前問の解答での議論で鍵になったのは(a)の \(\mathcal{P}(x)\) の絶対性だった. ところが \(\mathbf{WF}\) に対しても \(\mathcal{P}(x)\) は確かに絶対的である. というのも, 整礎集合の要素も部分集合もすべてまた整礎集合だからだ. また, 二つの整礎集合の間の関数もまた整礎集合だから, 前問の解答での議論を \(R(\kappa)\) のかわりに \(\mathbf{WF}\) について展開すれば, (a)から(f)までを検証するのは容易だ. 残る(g)は, (f)と, 強到達不能基数を探す範囲はどのみち \(\mathbf{WF}\) 内に限られていることからわかる.