て日


2003年 9月分


2003年9月30日火曜日

...と思ったら、Toast with Jamのインストーラがなぜか起動しない。どないなっとんじゃぁ〜、と怒ってみてもラチがあかなかったので、インストーラパッケージ内のアプリケーション本体をハードディスクにコピーし、Classic環境で起動して無理やりインストールを完了した。

ビル・アトキンソンの近況を昨日発売のMacPeople 10.15号で知った。実は5年前から写真家に転向していて、自分の写真をカラープリンタで美しく印刷するために、自分のエプソン製プリンタ用のカラープロファイルを開発したそうだ。そのカラープロファイルに使われた新しい色再現技術を(株)帆風と協力してDTPに応用しようというところらしい。写真家ビル・アトキンソンの公式ホームページはwww.billatkinson.com。数多くの美しい写真を観ることができる。しかも、ここでは、インターフェイス(写真のガンマ補正と一覧表示のサイズ)が、観る側の環境に合わせて調整可能になっている。このサイトでの「アーティスト紹介」によれば、アトキンソンはどうも子供の頃から自然の風景を撮る写真家になりたかったらしい。ということは、QuickDrawとMacPaintとHyperCardの開発者というのは、実は「世を忍ぶ仮の姿」だったのだろうか。う〜ん、それはちょっとカッコよすぎる。


2003年9月29日月曜日

思い立って、PowerBook G4のシステムをリストアして一切合財インストールしなおし。いろいろ快調になったように思う。本当に大事なデータは他のディスクに残してあるので、意外にスムースに再インストールができた。(続く...)


2003年9月28日日曜日

一日、天気がよかった。妻がコルネットの練習をしたいというので石手川公園へ。先日届いたSusan Kareのドット絵をあしらったTシャツを3人で着ていく。

水が少なくて乾燥した時期には干上がってしまう石手川だが、今日はけっこうな水量が流れていて、せせらぎの音も聞こえた。土手を川辺まで降りてみると、喧騒の巷は視界から消え、陽光の中を流れる水と風になびく草木ばかりになった。こういう日には、この世界というのもまだまだ捨てたもんじゃないと思える。

青白G3くんにMacOS X 10.2のインストールを試みるが、まともに使えるようになる前にカーネルパニックやらフリーズやら何度も発生した。その結果インストーラアプリが起動しなくなったので、いったんあきらめて、CPUのクロック設定を600MHzに落として、しばらくはMacOS 9で 使ってみる。


2003年9月27日土曜日

cpu-fan.jpg

青白G3くんのCPUが800MHzになったから、これでストレスなくディスクの最適化(デフラグ)ができると思って、Drive 10をCDで起動して使っていたら、最適化の途中でフリーズ。MacOS Xが、アプリケーションの強制終了でもカーネルパニックでもなく突然フリーズするなんてのは、ソフトウェア的な原因ではない。おそらく熱暴走が原因だ。標準の倍以上の速いCPUを標準のと同じヒートシンクをつけただけで使っていたからね。それで、ヒートシンクに小さなファンを取り付けた。

GoogleのMac情報検索で見つけたThe Mac DVD ResourceとThink DVDから、青白G3でDVDを再生するのに必要な情報が得られた。DVDやストリーミング動画がスムースに観れてこそ、CPUとビデオカードとネットワーク接続の改善に大枚をはたいた甲斐があったというものだ。ここでは何をどうやるのか詳しくは書かないので、これら2つのサイト(特に後者)を見て自己責任で試してくださいね。


2003年9月26日金曜日

昼過ぎに再度秋葉原に出向き、青白G3用のビデオカード(ATI RADEON 7000 Mac edition)と中波用アンテナ(ミズホ通信のUZ-77)を買った。これで当初予定していた買い物はすべて完了。(RADEONは秋葉館、UZ-77はロケットアマチュア無線本館で購入)

帰りの飛行機では、S代議士の隣の席だった。以前ある本で読んだところによると、国会議員は東京で平日の仕事をしたあと、週末には地元に帰って仕事するらしい。つまり、休みというものがない。席に着くとさっそく資料を広げて読み始めたS代議士だけど、離陸するころにはウトウトしだし、飛行中の大部分の時間は眠っていた。それはまあ身体が眠りを要求しているのだから仕方がない。それよりも、意識のある間ずっと何かを読んでいるという姿勢に感心した。どんな仕事でも本当はそうなんだろうけど、代議士ってのも勉強が大変なんだろうと思った。

青白G3のCPUをG3/800MHzにアップグレードしたら、それだけで、以前1300くらいだったPostPetMarkのスコアが2600ちょっとになった。GUIの動作もよくなった。しかし、続いてビデオカードをRADEON7000に変えても、PostPetMarkのスコアにほとんど変化はなかった。お〜い、安い買い物じゃなかったんだから、実力を見せてくれよ>RADEON7000


2003年9月25日木曜日

会合が早めに終わったので何人かの人たちと喫茶店で情報交換。いろいろ有益だった。

夕食は、京成千葉駅の近くにある、アヒルが目印のスパゲティ屋さん。看板の絵が「やるきのないあひる」(8月26日の日記参照)を思わせる。女性に人気の店らしい。たしかに美味しいスパゲティだったが、周りが女性ばかりで、オッサン一人で座っているとちょっと落ち着かないのでさっさと退散。


2003年9月24日水曜日

大学の学食で昼飯を食ったら、ご飯が炊けてなくて待たされた上に、出てきたものがまた感動的にマズかった。がお〜。

夕食には、大学時代の同級生Nくんと千葉駅近くの「浜包丁」で酒を飲みながら魚料理を食った。おいしかった。


2003年9月23日火曜日/秋分の日

秋葉原で買い物をして、夜から千葉へ。明日から2日間千葉市内で仕事の会合があるのだ。

秋葉原では青白G3のCPUアクセラレータ(PowerForce G3 ZIF 800/800/512K)と増設メモリ(256MB)を買ったけど、考えてみればビデオカード(G3Mac用のカードといえば、ATI Radeon 7000/PCI に決まっていたりするのだけど)を買うほうが先決だったかもしれない。パワーブック用に本革のケースとスペアのゴム足を買った。ケースは革のリュックによく似合っている。パソコン屋さんと比べて無線屋さんについてはぜんぜん予備知識がないので、狙っていた中波用のブースター付き外部アンテナを見つけることはできなかった。

秋葉原で総武線に乗り込む頃には、なんだかえらく肌寒くなってきた。千葉のタクシーの運転手さんによると昨日から急に冷え込んだらしい。風邪を引かないように気をつけないと。


2003年9月21日日曜日

夜には、パソコン(青白G3くん)のまわりのモノの配置を改善するために、プリンタの上空にファックスをおけるように棚を組み立てた。晩飯を喰ってからディックへ材料を買いに行った。よくあるスチール製のフレームを組み立てるやつなんだけど、こまごまとした部品を買いそろえたら結構な金額になった。だけど、既製品を買うよりも楽しいし、作ったものがうまく機能したら満足度も高いぞ。

さて、買いそろえた部品の重い包みを下げてディックの駐車場に出たら、隣の車の若い男女が、大人の背の高さほどもある観葉植物の鉢植えを抱えて店から出てきた。車は大きいけど普通のハードトップで、トランクにはすでに自転車が一台積まれている。どう見ても積めるはずがない大きな鉢植えを、どうするのかと思って見ていると、女性が後部座席に乗り込んで鉢をななめに抱え、反対側の窓から枝葉を突き出して風になびかせながら走り去った。若者らしい力技の解決方法だが、なかなかかっこよかったぞ。俺たちだったら迷わず別料金で配達してもらうという何の面白みもない解決法をとってしまうところだが、こういう前向きな姿勢と発想の自由さは見習うべきだと思った。

ショートフィルムの題材になりそうなことって、その気さえあればいくらでも見つかるんだと思った。


2003年9月20日土曜日

電器店に行って、妻のVAIOを修理に出したついでにDVカメラを見る。いまはちょっとお金がないけど、ひとつぜひ欲しいな。んで、親バカムービーを撮ったり、くだらない内容のショートフィルムを作ったりしてみたい。

吹奏楽の練習。今週も妻がちょっとだけコルネットの音出しをした。先週よりちょっとマシになっていた。俺の方はというと、ここ数日食事やら睡眠やらいろいろ不規則だったので体調が悪く、いつもにましてヘボヘボな演奏になった。おまけに練習場が冷房のせいでえらく寒かった。練習後、皆で束本の「りょう花」へラーメンを食いに行った。チャーシューが大変おいしかった。


2003年9月19日金曜日

今日はピアノのレッスンがなかった。では何をしていたかというと、娘を連れてフジグランに行っていた。妻が職場の飲み会に出かけていたので、俺が娘のお迎えに行っていたのだけど、すぐ家に帰ってもいろいろ面倒なので、ちょっと時間稼ぎに出歩いていたわけ。

んで、フジグラン4階の本屋で「本日発売」の札のついたMACPOWER10月号を買った。普段読んでいるMacPeopleと比較して、月刊誌ならではの念の入った作りに感心した。月2回発行のMacPeopleは、速報性を大事にして、MacWorld EXPOの基調講演の一週間後には早くもその内容を紹介したりする。それに比較して、MACPOWERは、テーマを深く掘り下げたりレイアウトに磨きをかけたりということももちろんだが、豪華な執筆陣の連載記事を多数用意して、じっくり読ませる作りになっているのだ。そして、10月号に限って言えば、表紙がシブすぎる。ちょっとパソコン情報誌とは思えないくらい。MacWorld JapanもMACLIFEも消えて、月刊のMacintosh情報誌はMACPOWERだけになってしまった(あ、あとMacFanビギナーズとかもあるな)。MacPeopleもいいけど(とくに「雑記んとっしゅ」)、速報性ではどのみちネット配信などのメディアにはかなわないわけだから、印刷メディア本来の持ち味を活かせる月刊誌MACPOWERにも頑張ってほしい。


2003年9月18日木曜日

いよいよBフレッツになった。なかなか快適♪

ブロードバンドルータはcoregaのWLBAR-54GTを選んだ。無線LANアクセスポイントを兼ねていて、いろいろなデバイスを数珠つなぎにしなくてもいいので、デスク周りがすっきり。しかもそれがIEEE802.11g準拠だから、AirMac Extremeで54Mbpsの高速通信が使える。ただし「デスク周りがすっきり」の本当の理由は、工事の人が来るので大慌てで掃除したことかもしれない。

常に最高速度で流れるわけではないけれども、AirMac Extremeを経由して620MBのCDイメージをFTPでダウンロードするのに10分もかからない。概算では昨日までのISDN回線の160倍くらいのスピードだ。なかなかたいしたものだ。

妻と娘はさっそく、AIBO TVとかポストペット放送局とかのストリーミングを楽しんでいた。iTunesのインターネットラジオでBGMかけっぱなしというのもいい感じだ。しかし、せっかくのブロードバンドがテレビの代わりじゃつまらん。もっと双方向性とか多様なプロトコルを許容する柔軟性を活かして使わないともったいない。何ができるかちょっと考えてみよう。


2003年9月17日水曜日

PowerBook G4のゴム足、とうとう全部とれてしまった。あ〜あ。

紀伊国屋書店で少し立ち読みをしてから、娘を迎えに行こうと野村証券の角を曲がったら、裏のビルの1階に、3月に閉店した喫茶「麦」が移転オープンしていた。あんまり時間もなかったが素通りはできない。移転後の店はずいぶん広くなっていた。そしてやっぱり店のお姉さんは俺の顔を覚えていてくれた。今日でちょうど移転オープンして2ヶ月だそうな。この道は時々通るのに、なんで気がつかなかったんだろう。


2003年9月16日火曜日

使っている携帯が京セラ製のA1012K IIだもので、Qualcomm PureVoice形式の音声ファイルを再生できる。QuickTimeにはこの形式のコーデックが含まれているが、あくまでAIFF-C形式の圧縮方式の一つとして使われていて、そのままでは .QCPファイルを生成したり再生したりはできないようだ。したがって、MacOS Xに標準でついてくるソフトウェアだけでは、AIFFやWAVをはじめとする各種の音声ファイルをこの形式のファイルに変換することはできないのだけど、QUALCOMMのWebサイトにいけばPureVoice用の再生/変換ソフトウェアが配付されている。Macintosh版は残念ながらMacOS 7.5〜9.x用だけで、MacOS X版はない。それでも、AIFFファイルをあらかじめ用意しておけば、Classic環境でこのソフトを使って PureVoice形式に変換することができる。それで、たとえばこういうものが作れる(PureVoice形式, .QCPファイル, 約8KB)。

ただし、ソフトを用意してないと上記リンクをクリックしてもたぶん何も聴けない。ネタ的につまんないから別に聴かなくてもいいけど、一応 Sun Audio形式のやつ (.auファイル, 約35KB)を置いておきます。でも本当につまんないよ。


2003年9月15日月曜日/敬老の日

動物園のゴミ箱(JPEG, 28KB)
動物園の思い出

昨日に引き続き家族でお出かけ。とべ動物園へ行った。わけもわからず連れてこられた昨年と違って、娘は動物を間近に見てけっこうびっくりしているようだった。ウサギを抱っこさせてもらったときも、なんか娘のほうがビクビクして怖がっていたみたいだけど、初めて生き物に触れるときはまあそんなものだろう。動物たちもいまひとつ元気がなかった中で、インドゾウはいつになく愛想がよかった。シロクマのピースはすっかり大きく立派になっていた。あと、初めてキョンの実物を見た。シカをうんと小さくしたような姿で、クリクリの目が可愛いかった。


2003年9月14日日曜日

BOOK・OFFに古本を一山売ってから、中山町へドライブに出かけた。クラフトの里で木のおもちゃを買おうというのが主な目的だったのだが、行ってみると、タイミングよくクラフトの里謝恩祭とかいうのをやっていて、けっこうな賑わい。おかげで青天井で生ビールも飲めて、なかなか楽しかった。白木のおままごとセットのほか、特産品の栗とそば茶とうどんを買った。持っていったデジカメでそこらの草花やら石やらを撮影したJPEGファイルをパソコンのデスクトップに貼り付けると、なかなかいい感じの壁紙になった。デジカメを持っている人はぜひ試してみて。

ちなみに、現在の壁紙はこんな感じ(VGAサイズに縮小: 約93KB)。実は駐車場の奥のなんでもない小道なのだけど、アングル次第で余計なものを写さずに済むのがカメラの強みというわけだな。

カラスウリ?
くずの花?
よくわからない花

撮影した草花を家に帰ってから図鑑で調べてみた。まだ青いカラスウリの実と、赤紫色の小さなクズの花はどうにかそれとわかった(いや、間違っているかもしれないんだけど)。畑のまわりに咲いた真っ赤な花の正体はわからなかった。キク科の花らしい。ひょっとしたら畑の持ち主が植えたものかもしれない。


2003年9月13日土曜日

敬老会のイベントにスタッフとして駆り出され、妻は午前中はお仕事。俺は郵便局とメガネ屋に行く用事があったので、娘を自転車に乗せて街へ出かけた。ついでにと思ってベスト電器に寄った。結果、小さな子供と二人きりでは店内をゆっくり見て回ることなどできないことを実感。

夕方、例によって吹奏楽の練習。妻が久しぶりにちょっとだけコルネットを吹いた。


2003年9月12日金曜日

自宅回線のBフレッツ化を来週に控えて、パソコン屋さん(OAシステムプラザ)にブロードバンドルータを下見に行った。ブロードバンドルータもピンキリで、投げ売り状態の¥2,980のやつから、802.11g無線アクセスポイント兼用の3万円近くするやつまである。しかし、なにしろ、業者に「配管にケーブル通らなかったら諦めてくださいよ〜」ってオドサレてるから、工事が完了するまでは機材を買い替えるわけにいかない。工事のあとのテストにはPowerBookを使うことにして、それでOKとなってからルータを買いに行くことにしよう。

パソコン屋さんにPowerMac G5が展示されていた。静かでクールな感じがした。いまはお金もないし、パソコンの初物は不安定なことが多いし、買うつもりはないけれども、まあそのうちに手に入れたいとは思うのだった。


2003年9月11日木曜日

例によって医者へバカにつける薬をもらいにいったら、ドクターのデスクでのほほん族ひだまりの民が揺れていた。色はグレーだった。これがいっぱい並んで一斉に揺れていたら怖いねという話になった。「百個くらい並べたらすごいねって言ってたのよ」とドクターが言う。まあ、100個なら10個ずつ10列だからたいしたことはないけど、そうだなあ、1000個くらいを縦横に並べて床を埋め尽くしたらそれなりに迫力がありそうだ。ただ、太陽電池が動力源だということもあり、各々が独立して動くから、どうしても揺れ方の足並みは揃わなくなる。どっかにコントロールセンターがなければ、1000個が一斉に同期して揺れるということはない。あっちのやつが右に揺れている時にこっちのやつが左に揺れたりね。だけど、一斉に同じ方向に揺れるのと、てんでばらばらに揺れるのと、どっちがこわいだろうなあ。それより、個数は100個でいいから、デスクの上とか電話の前とか本棚の各段に一個づつとか、部屋の中のいたる所にあっててんでに揺れているっていうほうが、ある意味怖いかな。あーそれにしても他に考えることないのかね俺は。


2003年9月9日火曜日

iTunesでテリー・ライリーの「イン C」をかけている。スティーブ・ライヒの「6台のピアノ」とのカップリングということもあって、これはレコード屋さんではクラシックのコーナーの現代音楽の棚に収まっていたディスクなのだが、クラシック音楽というよりは、聴いた印象としては、ペンギン・カフェ・オーケストラに相通ずるものが多分にある。そして、ペンギン・カフェ・オーケストラはロックのコーナーで売られている。ジャンル分けというのは不思議なものだ。

いまのところ、恒常的にLinuxで運用しているマシンは手元になくなっている。だがあの感触 (って言っても誰にも通じないかもしれないけど) がときどき恋しくなるので、PowerBook G4にVirtualPC 6.1をインストールして、KNOPPIX3.1を起動したりしている。以前にPerforma6420でやりかけて頓挫した「Linux育てゲー」は、VirtualPCを使って再開できるかもしれないなあ。


2003年9月7日日曜日

出張から帰って次の日に演奏に行って、せめてその次の日曜日にはゆっくりしたいと思っても、そうは問屋が卸さない。愛娘にとって日曜日はパパ&ママと過ごす貴重な時間なのだ。「つかれた」「しんどい」は娘にはできれば覚えて欲しくない言葉だ。やせ我慢をしてまで笑っていようとは思わないけど、ネガティブな表現はできるだけ避けたい。娘の前で疲れた顔は見せたくない。まあ、力不足でなかなかそうもいかない、どうしても不機嫌にもなるんだけどね。


2003年9月6日土曜日

楽団のユーフォ吹きTくんとアルトサックス吹きSさんが大恋愛の末めでたく結婚した。今日はその披露宴で演奏した。サックス4本にユーホ1本。曲はカーペンターズの「We've only just begun」だ。朝、石手川公園で少しリハーサル。暑い。妻が用意してくれた冷たい麦茶のポットが大変ありがたかった。本番では大詰めの大変重要な和音の音程を当てられなかったのが悔やまれるけど、まあどうにか許してもらえそうな演奏になった。普段はたいていジーパン姿の新婦が、今日はとってもかわいい花嫁さんに変身していた。いや〜すばらしい。


2003年9月5日金曜日

松山へ帰る前に、あいた時間でマルク・シャガール展を観覧。大変美しい絵が見れて満足。

だけど、これを「夢のように美しい絵」なんて言ってはいけない。というのも、俺の見る夢はこんなに美しくないからだ。彼の絵についてよく言われる「幻想的」という言葉も、視覚的な幻想など持たない俺が言っては嘘になる。皆がそんなことするから、画家でもヴィジョナリーでもなく、夢や幻想に貧困な俺たち凡人が、なるほどこういうのを幻想的というのね、と、シャガールやダリやマグリットの絵をみて学習してしまうという話になる。それでは本末転倒だ。

陳列室に掲げられたパネルにシャガール自身の言葉が引用されている。そこで彼は、幻想的で非現実的なおとぎ話的世界を絵の中に見いだすのも自由だし、ユング的に内面的なもう一つの現実を見いだすのも自由だけど、自分はコメントしてやらんもんね、と語っている。シャガールは絵を描くためにはまず現実の事物を見たがり、聖書の挿画の仕事を請け負ったときには、実際に何日もかけて中近東を旅行したという。そして、自分の絵が「幻想的」とか「非現実的」とか言われることを大変嫌ったという。つまり、たとえ太陽の中に本を読む小坊主がいたり、恋人たちのベッドや荷馬車が宙に浮いていたりしても、シャガールはつねに、目で見たり手で触れたりできる現実を描いている。

シャガールの絵を見ると、いたるところ登場する牛と鶏を何かの「内的現実」の象徴だとユング流に考えたくなる。たとえば、鳥と牛はタロットの第21番の図像『世界』にも描かれた4つの聖獣のうちの二つ(あとの二つは獅子と乙女だ)であって、ユングのいう自我の四機能との対応が指摘できるし、それをシャガールの創作のもう一つのモティーフとなったヘブライズムとの関連で論じれば、論文の一本くらいはでっち上げられそうだ。あるいは、空を飛ぶ恋人たち、宙に浮いた男たちを、フロイト的に解釈することだってできるだろう。だが、それでシャガールの絵がわかったと言えるのだろうか。あるいは、「わかる」ことはそんなに大切なのだろうか。なにより大事なことは自分の目で(「自分の感性で」でも「自分の心で」でもなく、文字通り自分の両の眼で)見ることじゃないだろうか。

そんなことを考えながら絵を眺めている俺の傍らを、オバサマ二人が「花瓶と人物のすごいアンバランス! 花に対するの人間のちっぽけさ! 彼はそれを訴えたかったのよ!」なんて語り合いながら通り過ぎていった。あ〜あ。


2003年9月4日木曜日

静岡の女の子たちはどういうわけかみんなスレンダーで、デブ子ちゃんをトンと見かけない。鹿児島から来ているA山さんなんかは「静岡は著名な美人の産地ですから」と断言するのだが、しかし彼は仙台に行ったときも同じようなことを言っていたように思う。まあ、家を遠く離れてはるばるやって来た土地で、街を行きかう女性が魅力的に見えるなんてのは、そりゃもう男性心理の必然というものですけど。あ、俺もA山さんも決して、女性に対して不埒な行いをする奴らじゃないですから念のため。


2003年9月3日水曜日

静岡には、30年以上前の、まだ小さなガキだった頃に、親戚を訪ねて親に連れられてきたことがあるきりで、だから意識して来るのはほとんど初めてだと言っていい。京都からは新幹線で直行できるので何の問題もない。今日のところは仕事の会合のある某所と駅前をウロチョロしただけなので、街の印象と言っても何もないのだけど、コンビニがミニストップでデパートが松坂屋なので、経済圏としては名古屋の勢力範囲ということなのだろう。やはり東海地方なのだと実感する。ただ、けっこう都会でありながら、名古屋ほどには肩に力が入っていないので、住みやすいところではありそうだ。今回の宿は静岡駅前のアソシアで、そこそこ高級な部類だと思うのだけど、部屋に備え付けの寝巻きが実験室の白衣みたいでおもしろい。

一昨日ダウンロードしてインストールしたDreamweaver MXの体験版だけど、さっき起動したら「試用期限が切れました」と言われたぞ。30日間試用可能だったはずが、なぜか2日しか使えない。どないなっとんぢゃ(怒)。


2003年9月2日火曜日

バスで京都へ。松山〜京都間は毎日2往復のバスの便がある。徳島・淡路島から山陽道経由で、所要時間は5時間半くらい。最初は、出発前に図書館に行って借り出してきた『Macintosh的デザイン考現学』を読んだ。目が疲れてきたら本を閉じてiPodで音楽(マーク・ゴールデンバーグ、ビル・エヴァンス、清水靖晃)を聴いた。長時間の移動だったが、時々ウトウトしたりもして、思ったより快適だった。


2003年9月1日月曜日

不用意に鼻毛を切るものではない。あんまり短く切ると、二・三日経ってから、鼻がムズムズするし、クシャミもやたらと出る。

今週は出張に出かける。明日の昼のうちに松山を出て、京都に一泊し、明後日から静岡に二泊して金曜日の夜に帰ってくる。松山〜静岡間の移動というのは、どうしたって不便だ。帰りは鉄道で6時間半。こりゃけっこう体力勝負だな。