て日


2004年 5月分


2004年5月31日月曜日

5月31日は世界禁煙デーだ。この日は人種や宗教の壁を越えてすべての人が禁煙することになっている。あえて今日タバコを吸おうとするような太い奴はたちまち国連軍の空爆を受ける。(嘘)

先日HARD・OFFで二枚買ったジャンクのマザーボードのうち一枚は再利用できるようになった(23日の日記参照)。もう一枚は、あれこれ試してみてもウンともスンとも言わないので、よくよく調べてみると、一ヶ所だけ、ICの足にあとからリード線をハンダ付けしてあった。前の持ち主が改造した跡だ。それで、このボードの再利用はあきらめて、部品だけをとって使うことにする。懲りずに三枚目。今度はMMX Pentium 233MHzのCPUがささった状態の GIGABYTE GA-5AX マザーボード (rev 3.0) を1,050円で入手。RAM はついていなかったが、青白G3くんから128MBのPC100 DIMMを一枚借りて起動テストをしたらちゃーんと動作した。しかも、数年前にこれまた中古で買って使う機会がなかったWGP-TS32Pが使える。うれしいね。


2004年5月30日日曜日

朝、妻と娘がじぃちゃんに贈る父の日のプレゼントを買いに行っている間、ちょっと睡眠不足だった俺だけぐーぐー寝ていた。昼過ぎになって帰ってきた娘(3歳)が、「【娘】ちゃんがいなくてパパさびしかった? ごめんごめん。【娘】ちゃんお買い物いっとったんよぉ」と言ったのには夫婦で大ウケ。ちゃんと伊予なまりになりよいでる。

夕方、おとなりさんちに孫のシュンちゃん(もうすぐ2歳)が来ていたので、娘をちょっと預かってもらいシュンちゃんと遊ばせてもらっているスキに、夫婦で中央通りのOFF・HOUSEに行った。妻の車の助手席に乗るのは久しぶりだ。

OFF・HOUSEの駐車場から見るスリガラスの窓に大きなテディベアの影が映っていた。実際、店内にはテディベアが何体もいた。このクマたちは、要するに前の持ち主に売られてしまった身の上というわけだ。世の中には、クマを売る人もいるのだなあ。ソファーに寝そべってぼんやりと天井を見つめているクマ、棚の上でぐったりと首をうなだれているクマ、じっと宙を凝視しながら考え込んでいるクマ。どのクマも心なしか寂しげだ。一体ずつ抱き上げては元気づける俺たち夫婦であった。

まあしかし、粗大ゴミ化してしまうよりは、リサイクルショップで次の飼い主を待っているほうがよほどマシだ。それに、たとえば、マッチョな男と結婚することになった女が泣く泣く手放したとかなんとか、クマを売る人には売る人なりの事情というものがあるのかもしれない。だから、クマがかわいそうだと身勝手に憤慨して前の持ち主を呪ったりしてはいけない。(実際かわいそうだけど...)

というわけで全然話は変わって、下階のBOOK・OFFで『DOS/V・BIOSとC言語』を格安で入手できたのはラッキーだった。妻もPowerPointの自習テキストを手に入れていたし、シュンちゃんへのおみやげに絵本も買えた。


2004年5月29日土曜日

もと団員 まゆげ の結婚披露宴でサックス4重奏。パーソネルはAS: シーチャン&▲▲上さん;TS:てなさく;BS:ジョーだった。藤井フミヤの大ファンである まゆげ の婚礼に贈る曲といえば、もちろん ○○○○ー○ (JASRACが怖いから曲名はナイショ) だ。

ただしもちろん、相手の大好きな曲を演奏して聴かせるというのは、ある意味じゃあ大バクチである。気さくでストレートな性格のまゆげのことだから、高砂の御席から歯に衣着せぬ批評が飛んでくるんじゃないかと、シロート編曲者 兼 ヘボヘボテナー吹き としては戦々兢々だった。どうだろう、喜んでもらえただろうか。それにしても、花嫁姿はかわいかったし、旦那さんはとても人柄がよさそう。どうぞ末長くお幸せに。

ところでご列席の皆さん、ひょっとして俺、スーツのボタン外したままステージに立ってました?


2004年5月28日金曜日

ピアノ教室のM先生が体調不良のためレッスンお休み。大丈夫かなあ。

自宅のG3くんで使わなくなったATI RAGE 128グラフィクスアダプタを、職場の PowerMacintosh 9600/233 で使うことにした。標準装備のIMS Twin Turboと併用してデュアルモニタ構成にしようと思ったが、お払い箱になったパソコンやワークステーションで使っていたモニタを流用したのでは、現行のソニー製トリニトロンに匹敵する性能が出ないので、ひとまずあきらめた。改めてトリニトロンディスプレーの美しさに感心した次第。それと同時に、メガネのレンズに細かいキズがいっぱいついていることに改めて気がついた。メガネも新調したいが先立つものが...


2004年5月27日木曜日

PC-9801RA21のもう一台のフロッピーディスクドライブは修繕できなかった。N88-BASICで読み取りテスト用のプログラムを作って試したところ、直った一台は問題なく動作しているようだ。外付け3.5インチドライブもあるから、とりあえず目的は果たしたと判断して作業を打ち切り、分解したPC-9801を元の姿に組み立て直した。

ほんと。まるで平家物語だな。かつてデファクト・スタンダードだったPC-9801シリーズが、いまでは見向きもされない。90年代はじめまで(DOS/Vの登場まで)、この国でパソコンといえば、何を差し置いてもPC-9801シリーズだった。自社製以外のSCSIハードディスクを認識しないなんてナニサマな仕様のパソコン(いや、それは拡張ボードの話だったか)であったにもかかわらず、豊富なアプリケーションに支えられて圧倒的シェアで売れ続け、まさに「平家にあらずんば」だったのだから、諸行無常・盛者必衰とはこのことだ。驕れる人も久しからず。ただ春の夜の夢のごとし。

それで、NHKの「にほんごであそぼ」よろしく「祇園精舎の鐘の声」(平家物語の最初の部分ね) の暗唱を始めたところから、考えはコロっと哲学癖のほうへ移ってしまった。(これも諸行無常の一例、なんてことはどうでもよろし)

「驕れる人も久しからず」ではあるが、では驕らなかったら久しいかというと、それも無理だ。「あのヤローいい気になってやがるけどこの先きっと落ちぶれるぜ」とか「あの頃は散々やってくれたけど今じゃ見る影もねえなザマミロ」なんていう弱者のルサンチマンは忘れよう。冷静に考えれば、驕ろうが驕るまいが、傲慢だろうと謙虚だろうと、大きいものも小さいものも、すべてはいずれ変化して消えていってしまうとわかるはずだ。パソコンでいえば、PC-9801シリーズの陰に隠れてイマイチ売れなかったFM-77とかAX仕様とかね。

とすると、諸行無常・盛者必衰なんだから長生きしたかったら傲慢な態度は慎みましょうネ、なんて教訓は、一般的には引き出せない。「すべてはムナシイ。だから、身を慎みましょう。」と考える人もいれば、「すべてはムナシイ。だから、やれるうちにやりまくりましょう。」と考える人もいるだろう。どちらも半分は正しく、半分しか正しくない。

さてそうすると、じゃあ俺はどう考えるのか、という話になる。「すべてはムナシイ。だから、ムナシイものどうしで迷惑かけあうのはやめよう。」と考える。謙虚な人どうしのほうが気持ち良く助け合えるということだってありそうで、そういう意味でも、俺のようなスケールの小さな人間は謙虚でいたほうがいいのだろう。ただ、そんなふうにこじんまりと生きながら、同時に「すべてはムナシイ。だからこそ余計な心配事は捨てていこう。」つまり、自由闊達に生きたいとも思う。したがって、基本は謙虚サイドなのだが、その一方で「やりたいことをやらせてもらいますから」という傲慢な面もあるのだ。

あ、これは「こういうふうに常々こころがけたい」という話だから、「おまえのどこが謙虚なんだコラ」なんてツッコミはナシね。


2004年5月26日水曜日

先日から、松山ウィンドオーケストラのメールアドレス宛に、ある特定のIPアドレスのコンピュータからNetsky.Qのウイルスメールがものすごい勢いで届いている。毎回違う差出人を詐称しているけれども、SMTPヘッダに記載された送信ホストのIPアドレスが同じなのだ。Yahoo! BBのユーザみたいなんだけど、なんとかなりませんか? というより、頼むからウィルス対策してくれよ。

とかなんとか言っていたら、MacOS Xにも結構重大なセキュリティホールが見つかったとか (→ Yahoo!ニュースの該当ページへ)。いよいよ対岸の火事では済まなくなってきたな。

話は変わる。古いパソコンのリサイクルのネタをもう一つ。

職場のPC-9801RA21の5インチフロッピードライブが使えなくなっていたのだけど、Tagosakuさんのページの情報をもとに外れたヘッドカバーを取り除き磁気ヘッドを掃除することで、2つのドライブのうちひとつを復活させることができた。どうも、PC-9801に使われていたNEC製の5インチフロッピードライブには、ヘッドに電磁シールドを接着するための緩衝材として、導電性スポンジという材料が使われていて、これの経年劣化のために、現在ではどのマシンもほぼ間違いなくドライブが故障している(はずだ)という。同様の記述がたくさんのWebページにあるところを見ると、結構な有名ネタのようだ。

同僚のワニさん(今月10日の日記参照)によると、PC-9801が《国民機》の地位を謳歌していた時代から、故障といえばフロッピードライブの不調と相場が決まっていたらしい。故障がディスクドライブに集中するのは、他に可動部分がほとんどないからまあ当然なのだが、ひょっとしてその多くはこのスポンジの劣化が原因かもしれない。どう考えても、設計上のミスだよなあ。そしてきっと、そのことを隠していたんだろうなあ。まあ、今となっては時効かもしれないけどさ。

ともあれ、久しぶりにPC-9801を起動してみた。VXシリーズのデモンストレーションディスクが素晴らしい。RA21はテキストの表示が速すぎてnlithができない。そして、学生時代の自作プログラムがいろいろあって楽しかった。

ところで、5インチFDDのフォームファクター(っていうのか?)は、CD-ROMドライブなど他の5インチドライブと共通で、ちょっと設定を変えればPC/AT互換機に搭載して使えるらしい。このさい、その方式で古いデータをひととおり読み取ってディスクイメージをCD-Rに焼いてしまうってのはどうでしょうね。


2004年5月25日火曜日

5度目の結婚記念日。おいしいものを食べに行こうと思い、ハンバーグがいいという娘のリクエストも考慮して、ランプ亭に行った。ワインを飲んでステーキを食った。俺も妻も、こういう店が好きだな。なにしろ、建物が古めかしい。BGMがない。照明がちょっと暗め。・・・と書くと、ケナシているように思われるかもしれない。が、そう思うような人たちは、要するに俺たちとは愛し合えないのだった。


2004年5月23日日曜日

Aptivaに先立って、月曜日(だったっけ)に、HARD・OFFのジャンクコーナーで謎のマザーボードを入手してあった。CPU (Pentium, 166MHz) もメモリ (8MB EDO DIMM×2枚) もささった状態で525円だった。同じジャンクコーナーでATX電源(525円)を買い、朝生田の「あぷあぷ」でスイッチセット(840円)とフロッピーディスクドライブ(714円)を買い足して起動チェックしたら、それなりに動きそうだったが、対応するグラフィックアダプタがなかった。家にあったBuffaloのWGP-TS32Pは動作しなかったし、今日びそこらへんで売っているグラフィックアダプタはたいていAGP接続だ。ところが今日、生石のOAシステムプラザの2階の中古コーナーでIO-DATAのGA-DR2/ISAを見つけた。添付ソフトなし保証なしで300円だった。この値段ならダメでも惜しくねぇなと思いつつ買って帰って試してみたら、これが完璧に動作。HARD・OFFのジャンクコーナーから16MB EDO SIMMを二枚買ってきて (1,050円) RAMも48MBに増強できたし、ハードディスクだのCD-ROMドライブだのは家にたくさんある。旧式ながらフル装備のPCの一丁上がりだ。足りないのは、あとはネットワークインタフェースとケースだけ。Windowsを入れて使うにはちょっと力不足かもしれないが、例によってDebianとFreeDOSのマルチブートにして使ってみよう。

いっぽう、Aptivaのフロッピードライブの不具合については調査中。ドライブそのものもケーブルも、上記のマザーボードに接続したら問題なく動作したから、Aptivaのマザーボードがイカレているのでなければ、あとはドライブに電源が供給されてないんじゃないかということくらいしか思いつかない。電源まわりのチェックのためにテスターを買ってきたが、なんだかんだでまだ調べていない。

(...数時間経過...)

調べてみたところ、Aptivaの不具合は、わかってしまえば不具合でもなんでもなく、要するに「BIOSの設定ミス」という一番ありがちな原因だった。純正IBMのBIOSの設定画面には Advanced Setting → Security Options というメニューがあり、そこで起動パスワードを設定できる他に、「ディスクへアクセスしない」というあっと驚くようなオプションが指定でき、なぜかそれが有効になっていた、というわけだ。なるほどこのオプションを有効にしてパスワード保護をかけておけば、他の人に不用意にパソコンを使われずに済む。だが、前の持ち主がそんな設定をして使っていたとは思えないし、だいいちパスワード保護がかかっていなかったんだけど...


2004年5月22日土曜日

もらって来た古いAptivaは、フロッピーディスクドライブを読みに行かないという不具合がある。これを直さないと使い物にならない。一緒にもらってきたCRTディスプレイはNEC製のVGA互換モニタで、PowerBookに接続して試したところ、1024×768ピクセルまでは表示できるようだ。

吹奏楽の練習。ベルリオーズのレクイエム。しつこく何度もダメ出しをするうちに金管がいい音で鳴り始めたので、つられてこっちもブキブキ吹いていたら、最後にはヘトヘトになってしまった。学習しない俺。


2004年5月21日金曜日

シンポジウム終了後、何人かのゲストを伴って坊っちゃん列車で道後へ行き、道後温泉本館でひと風呂浴びる。それから三番町へ戻り、Bon Vony'sで晩飯を食う。Bon Vony'sのおしゃれな店構えは数学者には新鮮だったらしい。ワインはブルゴーニュ産のを選んだ。主菜は鴨または羊またはウズラだった。妻は苺のクレープを絶賛。一同満足。カウンターの向こうで二人力を合わせて一生懸命働く○メ○さん夫婦の姿が大変美しかった。


2004年5月20日木曜日

仕事関係の会合でひさしぶりに英語をつかい、ひさしぶりにアミティエで会食。それなりに楽しかったが、おかげで市民コンサートの例会(今回は松本真理子のマリンバ)は3回連続で欠席だ。市民コンサートの運営にはわりかし時間を割いて協力している気がするので、こう例会のたびに用事が重なるといいかげんイヤになってくるが、次回の工藤重典のリサイタルだけは何がなんでも行きますからね。


2004年5月19日水曜日

二日続けて更新しないと長いこと書いていない気がしてしまうな。水面下でいろいろ活動中。ふに。AcerのV38Xマザーボード誰かいりませんか?

もう一言だけ。ICの情報を集めたくて型番 (たとえばSB82437FXとかなんとか) をGoogle検索すると、技術情報のページではなくて「このIC、安ぅしときまっせ。どないですダンサン? はいはいご注文はコチラ」てなムードの業者のページばかりが上位にくる。いや〜ん


2004年5月17日月曜日

銀行のキャッシュカード、長年使っているうちに割れてしまったので作り直すことにした。そこで、この先一週間は預金がおろせない。このところ浪費気味だったから、この機会にお金の使い道をよく考えることにしたい。

ノートパソコンの発熱対策用品と称して、熱伝導率の高い流動体を袋詰めして薄いシートにしたような製品が売られているのをご存知かな。今日はこれをVersaProと一緒に持ち歩いていた。帰宅後取り出してみると、なんとシートが破れて中のネバネバした液体がノートパソコンの表面やらUSBポートやらについてしまっている。あわててふき取って、チェックのために起動したら一応普通に使えたけど、大丈夫なんだろうなオイ。粘性が高くてふき取りにくく乾きにくいから、電気伝導率も高いようならパソコンがオシャカになりかねない。怖いから今後このテの製品は使わないことにしよう。

IBM-PC互換機にJIS配列キーボードを接続しても、FreeDOSではASCII配列のキーボードとして動作するので、たとえばティルダ記号 (˜) のように入力できない文字がでてきてしまう。これはまずい。そこで、コンソールドライバをJIS配列用に再定義しないといけない。それに関連してちょっとずついろいろ実験をしているところだ。その一環として、BIOSへのINT 15h割り込みベクタをフックしてキーボードのスキャンコードを画面に表示するプログラムを2種類作ってみた。(→ リスト1 / リスト2) リスト1はDOSのコマンドとして動作するもの。リスト2はフロッピーディスクのブートセクタに書き込み、OSが動き出す前のネーティブな状態を調べるもの。これらの実行結果と、Debian GNU/Linux の showkey コマンドの実行結果を比較してみたら、当たり前のことかもしれないけど、違いは見つけられなかった。BIOSでもDOSでも、バックスペースの左隣の[ ¥| ]キーと右シフトの左隣の [ _ ]キー は使えなくなっているのだけど、当然のことにスキャンコードはちゃんと発生している。次は、受け取ったキー入力がどのように処理されていくのか、BIOSのルーチンを追いかけて理解する必要があるな。


2004年5月16日日曜日

Amazonのマーケットプレイスで売れた本を発送するために、雨の中を歩いて高島屋へ行く。まだ傘をうまくさせない娘をだっこして行かないといけない。行くと、8階のイベントホールで世界禁煙デー(5月31日)関連の啓蒙イベントをやっていた。娘にジュースを買ってやり、テーブルについてフォルクローレの生演奏をきく。いい音楽だったけど、ぜいたくを言わせてもらえば、せっかく素朴な音色の民族楽器と肉声だけの音楽なのだから、ぜひPAなしの生音で聴きたかったな。

ぜんぜん関係ないけど、「肝に銘じる」を「肝に命じる」と誤記しているサイトもたくさんあるらしい...


2004年5月15日土曜日

吹奏楽の練習後、何人かで京城園に行き、焼き肉を食う。来年の演奏会の曲をどうしようかとか、練習のスケジュールをどうしようかとか、そういう話をする。ジョーナンスの車で送ってもらいながら、彼が持ってきた候補曲を車内で聴く。俺たちの楽団がいままで避けてきた路線の音楽。技術的には難しそうだけど演奏できれば楽しそうだ。


2004年5月14日金曜日

USO800認定取得!!
tenasaku.comがお送りする
本日の写真ニュース
英数キーの隣に新設された国社キー
国産パソコンのキーボードに、
従来の《英数》キーに加えて新たに
《国社》キーがお目見えした。
国内パソコンメーカー各社はさらに《理》キーの導入も検討しているが、
「実生活上何の役に立つのかわからない」とする慎重論もある。

ここからは本当の話。某所でお払い箱になった古いAptivaをもらえることになった。これが Pentium 166MHzにメイン RAM 16MBという代物で、これにWindows98を入れて今までどうにか使っていたというから驚く。しかし、俺はIntel系のマシンを仕事に使うことはない。FreeDOSで遊ぶためにもらってくるのだから、CPUはPentium 166MHzどころかi486でもいいし、メモリ16MBもありゃお釣りが来るのだ。楽しみ楽しみ。

上の段落、あとで見たら「メモリ16MHz」とか書いていた。慌てて訂正。


2004年5月13日木曜日

今日は一日中ジメジメしてて、不快指数が高そうだった。だからというわけでもないけど、ここでもくだらないことをグヂグヂと書きます。

雑誌やインターネットでコンピュータ技術関係の記事をみていると、やたらめっぽう「進化」という言葉が使われている。どうも、進化というのは生物学者よりもコンピュータ屋さんに愛用される言葉になってしまったようだ。推測するに、「進歩」という言葉にはすっかり手垢がついてしまっている上に、「科学技術の進歩は必ずしも人類の幸福に貢献しない」なんて、考えてみれば当たり前のことが、あたかも科学技術の落ち度のように言われるようになって、逆に生物の自発的な進化のイメージが好ましく思われるようになったということなのだろう。

だけど、俺にはこれがやっぱり気にくわない。なにが気にくわないといって、コンピュータ技術の「進化」は、実は無数のエンジニアの日々の努力の結果として成し遂げられているのに、それを生物の進化という一見すると自発的な運動になぞらえるのがイヤなのだ。

もちろん、技術革新は自律的な市場の圧力に促されてなかば自発的に起こるという観点がありうることくらいは承知している。いっぽうの生物の進化はというと、実はDNAに起こる変異とそれを複製する無数の酵素の日々の努力 (というのかどうかわからないけど) の結果であり、そういう細部を捨象したマクロな視点しかもてない人間の目に、あたかも自発的な運動であるかのように見えているだけだともいえる。だから、両者に共通点はたしかにあるのだが、科学技術に関しては、同じ人間同士なのだから、企業で働くエンジニアや工場の労働者のことを俺たちが酵素になぞらえては、やっぱりいけないだろう。

要するに、技術の進歩の背後にある生きた人間の努力を忘れる (あるいは、あえて隠す) のは、よくないと思う。

こんなこというと、「それじゃまるで、食事はお百姓さんに感謝しながら頂きなさいとかいう、爺さんの小言みたいだ」と読者は (って誰なんだろうな) 思うだろうか。いや、まったくそのとおりなのだ。キャベツにはアオムシがつくのがそもそもの自然の営みなのだから、無農薬でありながら虫食いのないキャベツなんか、お百姓さんの創意工夫と日々の努力がなければ、実現しない。そのことを忘れて、「自然の食材」を云々してはいけない。使い勝手のよいソフトウェアや便利な電化製品もそれと同じこと。お金の力が社会を動かし、技術革新を促しているのは確かだけど、お金そのものにはよりよい世の中を作る力などない。

多様な観点からものが見れるのが人間のいいところなのだから、生物の進化にせよ技術の進歩にせよ、その他あらゆることについて、マクロな視点とミクロな視点の両方がもてるようになりたいものだ。俺にはどうも哲学癖があって、ついつい引いた視点から見てものを考えがちだけど、マクロな視点ばっかりになりすぎないように気をつけなくちゃ。


2004年5月12日水曜日

PowerPCマシンのエミュレータが出たらしい。PearPCというフリーソフトウェアで、まだ開発途上の0.1というバージョンだけど、Intelマシン上でMacをエミュレートしてMacOS Xも起動するというから立派なものだ。ただ、JITを使ってもクライアントCPUの速度がホストCPUの40分の1 (JITなしだと500分の1) というのは、まだまだ実用段階ではないのかもしれない。興味深く見守っていることにしよう。


2004年5月11日火曜日

今日はあんまり書くことないので、うだうだと無駄なことを書きます。

「細心の注意」を「最新の注意」と誤記しているテキストがWeb上にがたくさんある。Googleで検索したらおよそ500件ヒット。中にはシャレで意図的にやっている人もいるみたいだけど、フクロウの爪を切る方法の説明をしながら「最新の注意を払ってください」なんてシャレで言う人はいるまいから、誤記して気づいていない人も多いのだろう。

しかし、インターネット上にこれだけウィルスが跳梁跋扈するご時世に「ウィルス定義ファイルは小まめにアップデートしましょう」ってのはもはや常識で、となるとこれはまさしく「常に最新の注意を払う」だな。

いやいや、こういう具合にあとからこじつけて意味ありげに見せるってのは、俺は実は好きではないのだ。辻褄合わせの悪あがきは、単なる言い間違いよりよほど見苦しい。

そういうのを「漱石枕流」という。「石に枕し、流れに口をすすぐ」(山にこもって自然とともに生きる様子) と言うべきところを「流れに枕し、石に口をすすぐ」といい間違えた男が、「流れを枕にするのは耳を清めるため、石で口をすすぐのは歯を磨くためだ」と言ってごまかしたという故事で、近代日本のあの文豪の筆名もここからとったらしい。この悪あがき男は、晋の国の孫楚という名の男だったと、『世説新語』という書物に記録されているらしいけれども、こういうことで後世に名を残したくはないもんだなあ。


2004年5月10日月曜日

人々が仕事や学校に向かう午前8時ごろにパラパラと雨が降りだした、雨具を持たずに家を出た人も多かっただろうと思う。娘を抱っこして傘をさして託児所にいった。娘を預けてやれやれ身が軽くなったさあ出勤と思ったら、雨足が急に強くなり、たちまち前が見えないほどの土砂降りとなった。傘をさしていても靴やズボンはびしょ濡れだ。革のリュックサックを通して本にまで水が浸みそうになったころに、ようやく職場に到着。アンダーシャツと靴下は職場のロッカーに替えがある。しかしこうなるとジャージのひとつも置いとかないとダメだな。

こういう場合の常として、昼前には雨は嘘のように止んだ。

土砂降りでよかった点といえば、一ヶ月の休暇があけて久しぶりに出向いた職場が、とても快適な場所のように思えたことだ。まあこの場合は雨風をしのげればどこでも快適なわけだけど、これがもしも五月晴れの爽やかな日だったら、きっと「あの暗くて寂しい職場に行くのなんてヤダもんネ」となったに違いない。

同僚のワニさんと旧世代パソコンソフトの話をした。NEC PC-9801シリーズのエミュレータってあるんかいな、とワニさんが言うのでさっそくGoogleで調べてみたら、Neko Project IIというソフトウェアが見つかった。NEC のPC-9801VM/VXあるいはEPSONの互換機PC-286を標的にしたエミュレータだそうだ。本家で開発しているものはWindows版とWindowsCE版、それとMacintosh版 (ClassicおよびCarbon, MacOS X専用版は別サイト) だが、それをさらにRetroPC.NETというサイトでノナカさんという人がX Window System用に移植している。それを知ったワニさんは《わっ、こりゃいかん。エラいものを見つけてしまった、困ったなぁ〜》と口では言うが、その顔に浮かぶ表情はもちろん満面の笑みである。ということでワニさん、5インチFDDが手に入ったら俺にも使わせて下さい…。案外、HARD・OFFのジャンクコーナーにあるんじゃないかとも思うんだけど。


2004年5月9日日曜日

母の日だ。午前中に娘を散歩に連れ出し、セブンスター南江戸店で赤いカーネーションを買う。昨年同様(2003年5月11日の日記参照)、娘から妻に手渡させる作戦なのだが、3歳になって少し知恵のついた娘は、売り場にあった黄色いカーネーションを指さして、「こっちがいい」といって聞かない。あのぉー、黄色いのはちょっと用途が違うと思うんですけど・・・結局赤いのと黄色いのを両方買って、娘は無事赤いカーネーションをママにプレゼントできたのだった。

carnation20040509.jpg
黄色いのも一緒にアレンジ

昨日の日記にクロアゲハを見たと書いたのだけど、ちょっといいかげんなことを言っちゃったかもしれないので訂正。Googleのイメージ検索(クロアゲハ/カラスアゲハ)で調べてみた感じでは、後翅の白い大きな斑点は、べつだんクロアゲハとカラスアゲハを区別する決め手にはならないみたいだ。両者ともいくつもの品種 (っていうのか?) に分化しているらしく、飛んでいるところをちらっとみた程度じゃ判別もできない。

UNIX USERの最新号を求めて何軒か書店をハシゴしたが見つからず。まあ、2〜3日もすれば並ぶことだろう。その途中でたまたま見かけたのだけど、ソースネクストの廉価版PCソフトのひとつとして、PostPet V3のWindows版が "イチキュッパ" で出ていた。絵本その他の付加価値を削って安くしたらしい。ダウンロード版もあるんだとさ。


2004年5月8日土曜日

午前中ダイエーに行ったら、売り場の天井あたりにクロアゲハがひらひらと舞っていた。真っ黒のカラスアゲハじゃなくて、黒い羽に白い大きな斑点のあるやつ。ちょっとめずらしい。しかもなぜか店内。

吹奏楽の練習。最近は人の集まり具合がなかなかいい。ってまあ、あと2ヶ月で本番だからね。今回の曲もなかなか迫力があるから、お近くの方はぜひ聴きに来てください。


2004年5月7日金曜日

ピアノのレッスン。ツェルニー百番練習曲集の第70曲め。あと30曲もあるのに、一曲通るのに一ヶ月くらいかかっているわけで、長い道のりというかなんというか。娘が将来ピアノを習い出したらたちまち追い越されてしまうのは目に見えているね。レッスンのあと、M先生とそういう話をしたが、なにしろ3歳になったばかりだから、まだちょっと早いだろうということだった。それと、本人に「ピアノ習いたい?」と聞いてみたら「いやだ」と即答したぞ。まあ、リトミックは託児所で週一回やっているし、音の出るものに興味はあるようなので、いまの段階で何かを押し付けるよりは、ゆっくり興味を伸ばしてやるほうがいいだろうね。

FreeDOSもIBM PC-DOSも、BIOSサービスルーチンへの割り込みベクトルのほとんどすべてを自前のルーチンでフックしているようなので、それを確かめるために、ROMの起動ルーチンからディスク上のIPLに制御が移った時点での (OSによって置き換えられる前の) 割り込みベクトルテーブルを画面に表示する《起動ディスクもどき》を作ってみた。(→ NASM用のソース) 興味のある人は使ってみてください。

今回はこんなぐあいに、IBM-PC互換機のプログラムをMacOS X上で作ってみた。Jedit4でソースを編集しNASMでアセンブルし、UNIXコマンドの cp とか dd を使ってディスクイメージを作る。アセンブル以降の作業はMacOS XのXcode Toolsに付属のmakeユーティリティで半自動化できる。さらに、Virtual PCを使えば、ある程度のテストまでMacintosh上でできる。大変快適。


2004年5月6日木曜日

あいかわらずFreeDOSがらみの話。

1990年代の初めごろまでのNEC PC-9800シリーズ全盛期には、PC-9801のBIOSルーチンを解説したハック本が何種類も出ていて、ずいぶんお世話になったものだった。PC/AT互換機 (いわゆるDOS/V機) の世界でこれに相当する情報源がないものかと探していたら、いろいろな手がかりから、Ralf Brownさんというコンピュータ学者の集めたハック情報のアーカイブ、題してRalf Brown's Interrupt Listというオンライン文書が見つかった。これはなかなかすごい。

オリジナルはプレーンテキストだが、他の人が用意したHTML版もある。(Marc Perkel版/DJ Delorie版)

NASM (Netwide Assembler) はインテル 80x86 用のアセンブラで、ソースの他にDOS用とLinux用のコンパイル済みバイナリが配付されている。それはそれでFreeDOS上で快適に使っているのだけど、ソースをダウンロードしてきて MacOS X 上でコンパイルすれば、Macintosh 上で x86 マシンをターゲットとしたクロスアセンブラとして機能する。たとえば Virtual PC と併用してうまく使えば、案外便利かもしれない。

NASMのインストールに関するTips. デフォルト設定で ./configure した場合, make install の時にMakefileの prefix = の行を修正する必要があった. これは ./configure prefix=/usr/local のように インストール先を明示してやれば避けられる. マニュアルは自動では生成されないので, doc ディレクトリに移って make all && make install する必要がある. このさい, 自宅の環境 (MacOS X Panther 10.3.3, Xcode Tools, GNU Ghostscript 7.07)では ps2pdf が通らなかったので, かわりに pstopdf を使って切り抜けた.

いっぽう、MacOS X 付属の Developer Tools (Xcodeなど) はGCCベースだけれども、GCCのクロスコンパイラとしての機能は削除されている。ちょいと残念だ。

FreeDOSでJP106キーボードを使うには、どうやらキーボードのデバイスドライバから書き換えないといけない (ハードウェア割り込みのトラップあたりから書き直す必要がある) みたいだ。ちょっと大変だが、しゃあないな。


2004年5月5日水曜日/こどもの日

あると思っていたアンサンブルの練習がなかったので、2日から今日までは妻の実家に居候していた。そのとき取り掛かっていたパソコン作業をそのまま持っていったので、ノートパソコンを2台 (PowerBook と VersaPro) 持ち歩くことになったが、モデムケーブルのドライバをインストールしていなかったので、PowerBook を持っていく意味はあんまりなかった。

今日はとてもさわやかないい天気で、松山への帰りみちはずっと気分よく過ごせた。


2004年5月3日月曜日/憲法記念日

ちょっと実験くん。MacOS 9 システムフォルダにある Finder を複製して、コピーの名前を oldFinder とか何とか変更し、ファイルタイプ FNDR となっているのを (ResEdit とか MacOS X の Developer Tools とかで) APPLに変更すると、MacOS X のClassic環境で MacOS 9 の Finder が起動する。まあ、起動してどうなるというものでもないんだけど、ちょっと面白いので興味のある人は (自己責任で) 試してみてね。


2004年5月2日日曜日

PowerBook G4 12inch と VersaPro VA50H/TR は、どちらも小型軽量ノートパソコンなのだけど、両方を鞄に入れて持ち運ぶのはさすがに重い。VersaPro 単独では「使える」システムには程遠いので、後見人として使い慣れた PowerBook を持ち出した、のだけど... 出かけてしまってから気がついてみると、先日システムの再インストールをして以来、au携帯電話用のUSBモデムケーブル USB-cdma のドライバが PowerBook に入っていない。不覚。


2004年5月1日土曜日

休日なのに静かな家ってのは、気楽だがつまらんな。コンピュータ関係の小難しい本を読みながら、掃除を少し、洗濯を少し、ピアノの練習を少し、散歩を少し。吹奏楽の練習の時間が近づくころに、いい具合に眠くなってきたが、まさか寝てしまうわけにいかない。ふくらはぎにサロンパスを貼って出かける。

夢庵の かつ重 は、思いのほかボリュームがある。