て日々

2010年3月


2010年3月31日(水)くもり

春休みだとて、妻と子供が山口に帰省してしまった。誰もいない家に帰ってもつまらんが、かといって出かけるところがあるわけでもない。なんといっても、夜遊びしようにも金がない。それで、さしたる意味もなく職場に夜中過ぎまで居残ってみたが、それもやっぱりつまらんのだった。とりあえず帰って寝るとするだ。

ある離散力学系の不変集合
ある力学系の不変集合を作画するActionScriptを作った
ただし上の画像は完成形の静止画ね
ソースはこちら

昼食は久々に炎やラーメン。歩数計カウント9,283歩。


2010年3月30日(火)はれ

縮小写像系によるフラクタル画像生成をテーマにして二つのActionScriptをwonderflにポストした。flash on 2010-3-30縮小自己写像系によるフラクタルの生成 という、どちらも「そのまんまやないけ」と言うしかないヒネリのないタイトルがついている。

このごろ、TVゲームというものへの偏見がすっかり払拭された。ひとつのゲームソフトにどれだけの技術と努力が投入されているのか考えると。もう脱帽だ。音楽があり美術があり装置があり脚本がある。芝居や映画やオペラやミュージカルと同様の一種の総合芸術と言っていいように思う。そして、どんなに知恵と努力を総動員して作っても、受け手が「つまんねぇ」と言ったらそれでオシマイ、というところも芸術と同じ。もちろん「俺はオペラを観ない」とか「大衆演劇は好きだけど宝塚歌劇はちょっと」とかいうのと同様「ゲームなんぞやらん」という判断はあってよいのだけど、気持ちの視野は広ければ広いほどいいのは確かで、「よーするにコドモのオモチャじゃろ」と軽く見るだけでは、自分で自分をつまらなくしているようなものだ。

というところで、昨日の続き。考えたことをメモしながら歩くと、ついつい歩くほうがオロソカになってしまう。危ないからメモは立ち止まって取ることにしよう。あと、しばらく途絶えていた歩数計をまた復活させようと思う。


2010年3月29日(月)はれ

年度内の仕事がひととおり済んでしまって、とても静か。窓の外は天気もよく、のどかな春の日である。大人には基本的に春休みというものはないのだが、どうも俺の頭ん中だけは年がら年中春休み、一年じゅう春眠暁を覚えずなのだけど、さすがにそれではいけないので、これからもいろいろなことに興味をもって、いろいろな方向に頭を使っていこう。

俺は、いつも考えが拡散しがちだ。いろいろなことを考えているがすぐに忘れてしまう。だから、思いついたことをできるだけ記録しておくべきだ。このごろ、ペンはいつも用意するように心がけている。あとは、シャツの胸ポケットに入るくらいの小さなメモ用紙を用意しよう。


2010年3月28日(日)はれ

午後、散歩がてら近所のブックオフへ行った。俺は本に関してはこれといって買うものもなかったが、二階のオフハウスで子供服を買った。

昨日ポストした「線分AB上のアリア」wonderfl の24時間以内のページビューで第2位になり、何人かの人の favorite codes に追加していただいた。ありがたいことだ。

てなさく世界トップページの「今日のひとこと」のIE対応が懸案になっている。どうにかIE8ではお告げが表示されるようになった。しかしIE8は単にページをリロードしただけでは「ひとこと」のHTTPリクエストを再発行しないようだ。なかなか一筋縄ではいかない。現在までのところ、Windows VistaではIE8 (8.0.6001.18882), Google Chrome 5.0.332.8, Firefox 3.6.2, Opera 10.51, Safari 4.0.4で動作確認している。MacOS X 10.6上のFirefox, Opera, Safariも大丈夫。サーバのアクセス解析によると、ブラウザのシェアはFirefoxが39パーセント, IEが22パーセント, Safariが14パーセントだ。俺の周りでだれも使っていないからといって、IEも決して無視はできない。そして、そのIEでのアクセスの過半数が古いIE7以前なのだから厄介だ。なにせ、こちらでテストできないのだ。


2010年3月27日(土)はれ

オーム社が出している 『マンガでわかる』 シリーズはなかなか侮れないようだ。妻が 『マンガでわかる統計学』『マンガでわかる統計学[回帰分析編]』 を買ってきたので見せてもらったが、あえて難しい議論も数式も敬遠せずに書いている。なにせオーム社といえば、理工系出身者とくに電気関係の技術者なら一度ならず世話になったことのあるはずの出版社である。決して、売らんがためにいい加減なものを出す版元ではない。俺もためしに『マンガでわかる線形代数』『マンガでわかる流体力学』を買ってきた。授業の参考にさせてもらうとしよう。

きょうも食事の用意を担当。夜は妻が友人のライブを聴きにいくというので、子供の面倒を引き受け、夕食にチャンポンのようなジャージャー麺のようなものを作った。なかなかうまかった。

先日来の懸案だった 線分上に束縛されたオブジェクトのドラッグ という課題を解決するため、MacBookで「線分AB上のアリア」というのを作ってwonderflにポストした。結局いまのところ、ActionScriptは Flex SDKJedit X、それにPerlやシェルの自作スクリプトを組み合わせて作っている。もちろん、もっと本格的なアニメーションを作るにはAdobe Flashの力を借りねばならんだろう。


2010年3月26日(金)はれ

【娘】の小学校が春休みになると、こっちも朝が遅くなってしまっていかんな。きょうはほんのちょっとオフィスの模様替えをした。


2010年3月25日(木)あめ

二日目の代休をとった。


2010年3月24日(水)あめ

謝恩会でもらった花

大学の卒業式の日なもので、あいにくの天気とはいえ、街にもキャンパスにも和服美人がたくさんいた。恩に着てもらうようなことは何もしていないが、謝恩会などというものを開催してくれるというので、遠慮なくご馳走になってきた。とはいえ、食うほうは若い卒業生たちにまかせて、もっぱら飲んでばかり。面白いもので、学生たちは4年そこそこのうちにちゃんとスーツの似合う立派な青年に成長する。送りだす俺たちのほうは成長しているだろうか。ううむ。まあそれはともかく、みなさんご卒業おめでとうございます。たくさん頂いた花は家のダイニングテーブルに飾ってます。

ActionScriptで くま、散歩する なるものを書き wonderfl にて公開。しかしいつまでもこのレベルに留まっていてはいけない。がんばろう。


2010年3月23日(火)あめ

いまのレンタルサーバに乗り換えてからSSIが使えないもので、従来の方法では実現できず、やむなく休止していたトップページの「今日のひとこと」を、JavaScriptを使って復活させた。Flashでやろうかともちょっと考えたのだけど、それよりはJavaScriptで書いたほうがクライアント側に負担が軽いはずだ。サーバ側には「ひとこと」を返す簡単なPerlスクリプトを置き、ブラウザ側でXMLHttpRequestを使って「ひとこと」を取り寄せる。ウェブで情報を調べて見よう見まねでやってみたので、今のところInternet Explorerには未対応だ。なるべく早いうちに対応できるようにはするつもりだけど。「ひとこと」のデータはいまのところ570足らず。どんどん増やしたいところだけど、なかなか思うにまかせない。

制作にあたっては、古籏一浩さんのOpenSpaceの記事を参考にさせていただきました。ありがとうございました。


2010年3月22日(月)/振替休日はれ

コミセンの図書館で柳澤大輔『面白法人カヤック会社案内』(プレジデント社, 2008年)という本を借りた。wonderflART-Meterを立案・運営しているのがこの株式会社カヤックだ。なにせ仕事を面白くするための工夫というのは、今の俺にとって一番 (というのが言いすぎだとしても、かなり) 必要なものだ。カヤックの人たちの本から、なにかヒントがつかめるかもしれない。それで、代表取締役の柳澤さんの最近の本“アイディアは考えるな”を、このごろは書店に立ち寄るごとに探しているのだが、どうも見つからない。「カヤック」という社名やその本の書名はインパクトがあり覚えやすかったのだが、柳澤大輔(やなさわだいすけ)という著者名までは覚えていなかった。店頭の端末などもっぱら書名で検索していても、一向にヒットしないのだ。ところがきょう図書館で偶然『面白法人カヤック会社案内』を見つけ、借りて帰って著者名であらためてネット検索してみたところ、先日から探している本の正しいタイトルは『アイデアは考えるな。』(日経BP社, 2009年)だった。なに、「アイデア」とな。検索に引っかからんわけだ。

これまでよくAmazonの通販を利用してきたが、このごろは留守がちで、配達の佐川急便の飛脚のお兄さんたちに無駄足を踏ませることが多い。申しわけないので、これからはできるだけジュンク堂などの店頭お取り置きサービスを利用するようにしたい。

結局、三食というか正確には二食半くらい俺が担当。朝、チーズ入りオムレツ。昼、ミートソースのスパゲティ。夜、手作り餃子。餃子の材料を買いに出たついでに、ビレッジ・ヴァンガードに寄ってみた。美術やデザイン関係の本がたくさん陳列されているのを見ながら、若いころの雑多な好奇心がいつの間にかすっかり枯れちまっているなあと思った。


2010年3月21日(日)/春分の日はれ

修理に出していた【娘】の携帯は、内部に水が滲み込んだせいで回路がダメになっていたそうで、けっきょく新品と交換となった。まったく、子供に精密機器を持たせるもんじゃないね。先週に引き続き見奈良まで受け取りに出向いた。その行く道、フジグラン重信のミスドでおやつのような昼食。

どうもこのMacBook Proというのは内部的には普通のパソコンであるらしく、OpenSolarisのx86 LiveCDでそれなりに起動してしまう。それどころか、FreeDOSのインストールCDでも起動画面までは表示される。しかし残念ながらDOSプロンプトにまではたどりつかなかった。

MacBook Pro で FreeDOS
FreeDOSインストールCD起動画面
これには笑ってしまった
エミュレータじゃないぞ


2010年3月20日(土)くもり

昨日は一日いい気分で過ごしたのだけど、このごろ週末はどうもだめだ。DVDプレーヤのリモコンがどこを探しても出てこない。うっかり捨ててしまったかもしれないなどと妻は言う。


2010年3月19日(金)はれ

とても春らしい、いい天気。写真は道後喜多町で見かけた早咲きの桜。

道後喜多町の早咲きの桜:2010年3月19日

毒を食らわばなんとやらで、 Adobe Flash CS4 も使ってみることにした。先週注文したWindows版とMacOS版が昨日届いていた。学生および教育職員限定の特別価格、いわゆるアカデミック版というやつだから、アドビのWebサイトにアクセスして必要事項をフォームに書きこみ、職員証の写真データを送信してシリアル番号の請求をする。一日たって今日のお昼前にシリアル番号を知らせるメールが二通届いたのだが、どちらも24ケタのシリアル番号と Adobe Flash CS4 Professional という製品名が書かれているだけで、プラットフォームへの言及がない。これではどちらがWindows版でどちらがMacOS版のシリアル番号だかわからない。考えてもわかるはずがないのでサポートセンターへ電話した。さいわい対応は丁寧で、必要な情報はすぐに得られた。やはりWindows版とMacOS版でシリアル番号をとり違えてしまうとインストールできないらしい。

さてMacBook Proに Flash のインストールが済むと Flash 以外にも Adobe CS4 のいくつかのプログラムがインストールされている。ふむふむ。そして、この日記のHTMLファイルをブラウザで開くためにコンテキストメニューの「このアプリケーションで開く」を表示させると、SafariFirefoxの他にOperaが選択肢に加わっている。それを選択すれば、ちゃんとOperaが起動してHTMLファイルを表示してくれる。なんだ、Operaも追加インストールされたのね、どれどれ、と Applications フォルダを開いてみても、Opera.app は見つからない。Finderで検索しても見つからない。機能すれども姿は見えず。Operaのオはオバケのオ? オペラ座の怪人? これはちと気持ち悪い。ターミナルから find コマンドで検索すれば真相がわかる。実は、Adobe Bridge CS4.appDevice Central.app のアプリケーション・バンドルの中に、一つのコンポーネントとして Opera.app が含まれるという、アプリの入れ子状態になっているのだった。MacにはSafariがあるに決まっているのに、わざわざアプリにブラウザを埋め込む理由はわからない。が、まあ、もう毒を食って皿も食っちまたんだから、このさいだから皿の乗っていたお盆も食ってしまえとばかり、Operaの最新版(10.10)も入れてみた。

妻が大学院で関わっている事業のなにかの業務をアウトソーシングしたら、委託先の業者でなにかトラブルがあったそうな。急遽妻が駆けつけることになって、俺の夕食の用意がキャンセルされてしまった。だから今夜は大街道のザ丼でミニかつ丼セットを食って帰った。子供たちは妻について行き、【娘】は上手にお手伝いができたそうだが、すでに帰りの車の中で爆睡してしまったそうで、本人の口から報告は聞けなかった。【息子】は待っているあいだお絵かきをして遊んだらしい。


2010年3月18日(木)くもり

一日中曇り空で、ときおり雨がぱらついた。【娘】の熱は下ったが、念のためあと一日学校を休ませる。妻は自分の学校へなにやら相談にいくというので、俺が代りに【娘】につきあって午前中家にいることにした。

昨日書いたアヤマチその1の話の続き。月替りの日記の更新作業のときには、まず新しい月の分の日記のいわば額縁に相当する部分を作り、そこへ日記の文章を書き込んでいくわけだけど、この額縁の部分を、これまでは前の月のHTMLファイルのコピーを作って本文を削除し、見出しなどに必要な変更を施す編集作業をテキストエディタを使って人力でやっていた。そこで変更に見落しがあると、昨日書いたように、見出しだけ、あるいはTITLEタグだけ先月のまま、なんてマヌケなことが起こる。どうせこんなのは決まりきった作業だから自動化するに限る。そこで、久々にPerlでちょっとしたスクリプトを書いてみた。テストでは快調に動作したが、あと二週間ほどは出番がない。

先日 どないなってんのやら と書いた FreeSound.org のユーザ登録は、職場のパソコンから Activation メールの再送を申請して、ようやく成功した。


2010年3月17日(水)はれ

代休日。午前中に散髪に行く。いい天気だ。娘の看病のためとはいえ、こんな日に遊びに行けないのは残念だ。【娘】の発熱は扁桃炎。一日で安定してケロっとしている。明日も念のため学校を欠席するが、こうなると「ヒマじゃ退屈じゃ (Wiiのぷよぷよ やりたい)」と言うのは目に見えているので、本を何冊か買ってやった。

きょう、過去のアヤマチが二つ発覚した。

アヤマチその1: 職場のPCの時計が一ヶ月進んでいる話を昨日書いたら、「て日々」の見出しが一ヶ月遅れて 2010年2月のままになっていることを 今日になって かがみさんに指摘されてしまった。手動更新なものでときどきこういうことが起こる。恥ずかしい。きっとかがみさんは指摘したものかどうか迷っていたに違いない。そこへ俺が時計が狂った話をしたものだから、ネタ的に今しかないとメールをくれたというわけだ。

アヤマチその2: 俺はいつごろからか、代数学のオーソリティー永田雅宜 (ながたまさよし) 先生の名前を「雅宣」と書き「まさのぶ/ガセン」と読んでいた。ごめんなさい。しかし、「まさよし」を「ガセン」と読む習慣は学生時代に名古屋で身に付けたもので、俺が始めたことではないし、例の可換環論の本のことを「ナガタガセン」と言って通じるところを見ると、勘違いしているのは俺一人だけではない。とはいえ「ナガタガセン」を今更「ナガタガギ」と訂正するのも変なもので…なんてアホなこと言ってないで、ナガタガセンを読んで勉強しなくちゃ。


2010年3月16日(火)くもり

職場のPCの内蔵時計が知らん間に一ヶ月も前に倒れていた。マイクロソフトのNTPサーバにずっと接続できない状態で放っていたのが敗因らしい。国内の公的機関のNTPサーバを利用することにして修正したのだけど、そうすると、今月初めにウィルス検査をしたはずなのに、ウィルスセキュリティに「前回ウイルス検査を行なってから49690日経過しています。」と言われた。49690日っていえば、たっぷり136年。明治27年からずっとウィルス検査をしていないことになっている。もうすっかり坂の上のクラウドコンピューティングの世界で、日清戦争このかた、なにせ激動の136年。いろいろあってウィルス検査どころではなかったのも致し方なかろうというものだ。

くじらんこと横浜の小宮さんが糖尿で入院との知らせ。あの巨体だから調子を崩すときびしいだろう。一日も早い快復を祈る。とかなんとか言っていたら、明日をこのあいだの休日出勤の代休にしたのを知ってか知らずか、夜になって【娘】が急に発熱39.5℃。連休に帰省する計画もなにもパア。こちらも一日も早い快復を祈る。


2010年3月15日(月)あめ

先週で終わりだと思っていた図書館の除籍本放出は今週までだった。それで今朝もイソイソと出向いて行ったのだが、例の田中尚夫先生の本には出会えなかった。きっと誰かあの本をもっと必要としている人のところへ貰われていったにちがいない。それでも収穫はなかなかどうして大したもので、ランダウ&リフシッツ『場の古典論』(東京図書1964年)、小松醇郎・中岡稔・菅原正博『位相幾何学I』(岩波書店1967年)、壬生雅道『位相群論概説』(岩波書店1976年)、永田雅宜『可換環論』(紀伊國屋書店1974年)といった掘り出し物があった。近藤基吉『実函数論』と『実函数論演習』(ともに朝倉書店)もあったが、復刊したものを買って持っているから手を出さなかった。そんなこんなで、今回は10冊貰ってきた。俺が今シーズンの除籍本放出で手に入れたのは通算29冊ということになる。しかし上には上がいるもので、会場横の閲覧デスクでは、勉強熱心な大学院生らしき若い人たちがいくつも書物の砦を築いて収穫物を吟味していたし、なかにはダンボール箱と台車を持って来た猛者もいて、手続カウンターの記録によると、その人は今日だけで194冊持っていったようだ。どうも学科の自習室に置くためのようだけど。

俺にとって一番の収穫は、先週見つけた 下村寅太郎『無限論の形成と構造』(みすず書房1979年)ということになるだろうか。

話はコロッと変わる。先日作った neko Flash 程度のものなら画像データも SWF に埋め込んでしまったほうがいいのだろう。MXMLとやらいうものを書けるようになれば、フリーの Flex SDK でもきっとそういうことができるはずだ。だがそのために必要な情報をどうやって集めたものか。もちろん、本家Adobeのドキュメントにあたるのが正攻法なのだろう。だがこのAdobeのオンラインドキュメントというやつが、ActionScript3.0のリファレンスひとつとっても、ちょっとづつ違ったURIで各種あって、どうにも探索が収束しない。きっと同じ内容でも製品ラインごとに別ドキュメントになっているのだろう。とすると、Flex 3 SDKで安く上げようとしている俺は何を読めばよいのやら。


2010年3月14日(日)くもり

FreeSound.orgにユーザー登録したが、待てど暮せど Activation のメールが届かない。サイトに Resend activation email というリンクがあるが、何度再送させても届かない。届いて迷惑メールフォルダに入ったという形跡もない。どないなってんのやら。

ThunderbirdとWindows Vistaとウイルスセキュリティの組み合せで泣きを見て以来、個人用メールアドレスに届くメールを最終的にどのメールソフトにダウンロードするかがまだ定まらない。レンタルサーバにウェブメールサービスがあるからそれで読んでもいい、Gmailでも読める。職場のPCでも新しいMacBook Proでもかまわない。どれでもいいだけに、かえって定まらない。最終的にどこにメールが溜まるのかがハッキリしないと、今回のように「メールが届かんぞ」という問題のときに無駄に頭が混乱する。

それはそれとして、このMacBook Proは仕事用のパソコンなのだから、Maximaくらいはインストールしておこうと思った。以前インストールしたときの記憶をたよりにlibsigsegvとCLISPでやってみようとしたのだけど、どうもCLISPがビルドできない。なぜかアセンブラが通らないようだ。こうなると俺には直しようがないので、代わりにCMUCLのDarwin向けコンパイル済みバイナリをインストールして楽チンに済ませることにした。だが、この場合 Readline が使えないので、コマンドライン編集が効かない。ちょっと面白くない。日記を読み返してみたら、あのときは、CLISPでコマンドライン編集を使いたいばっかりに、あとでGNU readline をインストールして、CLISPとMaximaの両方をビルドしなおしたようだ。コンパイル済みバイナリを使っているのでは、それはできない。そのうちReadlineサポートを組み込んだ何かのLISPをソースからビルドしてやりなおすことにしよう。

それにしても昨日今日とひどく情緒不安定で家族に迷惑をかけた。もうしわけない。


2010年3月13日(土)くもり

午前中、【息子】と妻は卒園式(といっても、見送るほう)、【娘】はお絵描き教室。俺は家でクタバル。午後は見奈良の花畑に菜の花を見にいった。先日(水曜日)の吹雪のせいでだいぶなぎ倒されていたが、一面の黄色い花はやはり見物である。ついでに、クールスモールのauショップに【娘】の携帯の修理を頼んできた。

見奈良のお花畑
大きな画像 (2048×1536, JPEG 1.2MB) にリンクしています


2010年3月12日(金)くもり

夕方は例によってピアノのレッスン。

水曜日の日記に載せたneko Flashの代替テキストに Flash Player 9 以降と書いておきながら、swfobjectのパラメータでは要求バージョンを10にしていた。このFlashアニメーションはバージョン9のプレーヤーでも見れるかもしれないが、だからといって古いバージョンのプレーヤーを使いつづける理由はあまりないと思うので、代替テキストのほうの数字を訂正した。


2010年3月11日(木)あめ

さて、どんな日だったっけ。医者に行った帰りに宮田町のブックオフ/ハードオフに寄った。お金もないから何も買わなかったけどね。


2010年3月10日(水)あめ

雨に時おりみぞれが混じる。ひどく寒い。

古くからのMacintoshユーザならご存知の Kenji Gotohさんのフリーウェア neko DA のクローンを ActionScript で書いてみた。まだ完成度が高くないけど、ひとまず公開してしまう。nekoの画像がサーバから取得できなかった場合のエラー処理をまだ実装していないから、他のサーバに移植する場合には注意が必要。ソースも公開するから改良できる人はゼヒ。

[nekoFlash.swf:FlashPlayer10以降で表示できます]
[ソースはこちら]

このFlashを作るにあたって Kouji Ishidaさんの neko Java アプレット のソースから画像データをコピーさせてもらい、またそのアプレットの動作を参考にさせていただきました。ここに記して感謝いたします。今回作ったプログラムのコード部分は完全に自前ですので、バグの報告などは てなさく 宛にお願いします。そして、いつものことながら、このプログラムをユーザが使用した結果についてはいっさい責任を負えません。

重信の医学部に行っていた妻は吹雪に見舞われて早仕舞いして戻ってきたらしい。松山市内の【娘】の小学校も午後三時で集団下校。といっても、松山の中心部では雨風も大したことはなく、集団下校もなにかの警報が出たことに対する事務的な対応というムードだったらしい。重信の横殴りの吹雪にすっかり驚いた妻は「【娘】をこの吹雪の中ひとりで帰らせ留守番させるわけにはいかない」と慌てて小学校に駆けつけたが、彼此のムードの違いに拍子抜けし、かつまた、車の屋根に十数センチも積った雪の塊のおかげで、集団下校の小学生たちにモテモテだったそうだ。


2010年3月9日(火)あめ

夜、市民コンサートの機関誌づくり。ホームページ更新を担当してくれるというY野さんに作業の手順を説明する。自分の説明のヘタさに、いいかげんイヤ気がさしてくる。


2010年3月8日(月)くもり

【息子】は昨晩から熱を出していて、たまに38度を越えている。ちょっと心配だ。

ここ数週間、大学の図書館で除籍本のリユースということをしていた。最後の放出となる今日は数学の本がわりかしたくさん出されたが、お目当ての本 (田中尚夫『公理的集合論』培風館) は除籍本リストにあったのに手に入れられなかった。きっと、誰かが先に見つけて持っていったのだろう。だが、下村寅太郎『無限論の形成と構造』(みすず書房)や河田敬義・三村征雄『現代数学概説II』(岩波書店)などなど、たくさんの掘り出し物が手に入ったので、よしとする。

ActionScriptプログラム 「リマソン第3弾 (角の三等分編)」を作った。まだ少し表示がへんだけどね。これはMacBook Proでローカルに作ったものを、あとで wonderfl に貼り付けたもの。


2010年3月7日(日)あめくもり

午前中、小学校区の公民館主催「城山サーキット」なる催しで、小雨の降るなか松山城に行ってきた。なかなか楽しかった。妻のブログに詳しく書いてあるけれど、とにかく【息子】が頑張ったのが一番印象的だった。

  
夕方、子供らの相手をしながら
ぷよぷよ公式サイトで「ぷよ検定」ってのを受けて
ブログパーツをもらった(左)
他の二つはあとで追加したもの

改めて見回してみると、ウェブはすっかりFlashに席巻されている。もともと、HTTPというプロトコルとHTMLというマークアップ言語はテキスト (学術論文) を公開するために開発されたものだけど、ウェブが大衆化した時点ですでに、ビジュアルな表現が求められることは必然の流れであり、ウェブ・デザイナーにとってはHTMLの制約をいかに乗り越えるかが課題だったわけだけど、いつのまにかFlashを使うことで決着がついたらしい。俺はなんだかんだでJavaもAjaxもマトモに勉強せずじまいだけど、せっかくフリーソフトでFlash作りができることがわかったのだから、ひとつ勉強してみようと思っている。


2010年3月6日(土)あめくもり

あまり天気も良くないので、出かける気にもならず。昼食の食材を買いに出たほかは、結局ずっと家にいた。昼食は久々のパパラーメンだ。

昨日の日記に貼ったFlashアプレットを見た妻は、ぜひクマちゃんをクリックしたりナデナデしたりして愛玩したいという。というのはつまり当然、クリックやナデナデに反応してなんらかの動作をする機能を組み込んでくれという意味だ。古いPostPetの操作感を懐かしんでいるらしい。それに、背景は市松模様ではなくてお花畑であるべきだ、なんて言っている。こういうとき、作るほうの身にもなってみろ、なんて言ってはいけない。これは、大阪城を建てたのは太閤秀吉か大工さんたちか、という話と同じなのだ。大工さんがいなければ大阪城はできないが、では腕のいい大工さんをたくさん集めれば、それで大阪城なり通天閣なりが建つかというと、そうはいかない。大工さんたちを動かすヴィジョンがなければならない。そう思えば、プログラムを組む側の思惑から自由な視点からアイディアや要望を伝えてくれる人がいるのはとても大切なことだ。それに、喜んでくれる人がいるほうが、んじゃあひとつ勉強して作ってみようという気持ちも起きるというものだ。

自分用に Jedit XでActionScriptを書くための構文カラーリング規則 を作った。要る人はどうぞダウンロードして使ってください。Jedit Xの環境設定パネルから組み込めます。

ActionScriptをいじりながら考えたこと。かつてルネサンス時代に画家がリアルな表現を求めて幾何学を学んだように、現代のゲーム・プログラマがリアルなユーザ・エクスペリエンスを求めて物理学を学ぶのは理に適ったことだ。力学は時間を考慮に入れた幾何学であり、時間を考慮に入れた空間の数学的表現であるからだ。ルネサンスの画家たちは空間を見ることの(スタティックな)数学的枠組みを求めて幾何学を学び、現代のゲーム・プログラマは同じく空間を見ることのダイナミックな数学的枠組みを求めて力学にたどり着いた。けだし、科学は役に立つ立たないの前に、ものを見る視点なのだ。

アマゾンのマーケットプレイスで注文した 川原由美子『前略ミルクハウス』全10巻が届いた。夫婦で読み耽って家事が滞るといけないので、まだ手をつけてない。年齢差のおかげで話が合わないことのある俺と妻だが、これに関しては嗜好が一致しているのだ。

深夜、MacBook Proに SayKanaAudacity をインストールしたので、1月26日の日記に書いた【息子】のいたずらメールを SayKana に読み上げさせ、 Audacity で MP3 に変換してみた。(ikanaka.mp3: 163KB)


2010年3月5日(金)くもりあめ

次年度のゼミ生は4人。前原先生の『数学基礎論入門』を読もうという話になった。

[flash20100305a.swf:FlashPlayer 9以降で表示できます]
Flashコンテンツを埋め込む方法が
ようやく飲み込めてきた
このページ(HTML)の<head>を見てください
[SWFのソース]
[Makefileの例]


2010年3月4日(木)くもり

大学生協のショップに行ったら、BGMに上田正樹「悲しい色やね」がかかっていた。どえらい懐かしい。

あのうるさい職場のデスクトップパソコンをなるべく起動しなくても済むように、Thunderbirdのメールボックスを MacBook Pro へ移した。

昨晩から今日にかけて、「パスカルのリマソン」, 「リマソン第2弾 (定義編)」 と、リマソン(蝸牛線)関連のflashコンテンツを二つ作った。直線のビューポートへのクリッピングの手順を考えるのに手間取ったので今日はこれでやめるけど、このあともちろん「リマソン第3弾 (角の三等分編)」を作る予定。これはつまり、数学の教科書の図が動いたらわかりやすいんじゃないかという発想なのだけど、数学の視覚化ということを考えるなら、図に文字や式を挿入するなりなんなり、もうちょっと芸を細かくしないといけないとは思う。

リマソンの作図
二重円によるリマソンの作図

リマソンの定義
リマソンの定義を説明する図

円周上の定点 O から引いた直線 L と円周のもう一方の交点 P から
直線上を一定の距離 a だけ進んだ点 Q の軌跡が
パスカルのリマソンである
この図ではa を円の半径に等しくとっている


2010年3月3日(水)くもり

MacBook Proの日常の作業用の環境構築。Developer Toolsは当然入れる。TeX環境はいわゆる小川版、すなわち熊本学園大学の小川弘和先生がパッケージ化されたものを使わせてもらうことにする。テキストエディタとしては定番のJedit Xをインストールして、1024×768ピクセルという数年前までのノートパソコンの全画面サイズに匹敵する文書ウィンドウを開いて、テキストをMenlo Regular 18ポイントで表示するようにして、ようやく目が楽になった。こうやって改めて見てみると、Mac のテキストの表示は実に美しい。

さらに、入力メソッドとしてAquaSKKを入れる。実は昨日、市民コンサート機関誌の作業のために OpenOffice.org Drawを使っていたら、文字オブジェクトの入力で矢印キーが効かなくなる不具合にたびたび遭遇したので、ことえり以外の選択肢を用意すべきだと思ったのだ。AquaSKKは慣れれば快適で、キーボードから手を離さずに入力モードを切り替えられるから効率もよい。あ、効率云々は俺がことえりのキーバインドを忘れているから、というだけの話かもしれない。

Terminal.appの設定は基本的にUTF-8にしておきたい。そうすればAquaSKKでコマンドラインに日本語が入力でき、コマンドの引数として日本語を含む文字列が使えるからなにかと便利なのだ。だから、たとえ昨日書いた処置ではFlex SDKコマンドラインツールの日本語リソースが無効にならず、mxmlc コマンドのエラーメッセージがちゃあんとShift_JISエンコーディングの日本語で出てきたとしても、そのためだけにTerminalのデフォルト設定をShift_JISに変える気はしない。そのかわりに、nkf をインストールして、mxmlc の吐き出すメッセージをUTF-8に変換してしまう。Terminal.app を使うからには、そんな具合でUNIXの流儀を取り入れなくちゃ。というわけで、Developer Toolsを入れたあと最初に make するプログラムは漢字フィルタNKF多言語ページャLVである。

MacBook Proの何がいいと言って、なんといっても静謐である。職場のデスクトップパソコンは、別にWindowsを使っているからではなかろうけど、とにかく四六時中ブンブンとファンがうるさい。そこへ行くとMacBook Proは物音らしい物音を立てない。おかげで、オフィスの静穏な環境が保たれる。


2010年3月2日(火)くもり

職場の予算で MacBook Pro (13inch Display/2.53GHz CPU) を買ってもらった。久々に Mac ユーザである。数年前に使っていた PowerBook G4 や Mac mini G4と比較しても、ずいぶん Mac の醸し出すムードというか感触が変わった気がする。いや、それは俺が時代の流れに取り残されているだけか。ムードや感触とは別に、画面の解像度が高くなったぶん、字が細かくて、これがぼつぼつ老眼ぎみの目にはつらい。しかし文句を言っている場合ではない。研究費で買ったものなのだから、ぜひとも有効活用せにゃ、お天道さまに顔向けできぬ。

最近 Windows でよく使うソフトが Mac でどうかと見てみると、POV-Ray はあるが、HSP はもちろんないし、FlashDevelop も使えない。Flex SDK そのものはJavaベースで問題なく動くので、Terminal でコマンドを打ち込めば ActionScript のコンパイルはできる。ただ、MacでFlex SDK のZIPアーカイブを解凍するとファイルのパーミッション設定が妙なことになっていて、普通に起動できない。手作業で修正するのは大変なので、ユーザのホームディレクトリ下の $HOME/Library/Flex/flex3sdk というディレクトリに展開して、chmod -R で一斉にすべてのファイルのパーミッションを 755 にしてしまう。それからあとは必要に応じて設定を修正しながら使っていくことにする。コマンドラインツール (mxmlc) が吐き出すメッセージが日本語、しかもShiftJISエンコーディングなのがちょっと有難迷惑なので、$(flex3sdk)/lib/mxmlc_ja.jarの名前を変えて日本語リソースを無効にして使ってみよう。

あ、そうだ。研究用パソコンなんだから、そんなことより、TeX環境を整えなくては。

夕方からは市民コンサート機関誌の作業。帰宅後、持って帰ったMacBookで日記の更新をする俺の横で、妻は機種変更したばかりの biblio をいじっている。


2010年3月1日(月)あめ

昼ごろから雨が降り始め、午後には激しい雨脚。こういう天気の日は膝が痛い。少しだが雷も聞こえた。季節の変わり目だからなあ。

wonderflmakotoさん作「ボールのお散歩」から fork して 「くまの散歩」 を作ってみた。この fork (フォーク) というのは、既存のコードのコピーを作ってそれを改変することで、つまり、パクリを自由にやってよいどころか、お互いに fork しあうことが奨励されてさえいるのが、wonderfl の特長のひとつになっている。これは、俺のような初心者にとってはなかなかありがたい。

クマの散歩プレビュー画像
「クマの散歩」
のプレビュー
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これ、妻に見せたら喜びのあまり悶絶してウケてくれた。だけど本当はもちろん、胴体もつけて歩く動作もさせてみたい。先は長い。