹き曝しだから3密の心配もないし、雨の中のトロッコ列車というのは遊園地のジェットコースターかウォーターシュートみたいで、それなりに楽しかった。しかし本当なら天気のよい休日の午後とかのほうが、気分はよかっただろうと思う。
解析学の演習は「微分積分の基本定理」に関連した問題をやってもらう。たとえば、《区間 \(I\) 上の微分可能な関数 \(f(x)\) が \(I\) 上いたるところ \(f'(x)=0\) をみたすならば、\(f(x)\) は定数関数である》なんて命題を、平均値の定理を使って証明してもらう。まあ、先週の講義でやったことなのだけどね。演習の授業のあとは学部の研修と会議。晩飯は麻婆豆腐と無限もやし。休肝日。
卒業研究ゼミでは不完全性定理の「証明」をやる。タルスキの真理定義不可能性定理や、述語論理における恒真論理式全体の集合の決定不可能性などの話題もある。しかし、まあ概略だけである。これで一応、鹿島本の第6章の本文が済んだ。夕方には初年次科目の対面回をやり、急いで帰宅して、夕食はハンバーグ。夜はピアノのレッスンに行く。またまた一週間まったく楽器に触れていないので申しわけない。
洗濯をしてシャワーを浴び、Ubuntuパソコンを持って大学へ行くが、あまり捗らない。だいぶ疲れているようだ。休肝日。
わが個人サイトである「てなさく世界」の「て日々」以外の更新はずっと止まっていたが、久々に「本を出しました」のページを更新して、新著『位相空間のはなし—やわらかいイデアの世界』(日本評論社)を掲載した。あと、「てなさく世界」とは一応別物ということになっているが、「なげやりアカデミア」もそろそろ更新してやらねばならん。
これといって書くこともない。ベランダで久しぶりに布団を干した。昼食には焼きそばを作った。参議院選挙の投票に行った。夜、夕食のポークピカタの下ごしらえだけして、ひと息入れようとしたら寝落ちしてしまい、夕食がずいぶん遅くなった。これは倅に申しわけなかった。
進研模試があるという倅を学校へ送り出し、朝のうちにクリーニング店で浴衣を受けとった。しかし浴衣に合わせる履物がない。下駄か草履が必要なので、道後商店街へ行って、職場で履いている藺草の草履と同じものを新たに買った。道後商店街では「道後のワルツ」という奇妙な公式PRソングが流れていた。道後亭のうどんで昼食のあと、駅前の足湯を使う。午後は例によって、地下BALとカズノさんところとジュンク堂書店を回る。土曜夜市があるから、昼間から大街道と銀天街はまあまあの人出である。
ひどい事件が起こった。安倍晋三元首相がテロリストに暗殺された。俺とて安倍さんのことは好きではなかった。むしろ嫌いな人だったが、だからといって凶弾に斃れていいということにはならない。暴力で世の中はよくならない。むしろ、これからいやな世の中になりそうだ。そうでなくても混沌とした世相が、これからなおさら混乱するだろう。
動揺を抑えつつ、授業に行く。解析学の講義は微分積分の基本定理、つまり不定積分によって (連続関数の) 原始関数が得られることの証明。この授業もそろそろ大詰めである。講義のあとは大学院のゼミ。一様可積分な確率変数列について一連の事実の証明。
普段の金曜日は、ゼミが済んだら急いで家に帰って晩飯の用意をするのだが、きょうばかりはいつもの仲間、とくに、まつちかBAL常連きっての良識人 (酩酊時を除く) であるケンケンとの意見交換を優先させてもらった。夜7時すぎに帰宅し、待っていた倅に開口一番「おいニュース見たか」と言う。普段ひどく能天気な倅も、さすがにネットでニュースを見ていて、今度ばかりは衝撃を受けたようだ。なにがどうでもテロはいかんだろと話しつつ、スパゲティとサラダで夕食。
俺たちはなんとしても正気を保とう。いかなる暴力にも反対し、民主主義を守る決意を新たにしよう。そして、ひとまず頭を冷やして、明後日の参議院選挙の投票に行き、自分たちの望む未来を見すえて一票を投じよう。
今年も誕生日が来て58歳になった。FacebookやTwitterでいろいろな人にお祝いの言葉をかけてもらった。ありがたいことだ。あ、これでは去年の誕生日の日記とまるで同じじゃないか。それどころか過去数年の誕生日の日記の記述はほとんど同じだ。わはははは。11年前の日記にも書いたとおり、子供のころは「七夕生まれなんだね」と言われるのが、なんだか照れくさくてイヤだったのだけど、このごろはすっかり開きなおっている。
自宅には光回線とWiFiを備えているが、UQ WiMAXのモバイルルータもなんだかんだで手放せない。だがなにせ4年前の機種なもので、iPhoneなどで接続するときにセキュリティの警告が出るようになっていた。それで、きょう銀天街のUQの店に行って最新のモバイルルータに機種変更してきた。
かつてのGarakta常連で飲み友達のカズノさんが、自分のカフェを本日オープンしたというので、大街道の松屋で昼食を取ったあとで行ってきた。裏通りの隠れ家的な雰囲気がいい感じ。詳しいことはここには書かないから、興味ある人は今度一緒に行きましょう。
夕方には医者に行く。先日の検診の結果を見せて「酒がいけませんよね」と言ったところ、主治医は「この程度なら大したことないけど、お酒は減らして、身体を動かそうね」と言う。はい。そのように心がけます。医者に行く日の夕食は例によって外食にするが、倅のリクエストにより、毎回近所のはま寿司に行くことになる。いつものはま寿司が、きょうは妙に混雑していた。繁盛するのは結構なことなんだけど、なんだか落ち着かなかった。
曇り空。未明にずいぶん雨が降ったようだが日中は降らず、午後には日光も差した。気温はそれほど高くないが、なんだか蒸し蒸しする。
きょうも電車で出勤。本当をいうと、自転車通勤の分しか通勤手当を貰っていないので、電車で通うと運賃を自腹で払うことになるのだけれど、本を読む時間がとれるのは大事だ。先日から読んでいた 大澤真幸&千葉雅也『ブルシット・ジョブと現代思想』(左右社) を電車内で読み終えた。
解析学の演習。先週金曜日に講義した連続関数のリーマン積分可能性に関連した問題をやってもらう。しかし、なかなか方針が立てにくいようであった。
夕方には雨の心配がなくなったので、帰りは徒歩。気温は29℃くらいで、日陰に入ると風が案外心地よい。それでもけっこう汗をかいた。
今朝はなんとなく気分が塞ぐ。天気のせいか気圧のせいか太陽黒点のせいか、はたまた月の満ち欠けか日の吉凶か、まあ理由はどうでもよいが、そういう周期というか、好不調の波がどうしてもある。だがその波の狭間にプカプカ流されて浮いたり沈んだりしているばかりではいけない。今朝は気分を替えるために、電車を乗り越して松山市駅まで行き、そこで市内電車に乗り換え。上一万で降りてスーパーABCで昼食を買って大学へ行った。これには、本を読みながら移動するためにわざわざ遠回りしたという意味もある。
午後は卒業研究セミナー。鹿島亮『数理論理学』の§6.3と§6.4。不完全性定理の証明の道具立てをいたってサラっと記述してあるが、きちんとやろうとするとかなり大変なところ。今回はテキストに従って軽く済ませることにする。
面接で「いまゼミで学んでいることを身近な事例に即して説明してください」と訊かれそうなんですけど、どうしましょうかと、教員採用試験を控えたゼミ生が言う。そうだなあ。身の回りのコンピュータたとえばスマホなどはデータ通信回線を通してアプリをダウンロードして使っている。アプリがデータとしてやりとりできるのは、現在のディジタルコンピュータがノイマン型というアーキテクチャを採用しているからだ。不完全性定理の証明に用いられたゲーデル数化、すなわち数理論理学的な諸概念を数値データとして扱うというアイデアから、フォン・ノイマンがノイマン型コンピュータの着想を得たと言われている。また不完全性定理の証明で初めて導入された「計算可能な関数」のアイデアが、現代のコンピュータ・サイエンスの理論的な基礎になっている。そのあたりの事情を予習しておくといいんじゃないの。と、そういうアドバイスをした。
夜はピアノのレッスン。ろくすっぽ練習できていなくて、何より自分がなさけない。
朝から雨である。水曜日の解析学の演習に備えて小テストを作る。
土曜日までに修正した新著の原稿をプリントアウトした。2018年6月の数学カフェでの講義のノートとしては、これで一段落したのだが、書籍化に備えて、追加の章を二つ書き加える計画である。公理的集合論の成立に至る集合論の発展を述べる序章と、ゲーデルの構成可能的集合のクラスを定義して選択公理と一般連続体仮説の無矛盾性を確立する最終章だ。どちらもけっこう厄介なのだが、この追加の章を書かねば本は完成しない。
本格的な夏に備えて浴衣をクリーニングに出してきた。次の土曜夜市には間に合わないかもしれないけど、たまには浴衣で出かけるのも悪くない。午後はまたしても地下BALで油を売る。帰宅すると倅が塾に出かけていたので、短時間ながらサックスを取り出して吹いてみる。夕食はゴーヤと豚肉の炒め物。
このたびテナーをJマイケルのTN900からビュッフェ・クランポンのBC8402に買い替えた。一色楽器でビュッフェ・クランポンのテナーが格安で手に入ると聞いたのは5月半ばだったから1か月半も待たされたのだけど、試奏してみると値段のわりにたいへんよく鳴るので、すぐに気に入った。新しいBC8402は、TN900と比較して構えたとき少し軽く感じ、楽に太い音が出る。これから、この新しい楽器で気合を入れて練習しなくちゃ。一色楽器には白石先生とゴスペルの日和佐さんがいた。あとで川尻さんもやってきた。
ところで、前の楽器のTN900を買ったときのことは「て日々」に記録がない。2013年10月29日には、サックスが欲しいがいまはお金がない、という意味のことを書いているいっぽう、2015年5月31日にはもう石手川公園でのバーベキューパーティーに持っていって演奏しているので、「て日々」の更新をいろいろあって休んでいた2014年から2015年3月のどこかの時点で買ったのだろう。もっとも、その時期に「て日々」の代わりに書いていたアメブロにも、音楽の記事は全然ない。まあそれはともかく、このJマイケルTN900は、多少のクセはあるが、これはこれで悪い楽器ではない。誰かに安価で、なんなら無料で譲るから、使ってもらえると嬉しいのだが。
というわけで7月になった。珍しいことに6月中に梅雨が明けたもので、すでに真夏。晴れわたる空に気分は爽快、と言いたいところだが、朝からなにせ暑い。四国はこのままでは水不足が心配である。ただ幸いなことに(と言っていいのかどうか)来週は台風4号の影響で雨がちの予報なので、もう少し雨が降って水源を潤してくれることを期待している。
午後、解析学の講義。閉区間上の連続関数のリーマン積分可能性など。
久々のTGSAセミナーのため大学院のゼミはお休みにした。講演は2件。前半の講演者、都立大の児玉さんは、高校の部活の後輩である旧友ミヤちゃんの息子さんであり、会うのは初めてだが、お母さんを通じて以前から知っている人である。従順 (amenable) ではないがランク2の自由群 \(F_2\) を含まない有限生成群の例にLodha-Moore群というのがあり、それを一般化した群のクラスを考えたという話。このLodha-Moore群というときのMooreはまさにジャスティン・ムーアだそうだ。2012年の9月ごろにムーアのプレプリントでトンプソン群の勉強をしたのを思い出す。後半の深谷さんは、児玉さんの指導教員だ。粗幾何学のBusemann空間の話題だった。どちらの話も難しかったが、こうして久々に学術講演会が開催できるようになったのが、ともあれ大変うれしい。
夜、別行動を見越して倅には晩飯代を渡してあったのだが、いろいろの事情でTGSAの懇親会には行けなかった。児玉さんといろいろ話してみたかったのだが、残念である。まあ仕方がない。一番町のココ壱でカレーを食ってからいつもの地下BALに行ってワインを飲んだ。ジョシュアが現れてハンドパンの演奏を聴かせてくれた。